私は学生時代、英語が大の苦手で、それはそれは非常に困ったことが多かったです。
なので、子どもには英語で困らないように乳幼児期から家での英語を取り入れています。
小学6年になり、小学校でも英語の授業が取り入れられました。
大学受験まであと6年程なので、ここからしっかりと英語を勉強していかなくてはいけません。
英語学習で大切なことは、初めに英単語をきちんと覚えることです。
英語が苦手だった私自身が言うなと言われそうですが、苦手だからこそ、何が一番大切なのかを分かっているつもりです。
英語にコンプレックスをもっていると、単語をみるだけでクラクラします。
英語が得意な人には分からない感覚だとおもいますが、英語が苦手な人はそんなものです。
子どもにはコンプレックスを持たせていないので、英単語を見ても拒否反応はありません。
親としてはそれで良いのです。
6年になり、少しずつ英単語を覚えるようになってきました。
教育指導要領的には、本当なら何百個も覚える必要があると思いますが、小学校はそこまで進めていません。
それが現実です。先生と児童の問題なのです。
娘も、1週間で10個程度の楽なものですが、塾の学期末のテストでは、その学期に習った英単語を一気にテストされるようになっています。
それでも120個程度ですが、小学生にとってはこの120個であっても大変なものです。
けれども、ここで満点を取れるように覚えるのか、80点程度で済ませるのか、全く復習をしないで半分程度にしておくのでは、今後の姿勢が異なります。
大切なことは、単語を覚えるやり方をきちんと自分の中で確立し、中学生になった時に単語を覚えるのにつまずかないことだと思うのです。
■今では単語カードを作るなんて古い手法
単語の覚え方は様々あります。
昔であれば、単語カードなるものを作っていた覚えがあります。
私も親や先生から単語カードを進められましたが、これで覚えられた記憶がありません。
理由は簡単で、作ることで満足してしまうからです。
「奇麗な単語カードを作りたい」という妙な意識が働き、単語カードを作ったことで、覚えた気になっているからです。
大学受験向けの武田塾では、1日100個の英単語を覚えるようです。
一週間だと、復習日も想定するので、およそ400個の単語を覚えるということですが、武田塾のおすすめは、単語カードではなく、単語帳の英語欄と日本語欄を上手く作ることだと言います。
それを娘に教えてあげましたが、全く見向きもしないで、他の方法をやっています。(笑)
娘は自分流のやり方が一番良いと思っているようで、そのやり方は変えたくないようです。
確かに、そのやり方は良いかもと思えます。
今日はその方法をお教えします。
最近の小学生であれば、スマホも簡単に使いこなすので、やれる方法なのでしょう。
■現代人の娘が考えた英単語の覚え方
小学6年の娘の英単語の覚え方を列挙していきます。
1.英単語を10個選ぶ。
2.テキストを見ながら、テキスト内の英単語を見て、日本語訳をノートに書いていく。
3.次に、ノートに書かれた日本語訳を見ながら、逆に英単語をノートに書いていく。
4.間違った単語は、何度も英語と日本語を書いて覚える。(10個全部を練習もあるそうです)
5.スマホのボイスレコーダーのアプリを使って、英単語の発音を録音する。
6.録音した英単語を1個ずつ再生しながら、英語と日本語をノートに書いていく。
7.間違った単語は、もう一度練習する。
8.ボイスレコーダーを使って繰り返して、英語と日本語訳の全部が書けるまで覚える。
9.何十個か程度を覚えたら、一気に英単語と日本語訳のテストをする。
娘が考えた、この覚え方のポイントは、5、6にあるようです。
1~4までのやり方であれば、学生みんながやっていることかもしれませんが、5以降はスマホを使って単語を覚えています。
■スマホのアプリを使って4技能向上
このやり方が良いと思えるのは、ノートなどに書かれた英単語と日本語の組み合わせであれば、リーディングとライティングの勉強にしかならない点です。
ボイスレコーダーを使うことで、スピーキングとリスニングの練習にもなります。
たかが英単語と思うかもしれませんが、されど英単語であり、単語一つ一つが話せないのに、英文を話せるがありません。
英文法を読むのに、英単語を覚えることを第一優先で取り組むのと同じです。
私は娘がこのやり方で英単語を覚えているのをみて、これは良い方法だなと感じ、この方法を止めませんでした。
英単語は覚えてしまえばどんな方法でも良いと思いますが、どうせなら、効率の良い覚え方であったり、次につながる覚え方であったりした方が良いと思います。
きちんとした発音でリスニングをするのであれば、CD付の英単語テキストを購入するのも手だと思います。
ただ、自分で英単語を読んでみるということも必要で、書けるけど、意外と発音できない単語もあると思います。
大学受験に向けて、いつかは何千単語も覚えなくてはいけませんから、今のうちから自分に合った勉強法を探しておくのも重要だと考えます。