中学2年の娘が通塾している馬渕教室では上位クラスがあります。
SSSTクラスに移籍可能なテストの偏差値基準をクリアでき、先生からも電話をいただきました。
校舎が違うのでカリキュラムの進度が異なるため、どのように進めていくかという相談でしたが、Web授業を使って間を埋めるという方法で、SSSTクラスに追いつくということにしました。
授業を受けるかどうかよりも、SSSTクラスのメンバーの雰囲気を見る方が重要だと思っていますので、授業はWebサポート授業で賄うことにしました。
これから、次の校舎の先生と授業の調整をされるそうで、生授業で受けることのできないコマを子どもに連絡してくれるそうです。
ちょうど先生と話ができたので、SSSTクラスからSSSクラスに落ちる基準についても教えてもらいました。
ネット上では、「SSSTクラスに行けば落ちない」という情報がありますが、これは完全にガセ情報です。
上がる場合と違う基準ではありますが、きちんと落ちる基準も用意されているようです。
■上がる条件、落ちる条件
SSSTクラスに上がるための基準は、『直近2回の公開テストの平均で、5科偏差値で64以上、かつ、数学偏差値で60以上』というのが条件となります。
ポイントとしては、直近2回の平均であること、5科は偏差値64以上、数学も偏差値60以上、ということになります。
落ちる場合はその逆なのか?と思っていたのですが、先生に聞くと違うみたいです。
SSSTクラスからSSSクラスに戻される基準は、『3科偏差値64以下、かつ、5科偏差値64以下で、それが公開テスト2回連続でなった場合』ということらしいです。
ポイントとしては、3科(英数国)かつ5科(英数国理社)の偏差値が64以下であること、それが2回連続続いた場合ということなります。
簡単にいうと、3科もしくは5科で64以上があれば、SSSTクラスに残ることはできるということですね。
上がる時は数学が条件でしたが、落ちる時は3科が条件となりますから、SSSTクラスに行くと、英語も国語も頑張らないといけないです。
もちろん、理社で挽回できればそれで良いのですが、場合によっては理社でやらかす可能性もあるわけで、あくまで理社は最後の救済教科と思った方が良いかもしれません。
必要なことは、英数国の3科で偏差値64以上をキープすることだと思います。
■3科基準はクリアできそう?
さて、娘に置き換えると、かなりピンチですね。
数学は何とか偏差値60くらいは取れるようになってきましたが、英数国の3科となると、国語が苦手なので、3科で偏差値64ってほとんど無かったのではないかなと思います。
実際に中学2年になってから、第1回~第4回までの4回分の3科の成績を見てみました。
68.8 → 58.2 → 61.5 → 61.1
3科の偏差値はこのような感じの推移です。
第1回は特別で、英語はあまりにも難しかった回です。
また、数学も国語も偏差値60を超えていたので、3科でかなり上がりました。
この回は参考ていどで、あまり本気に捉えられないと思われます。
そうなると、第2回~第4回の推移をみると、ほぼほぼ偏差値60程度ということで、偏差値64には遠く及びません。
娘が理社で相当稼いでたというのが良く分かると思います。
結局、主要5教科の中のさらに主要な3教科を意識的に対策していかなければならないということです。
当たり前といったら当たり前で、入試で理社が無い場合もありますし、理社の配点が低い場合もあります。
英数国でしっかり点をとらないと入試では戦えないので当然ということです。
■崖っぷちクリアは怖すぎる
ちなみに5科の偏差値の第1回~第4回までの推移も上げておきます。
70.2 → 61.7 → 64.7 → 64.4
このような感じで、特別な第1回を除くと、第2回はやらかしているので、3科でも5科でも届きません。
第3回の5科でようやく偏差値64をクリアしていることになります。
落ちる基準が2回の公開テストで3科かつ5科が偏差値64以下ですから、第2回と第3回をみると崖っぷちで5科で救われたという結果になります。
SSSTクラスに行っても、他人との闘いと同時に自分自身との闘いにも勝たないといけません。
余裕で基準をクリアできるSSSクラスではなく、ちょっと気合いを入れないと軽く落とされてしまうSSSTクラスにいるメリットかなと思います。
SSSTクラスから落ちる基準って明確に記載されていないので、思惑や推測、ガセ情報が流れやすいです。
今回は先生と話す機会がありましたので、正確な情報を確認しておきました。
基準が明確になったことで、変な予測で動くことはなくなりますし、精神的にも良いかと思います。
あとは頑張って勉強するだけです。