私自身が投資方法を見直してから1年程度経ちます。
これまでは、自分で銘柄を適当なモノサシで判断して、株を買付・保有し、何の基準もなく、売却・利益確定していました。
インデックス投資というものを書籍で読んで、これまで投資信託は何だか訳の分からないものと食わず嫌いであったものが、とても良いツールであることを認識しました。
インデックス投資からアクティブファンドの存在を知り、そして違いが最近少しずつ理解できてきました。
投信の世界も歴史が超長く、奥が深いと認識しており、私自身がもっと勉強する必要があると思っています。
そんな中で、ファンドを運営するファンドマネージャーのことについて記事があり、興味深く読みました。
内容自体は、「本当かなぁ?」と正直疑いたくなりますが、ここは楽しい記事として読んでみました。
本当は全文載せたい気分ですが、下記に内容を抜粋します。
あまり知られていませんが、何百億、何千億円もの資金を運用するファンドマネージャーの日常は過酷です。
毎朝5時頃には起き、日本市場が引けた後の欧米市場の動きをウェブやブルームバーグと言われる専用端末で確認し、自分が運用するファンドの状況を確認します。
7時台には出社し、当日の日本株の動きをニューヨークやシカゴ先物市場から予想し、作戦を立てます。
正直、心と身体を休める暇はほとんどありません。ほっとできるのはコーヒータイムくらいしかないというのが、彼らの日常です。
さて、下手をすれば何億円もの給料を稼ぎ、一挙手一投足が華麗に見えるファンドマネージャーも、運用成績が伴わなくなればポイされてしまうわけですから、精神的にも肉体的にも健全でないと務まりません。
そこで彼らは、自分の肉体に悪影響を与える食べ物や飲み物には人一倍気を遣うのです。
一方、飲み物にも気を遣います。
彼らは絶対缶コーヒーを飲みません。
理由は単純で、缶コーヒーは防腐剤や香料などの化学物質と人工甘味料の塊で、コーヒー成分はほとんど入っていないからです。
テレビでは朝から缶コーヒーを飲む習慣を推奨するようなCMが流れていますが、ファンドマネージャーにとっては言語道断です。
さて、健康問題もさることながら、ファンドマネージャーはコーヒーのコストにも敏感です。
たとえば、ある清涼飲料水メーカーのホームページによると、”コーヒー入り清涼飲料”は、1グラム以上2.5グラム未満のコーヒー豆から抽出または溶出したコーヒー分を含むもの、となっています。
文字通り解釈すれば、1缶190グラムの缶コーヒー(コーヒー入り清涼飲料)には、最低1グラム分のコーヒーしか入っていないことになります。
言うなれば、1グラム分のコーヒーのために100円払っていることになるわけです。
一方、エスプレッソ1杯(30cc≒30グラム)の豆量は10グラム程度と言われています。
一杯350円として、エスプレッソのコーヒー豆量1グラム当たりの価格は35円。
一方、缶コーヒーは1グラム当たり100円ですから、豆量で比較すれば缶コーヒーは本物のコーヒーよりも3倍も高いことになります。
缶コーヒーのテレビコマーシャルをばんばん打って売り上げを増やし、業績好調で株価が右肩上がりの飲料メーカーの株式を買うかもしれないファンドマネージャーが絶対缶コーヒーを飲まないというのは、皮肉ではありますが、冷徹な判断の結果なのです。
(引用:超一流のファンドマネージャーはなぜ缶コーヒーを飲まないのか、2017.11.16、投信1、株式会社GCIアセット・マネジメント、太田 創、から一部抜粋)
ファンドマネージャーのことが書きたいのか?
コーヒーの成分・コストについて書きたいのか?
