一度付いてしまった差はなかなか縮まらない。
これは私が生活において常に思っていることです。
人は競争社会のなかで生活していますから、何かと競争させられる時があります。
スポーツだって順位が付きますし、勝ち負けがあるものです。
勉強だって、成績には点数と順位と偏差値で評価されます。
常に誰かと争って生きているわけですから、何かしら競争されられます。
このような競争は、時には嫌がられることもあって、競争しない教育なども言われる時がありますが、競争を完全に回避するのは難しいでしょう。
それが現代社会であり、それが努力の源になっている部分もありますからね。
同じような考えで、私は投資先のファンドでも競争があると思っています。
大事なお金を託しているわけですから、良い商品に巡り合いたいですし、良い商品にはお金を出して、悪い商品からは撤退することが大切だということです。
そのようにして、悪いものは世の中から消していかないと、ゾンビのように残ってしまいますから、それはそれで生産性には良くないことだと思っています。
特に、ファンドの成績って、しっかりと数値で出てしまうので残酷なものです。
良い商品には顧客が群がりますし、悪い商品からは蜘蛛の子が散るように逃げていくものです。
その辺り、特にアクティブファンドのファンドマネージャーってちょっと考え方が変だな?って思うことがあります。
よく聞く言葉として、「売られてしまうと、効率の良い運用ができないから、市場が悪くてもしっかりと保有してほしい」というようなセリフです。
これって、受益者が悪いんですかね?
効率の良い運用はファンドマネージャーの責務であり、受益者が悪いわけでは無いと思います。
それに、成績の悪いファンドは逃げていって当然です。
市場が悪い時に売るという行為はあまり良くない行為ではありますが、これは人間の心理なので、これは別の議論として、ファンドを売られるのはファンドマネージャーの責任であって、受益者の責任ではないと思っています。
それなら良い成績を出せば良いだけです。
■ファンドの整理
先日、投資信託の保有ポジションを整理して売却しました。
対象にしていたのが、特定口座で保有しているファンドで、収益率があまり良くないものを売却していきました。
資産額が増えていくのと同時に保有ファンドの数も増えていっていました。
ファンド数が増えてくると、収益率を見比べることも増えてくるので、成績の良いファンド、悪いファンドが一目で見えるようになるんですよね。
もちろん、今が悪いからといって、将来も悪いとは限りませんし、今が良いからといって、将来も良いとも限りません。
あくまで、私が保有していた期間のパフォーマンスなだけであって、それを予想しようなんて難しいのは分かります。
ただ、過去の実績をみないと判断できないのも事実で、過去のパフォーマンスで切っていくしかないわけです。
というわけで、パフォーマンスの良くないファンドを切っていきました。
今は相場が良い状況なので、どのファンドもプラスの利益にはなっていますから、損切りにはなりませんが、プラスになっているからと言って良いわけでは無く、プラスの中でもパフォーマンスが良い悪いというのは出てきているわけです。
■一度付いた差は埋まらない
ファンドを見比べると、良く分かるのが、ある時点で急に差が付くんですよね。
相場の地合いが良くても悪くても、構成銘柄で差は必ず発生します。
なので、良い状況下でもさらに良くなるファンドもあれば、悪い状況下でさらに悪くなるファンドも当然存在するわけです。
そして、一度付いた差というのはなかなか埋まらないのがファンドのパフォーマンスだなと常々思います。
ファンドマネージャーは他のファンドよりもパフォーマンスを上げたいでしょうし、他から出遅れないようにポートフォリオを組んでいるはずです。
ただね、良く思うのが、やっぱりガチャガチャ動かしまくっているファンドよりも、インデックファンドのようにしっかりと構成基準が明確になっている方がパフォーマンスは良いですね。
何がインデックスで、何がアクティブなのかは、議論の余地があると思いますが、少なくとも、選定基準がある程度明確であることや、リバランスのタイミングが決まっているようなファンドの方がパフォーマンスは良いような気がします。
この辺り、個人投資家の個別銘柄投資と同じで、スイングすればするほどパフォーマンスが下がるのかな?と思います。

たまにファンドのパフォーマンスをグーグルファイナスやヤフーファイナンスで比べると、面白い発見があります。
プラスになっているから良いのではなく、プラスの中でもさらに良いファンド悪いファンドを選定して、せっかくの大事なお金なので、パフォーマンスを出してくれそうなファンドに振り分ける努力は必要かなと思います。