なんでも道しるべ

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「倹約」と「ケチ」!同類の行動でも全く意味が異なるこれらの違いを考えておきたい

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マネーに関して、「倹約」と「ケチ」の違いを考えたことはありますか?

「倹約」という言葉は、「倹約家」などといった感じで、マネーに関する使い方をします。

「節約」とはちょっと違うような、同じような、なんだかそんな感じがしますが、今日は、実際にあったエピソードを含めて話をしたいと思います。

■マネーの節約は「倹約」

まず、「倹約」というのは、“むだを省き、費用を切り詰めること。節約。”と辞書ではかかれています。

「倹約」=「節約」ととっても良いのかな?と思いますが、一般的に無駄を省くことは節約と言いますよね。

費用、マネーに関するときは、「倹約」という言葉を使うことが多いです。

同じ意味ではあると思いますが、マネーに関するときだけ「倹約」という言葉を使うということは、お金の切り詰めは誰だって特別だということです。

水を節約、電気を節約、紙を節約などといった言い回しとは、使い方が異なります。

家計を考えると、水も電気も紙も、節約することで、マネーの倹約になるということは変わりません。

投資をするためには、「収入-支出=投資費用」なので、支出を抑えなくてはなりません。

何でも良いわけですが、節約し、倹約しなければ投資費用は捻出できないわけです。

■自動販売機の缶コーヒーを買わないのはケチ?

以前に、缶コーヒーの記事を書いたことがあります。

缶コーヒーよりもスタバ!健康第一なのはファンドマネージャーだけでは無いのだけど… - なんでも道しるべ

「ファンドマネージャーは缶コーヒーを飲まない」という、何ともどうでも良い記事を取り上げて紹介しました。

まあ、缶コーヒーはコストパフォーマンスが悪く、添加物だらけなので、分かる気がします。

私自身も缶コーヒーを買って飲んだことがほとんどありません。年に数回レベル?でしょうか。

だれかに貰って飲む方が多いかもということで、その際に、人工甘味料の表記を見ると、「何だか飲みたくないな・・・」と憂鬱になる気分です。(貰っていて、スミマセン)

いやいや、今日は人工甘味料の話をしたいわけではなく、マネーに関することです。

私の職場では、自動販売機が設置されています。

まあ、大抵の企業は、自動販売機を設置されていると思います。

福利厚生の一環で、一般販売価格よりも安い価格で設置されています。

しかし私は、自動販売機で缶コーヒーを買ったことがありません。

いつも、魔法瓶の水筒に、家でコーヒーを作って入れて持ってきています。

理由としては、①人工甘味料が嫌い、②缶コーヒーってあまりおいしく感じない、③高い、の3点です。

この中で一番の理由は、③の高い、コストパフォーマンスが悪いかもしれません。

以前に職場の女性が「自動販売機でコーヒー買わない人ってどれだけケチなん!」と言っているのを聞きました。

「“ケチ”か・・・そう思われますか・・・」と感じました。

これってケチなのかな?と自問自答したことを覚えています。

どう考えても、節約の方が正しいのではないかと。

だって、自分のお腹の中に入れるものを、どのように買って、飲んでも勝手ではないかと。

それをケチって言われても、アンタに迷惑かけているわけではないし・・・。

まあ、自分では節約して、倹約家となっているつもりでも、他人からみたらケチだと思われるので、注意が必要だという話です。

■結婚披露宴の祝儀は2万円?3万円?

ケチと思われる注意つながりで、一つ。

かなり昔の話になりますが、私が結婚披露宴をあげたときの話です。

披露宴に出席する際は、祝儀を渡すと思いますが、いくら入れますか?

私の中では3万円が基本だと思っていたのですが、近年では2万円も主流なのだそうですね。

自分が祝儀を渡すときは3万円を渡していたので、自身が受け取った時にはかなり驚いた経験があります。

私と妻を合わせて友達が20名ほど来ていただいたのですが、数名(約3割程度?)は2万円だったと思います。

まあ、2万円・3万円がどうこうではなく、別に覚える気が無くても、2万円の人は記憶に残ってしまうものなのです。

若い時の1万円の差は非常に大きいのですが、人の記憶って案外残るものなので、将来的なことを考えると3万円を渡しておくべきと思った経験です。

というのは、私や妻が先に3万円で祝儀を渡している友達は、私達が披露宴をする際のお返しの祝儀では3万円でしたから、意外と、記憶?記録?されているということです。

私の感覚では、この1万円を減らすのはケチというものです。

倹約家は、日頃の無駄には目を配り、節約を心掛け、必要なときには下手な節約をせずにしっかりと使うということです。

缶コーヒーの節約と、祝儀のケチは、同じお金の倹約でも全然意味が違うということですね。

最近は歳のせいか、友達の結婚披露宴が減ってきました。

結婚式そのものをしない人が増えているようです。それはそれで、倹約的で良いと私は思っています。

結婚披露宴という一生に一度の夢をとるか、将来の資産運用のために残しておくか、まあ、これも個人の考え方なので。

娘ならどっちを取るかな?(笑)