と良く分からない記事だなと正直思う。
■アクティブファンドは結構大変なんだろうな
「ひふみ投信の藤野社長」や「セゾン投信の中野社長」が以前におっしゃっていたのが、ファンド数がドンドン増えている投信ブームの時、ファンドマネージャーは20本近くのファンドを運営していたとのことです。
20本は多すぎはとても多いなと思いました。
インデックスファンドの場合は、ベンチマークにピッタリ一致した運用をしないといけません。
アクティブファンドは、アウトパフォームが目標なので、ドンドン先読みした運用をしないといけません。
今はコンピュータが発達していますので、インデックス投資の売買はそれほど大変ではないのかな?と思いますが。
それ故に、信託報酬が0.2%以下などといった、超低コストの投信ができてくるのだと思います。
アクティブファンドの場合は、積極的な情報収集が必要なのだと思います。
コンピュータでは片手落ちの情報しか得られませんので、足で情報をかぜぐ必要があるでしょうね。
ひふみ投信の藤野氏は、いまでも年間500社は回ると言っていたのではないかと記憶しています。
あれだけメディアに出ている方が500社回るというのは、1日何社も回らないといけませんので、非常に大変だと思います。
■健康管理はファンドマネージャーでなくても必要
記事の内容ですが、毎朝5時起きは、特に驚きませんでしたが、仕事なので少し可哀そうだなと思いました。
私自身も米国の値動き・為替・市場ニュースをチェックしますので、5時代にはスマホを見ている日が多いです。
個人投資家は自分の身銭を運用していますので、気になるのは仕方ないかもしれませんね。
ファンドマネージャーは業務上で必要な行為なので、仕事と趣味の違いは身体への疲れは大きく違うのだと思います。
健康に気をつかうのはそのとおりだと思いますが、ファンドマネージャーだから特別に一般人よりも健康に気をつかっているわけではないと思います。
一般人でも同じように健康に気をつけて管理をしないと、体調が悪くなって、仕事ができなくなるのは変わりませんから。
■飲み物に敏感になるのは分かる気がする
今回の記事で面白かったのが、ファンドマネージャー云々よりも、缶コーヒーってやはり身体には良くないってことが再認識できたということです。
良く似た話かもしれませんが、私は根拠はありませんが、人工甘味料が嫌いです。
カロリーゼロというメリットから、今はどんな飲み物には人工甘味料が使われます。
私の勝手な解釈ですが、カロリーゼロということは、燃えない、エネルギーにならないということです。
ということは、身体に入れた人工甘味料はどこに行くの?出ていくだけ?本当?って思っているのです。
今は解明されていないだけで、何かの問題が後から発見されそうで、勝手ながら敬遠しています。
したがって、炭酸飲料を飲むときは、三ツ矢サイダーをわざわざ探して購入しています。
「人工甘味料・着色料が含まれていない」というのが、何故か分かりませんが好きなのです。
ブドウ糖を使っているので、カロリーは十分高いですけどね。
記事に戻って、コーヒー豆量換算という解釈が新鮮で面白かったです。
確かに、豆量換算で考えると、スタバのコーヒーは高くないですね。
私自身でも、スタバのコーヒーの値段を改めて見たときに、それほど高くないなと思えたことがあります。
スタバでコーヒーを飲みながら、冷暖房の効いた環境で、このようにパソコンで記事を書いて、ゆっくり時間を過ごせるのはとても良いことです。私は好きです。
■健康を気にするファンドマネージャーは良いと思う
私はこの記事で一番響いたのは、「一挙手一投足が華麗に見えるファンドマネージャーも、運用成績が伴わなくなればポイされてしまうわけですから、精神的にも肉体的にも健全でないと務まりません。」というところです。
私のような弱小ながらも個人投資家であっても、どのファンドを選ぼうかと常に情報収集して考えています。
その選択肢となるファンドを運営するファンドマネージャーは、顧客の資金を集めて運用するわけですから、とても神経がすり減るのではないかと想像できます。
成績が良ければお金が集まってくるというのが、この世界の常ですから、頑張ってほしいですね。
私は当ブログでも書いていますが、インデックスファンドよりアクティブファンドの方が気分的に好きです。
私に合うアクティブファンドが限られていることと、米国なんかはアクティブ運用よりもインデックス運用の方が勝るという過去データを参考に、インデックスもある程度の割合で持つようにしています。
この記事に書いているような健康を気にかけているファンドマネージャーがたくさんいるような気はしませんが、健康に気をつかってくれているファンドマネージャーは、運用でもきちんと気をつかって運用してくれそうな気はしますね。根拠ないですけど。