なんでも道しるべ

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【塾長とWeb面談】ポラリスアカデミアの吉村さんに親の悩みを相談してみた

ポラリスアカデミアの吉村塾長とWeb面談をしました。

いまは吉村さんと話ができるのは、各校舎での受験相談イベントになると思いますが、私自身が令和の虎のファンクラブに入っていたこともあり、吉村さんのご厚意でzoomをつないでくれました。

声をかけたのが、ちょうどポラリスアカデミアに入塾しようかと迷っていた時だったので、そこからは2週間近く経っており、私自身も少し悩みは解消されていた部分がありましたが、やはり受験に対しては焦る気持ちがあるので、その点は確認しておきたいと思っていました。

■基本は放置

およそ45分間くらいのzoom面談でしたが、半分以上は娘の受験とは関係ない話をしていましたね。

吉村さんの経歴や大学時代の話、私自身の大学時代の話、令虎の話などを結構していました。

その中でも、ポラリスアカデミアという塾をやろうと思ったきっかけや、吉村さん自身の大学受験の話なども聞けたので、勉強管理塾や受験コンサルという名でやっている塾なので、やはり塾長が目指すものというのは大切だと思うんですよね。

これまでもYouTubeなどで話は聞いていたので、あらためて聞いたという感じになりましたが、それでもやはり勉強管理塾の存在は大切だと思わされました。

メインの私の悩みに関してですが、端的に言うと、私の悩みは、「私自身が難関大学を受験していないので、今の目標はどうすればよいのか、今何をすればよいのか、YouTubeなどで情報だけが入っているので、頭でっかちになって、娘がそれらの情報に対して遅れているという気がして悩んでいる。」という話です。

吉村さんの答えとしては、「基本的には親からは何も言わずに講師に任せる。勉強内容に関しては言わずに、環境を整える方に注力する。何か気になることがある場合にはトレーナーなどに連絡して方向性を整理する。親からと塾からが別に意見になる方が本人は混乱する。」という回答でした。

勉強量、特に先取りに関して、吉村さんの意見は、「公立高校の生徒であれば、先取りはほどんと無理だと思っていた方が良い。焦るけれど、それは私立の中高一貫であれば可能な話であって、自分自身も公立だったから分かるが、先取りは無理だと思う。」という話でした。

高校受験までは馬渕に通っていたのと、今も鉄緑会に通っていることもあり、集団塾に関する話になりましたが、集団塾はレールが敷かれていて、それに付いていけなければ脱落する仕組みになっているという。

それについては私も同感で、付いていけなければ、受験前に不合格がほぼ確定って雰囲気になってしまいます。

集団に追いつければ、戦えるし、追いつかなければドロップアウト、特に高校受験はそのような感じがあり、それは大手の塾(関西の場合は馬渕)が作った雰囲気かなという感じでお互いに納得していました。

大学受験は勉強量も内容も膨大だから集団塾だけでは対応できないということで、やはり戦い方が違うという意見でした。

■お互いのプレッシャー共有

吉村さんと話をして、吉村さんの塾が参考書のルートやフローを出さずに、個人別でオーダーメイドの計画表を作ってもらえるのは、ドロップアウトする生徒を作らないという大前提があるのように思えます。

これって、同じ勉強管理塾でもちょっとした差があるんだと思いますね。

参考書ルートなどがあった方が安心と思える人もいるかもしれませんが、逆に焦ってしまう、乗り遅れてしまうってことも弊害としてありそうな気がします。

娘の年間計画表の話になったのですが、特に数学について、いわゆる難関大学生が基礎固めに使う青チャートと、時間がない生徒や青チャートだと厚さでメンタルがやられる生徒が使う入門問題精講や基礎問題精講を併用していることに驚いたという話をしました。

これに関して、吉村さんは、「講師の個人的な考えが反映されている、おそらく担当の講師は基礎を徹底的にやった方が良いと思っているのでしょうね」という話でした。

加えて、「もちろん、早く進めることができるなら前倒しするでしょうし、時間がなければ入門は飛ばすってことはすると思うけれど、自分自身も数学は基礎を徹底した方が良かったなと受験生時代に思ったことがあったし、結局、応用問題で解けないと基礎に戻ることになってしまうので、基礎徹底は良い方法だと思う」という意見でした。

たくさんの疑問に対して端的に答えてくださったし、学習方法や方向性に関しては私の意見とあっている部分が多いので、なかなか有意義な面談だったと思います。

印象的だったのは、集団塾は付いていけなかったら残念だったねで終わるけれど、うちの塾はすみませんってなるのでプレッシャーですねという話をされていたことです。

確かにそうかもしれません。

塾って必ずしも合格が保証できるわけではなく、全員同じカリキュラムが用意されているわけですから、成績が上がらなくても塾側の責任よりも本人の勉強量などの問題の方が大きいわけです。

けれども、個別対応でやっている以上は、集団塾よりもそのあたりの責任は感じているのかなと思いますし、オーダーメイドで勉強計画を立てていることもその一旦になると思います。

私も親としてもプレッシャーも感じますし、吉村さんや講師・トレーナーの方々もプレッシャーを感じて仕事をされていると思いますので、この辺りはお互いに意識を共有しながら、何とか娘が成果を上げやすくなる環境を整えたいと思いましたね。