勉強サポートのための親の振る舞いほど難しいものはないです。
小学校までは親が完全サポートして勉強している人も多いでしょうが、高校生になると基本は自分だけでスケジューリングしながら勉強すると聞いています。
我が家の娘は中学生ですが、ここは非常に難しい接し方をしなければなりません。
小学生の時のように手厚くケアする必要はないと思いますし、かといって、何もサポートしないで放置すれば、心が揺さぶられるものは多くありますから、勉強は一向にすすまないでしょうね。
今回、学年末テストに向けての家庭学習を開始しましたので、親の関わり方について、感じていることを書きたいと思います。
■学年末テストも近づいてきたが
とりあえず、学年末テストは範囲が広いです。
さらに、副教科もテスト科目になるので、勉強量が増えます。
これまでにない量なので、最初にスタートダッシュしないと、息切れするのは時間の問題かと思いますね。
親はどのようにしておけばよいのか?
基本、80%くらいは、私は放置しておきました。
娘本人もある程度はカレンダーが頭に入っていますし、現状テスト何週間前であるのか、土日などの学校の休みは何日あるのか、そのようなことは中学生になるとが把握できてきます。
しかしながら、それでも、どのぐらいのスピード感でやっていった方が良いのかは分からないことがありますし、途中で息切れしてしまって、勉強時間が少なくなってきている。
そんなことが起きてきます。
そのような時に、親の出番だと思うのです。
■基本は本人任せの家庭学習
今回のテスト勉強はかなり自分の都合でやらせていたのですが、少しこのペースだと間に合わないだろうなと思えた時には、声をかけるようにしました。
具体的に、何を、どのような勉強をするのか、などを言うのではなく、「このペースだとちょっと間に合わないように思えるよ」と伝えるようにしました。
本人は自分自身のスピードとしては一生懸命やっているでしょうし、手を抜いている感覚は無いと思うのですが、いわゆるゾーンに入っているかどうかというと、入っていない可能性もあります。
また、長期間の勉強の場合、常にフルで勉強し続けることは難しいでしょうから、たまには息抜きすることも必要ですし、試験直前にゾーンに入れるような心意気で勉強すればよいわけです。
そのためのサポートが親には必要なのでは?と思えるようになっています。
■親の勉強法が子どもに当てはまらない可能性も
娘自身も中学生になり、塾から勉強法なども学ぶようになってきて、自分の勉強の仕方というのが確立されつつあるように思えます。
人それぞれ、暗記が得意とか、計算が得意とか、漢字が苦手とか、英単語が覚えられないとか、理社が覚えにくいとか、副教科は得意とか、様々な得手不得手があると思えるのです。
親と子でも得意教科と不得意教科が違いますし、勉強法も違って当然だと思えます。
私の場合、理社は好きでしたが、英数が苦手でした。
娘の場合は、英社は得意ですが、理科は不得意そうです。
そのように、親子であっても違うので、親の勉強法が子どもにも同じように通用するのかというと、違う可能性が高いということですね。
したがって、自分自身で勉強は確立させなければならないということだと思っています。
■良いタイミングでのアドバイス
それにしても、学年末テストは範囲が広いです。
不幸中の幸いか、学級閉鎖が何度かあったので、1日家で自習時間が取れたのが大きかったのですが、それが無ければ、かなりしんどかったかもしれません。
これまで、ワーク類などを3周していくという勉強法をしていますが、まだ1周しか終わっていない状況でテスト1週間前を切ってしまいました。
副教科もあるので、そちらも暗記を進めないといけませんから、5教科だけに注力できる状況ではないです。
テストまでの残り日数を考えながら、一つ一つ潰していくのが重要かと思っています。
親の役目としては、その辺りの状況を見ながら、適宜、喝を入れるという感じでしょうか。
これまで2回ほど、「このペースだと間に合わないよ」とアドバイスしましたが、その時はちょっと力を入れて勉強していたと思います。
といっても、あと1週間あります。
上手く時間を使えば、かなりの勉強時間は確保できますし、気合いが入っていけば、今までよりもさらに集中して勉強することだってできます。
でも、結局、勉強するのは本人ですから、本人のモチベーションが上がっていなければ、何を言っても無駄です。
したがって、親の関わり方は、単に「勉強しなさい」というのではなく、具体的ではなかったとしても、ペース的にどうなのか、スケジュール的にどうなのか、その辺りのアドバイスが必要なのかと感じています。