なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに不定期に更新!?)

【子どもの将来像】これから社会に出る子どもは、親や祖父母世代とは違ったスキルが必要と考える

私が考えるに、今から社会に出ていく子どもは、何か一つしかできないようだと社会人としては使いにくい人間になる可能性が高いと思っています。

簡単に言うと、それほど稼げないということ。

時代の進歩とともに、科学技術も発展し、消費者の要求も増えていく一方です。

とはいえ、今の時代から未知なる物質がそう簡単に発見・発明することは無いと思いますから、これからの生き方としては、発想の転換、既存技術の組み合わせ、技術とサービスの融合です。

これらができる人は、社会において重宝されますし、逆についていけない人は使い勝手の悪い人間になってしまいます。

今の50代、60代の人たちや、年金暮らしの人たちは、何か一つでも技能や技術があれば、それで十分に仕事ができたのだと思いますし、それで40年間くらい働くことも可能でした。

しかしながら、AIが発達し、機械化が浸透し、単純作業や、もしかすると思考的な部分までコンピューターに任せることが出来る時代です。

身体が丈夫です、作業が速いです、丁寧にやります、というだけでは、全く通用しないです。

そのために必要なことを学生の時から身に付けておかないといけません。

親世代や祖父母時代から完全に変わっているのを、親自身も認識しなければなりません。

何も考えずに学校に行って、卒業して、学歴さえあれば仕事が充てられる時代は終わりつつあるのです。

けれども、学歴は一つのパワーです。

何も好きなことがにない人、得意なことが無い人、それらの人こそ、学歴を手に入れる必要があります。

ただ、これからの時代は一つだけでは無理ですね。

何かと何かを組み合さなければなりません。

学生時代から発想力を求められているのです。

■絵を描くことが好きなだけでは・・・

絵を描くことが好きな人、得意な人であっても、手で描くことだけでなく、コンピューターで描くことも求められるようになりました。

単純なコメディマンガだけで以前は売れていましたが、今の時代は、歴史や科学を知らないと深いストーリーや興味を引くような構成は難しくなりました。

さらに、日本人向けだけでなく、海外の人にも営業活動が必要となるので、語学ができないと厳しい時代になりました。

絵が好きで、漫画家になりたい人はたくさんいますが、絵を描くことしかできないと、それでは一流で稼げる漫画家にはなれません。

単に描くことしかできないですし、もしかすると、それらのコンピューターやAIに仕事を取られる可能性があるのです。

これからの人はクリエイティブ性やコミュニケーション力が求められるようになっています。

■発声が奇麗ってだけでは・・・

発声が上手で、声優を目指したい人も、今の時代はビジュアルや表現力やダンスや歌唱力も求められるようになっています。

マンガや映画のアフレコだけでは生きていない時代になっています。

また、アフレコが上手や下手という問題ではなく、まずは人気があり、この人を選べばファンが付いてくるという選定もされます。

したがって、本職の技能ではない部分で戦うことが必要となってきているのです。

自分のやりたいことで成功したいのなら、別のことで自分をコマーシャルしなければならないこともたくさんあるわけです。

■一つの技能だけでは・・・

別にサラリーマンでも同じことです。

会社に勤めているから年金受給まで安泰という保証はどこにもありません。

一つの技能しかない人は、他の部署では使えないので、昇進・昇格のチャンスを失います。

コミュニケーションが取り難い人は、そもそも仕事ができないのと同じなので、仕事がどんどん減ってきます。

一昔前であれば、何かの技能があり、それだけに精通していれば、仕事が与えられていたものですが、今の時代は、人間か機械かという選択でもあるので、機械より安くすむから任せているという発想になっています。

したがって、単純作業や非コミュニケーション的な仕事をこなす人は、機械以下の給与しかもらえないということです。

残酷な話、それが事実なわけです。

■親自身の経験から子どもへの教育を考える必要性

子ども時代、学生時代になにをやるかで、人生が変わってきます。

今を生きている子どもは、目の前のことに精一杯なので、先の人生までを考える余裕はありませんし、その知識も経験もありません。

このような事実が分かっているのは親世代なのです。

親は自分の経験から、今の子どもが大人になる十年後~二十年後にどのようになりそうかを予想しなければならないのです。

その発想力がない人は、子どもに対して残念な教育を施し、結局、子どもが残念な人生を歩むことになります。

1つだけでなく、2つ以上の特徴を自分に持つというのは、私が常に思っていることで、自分自身ができなかったことでもあります。

それが何であるかは、個々で違いますし、育った環境や性格によっても異なるでしょう。

一つ、何にでも組み合わせることができ、オールマイティーなもの、それは「英語力」だと思っています。

これも何を信じるのかは自分次第です。