娘が春休みに入りました。
公立の小学校に比べて一週間ほど早い春休みとなります。夏休みも一週間ほど早い印象があります。
しかしながら、文部科学省が規定している授業時間数以上の時間は確保しているとの学校の説明です。
公立小学校の時間割を知らないので、私の勝手な想像になるのですが、「6時間授業になっている曜日が多い」「土曜日の授業がたまにある」「授業以外に○○タイム等といった細切れの勉強時間が確保されている」など要因かと思っています。
とりあえず、勉強する時間やテストの量は多いような気がします。
私が小学生の時はここまで勉強していなかったかな?と感じてます。
まあ、こうでなければ、私立小学校に行かせている意味がないのですが。
■学研の総復習ドリルはページ数が少なく、短い春休みにピッタリ
春休みは『春休みの宿題』というものが基本的にありません。
学校からは1年間の復習をしてくださいという連絡はきていますが、実際にするか、しないかは個人の自由です。
英語は毎日して下さいという指示がありますので、タブレットを使って学習しています。(今は便利な世の中です)
英語以外は何もしないと、2~3週間は特に勉強しないで過ごすことも可能というわけです。
これは困ると思って、我が家の場合は、1年生の時から、総復習の問題集を買って、春休みにすることにしています。
毎年、本屋で問題集を探しています。
けれど、結局は3年間同じ問題集を買っています。
私が選んだのはコレです。学研プラスから出ている「総復習ドリル」です。
この問題集の良いと思っている点が、①総復習なのに薄いこと、②カラーであること、③1年間の漢字のプリントが付いていること、の3点です。
私の場合は特に、①総復習なのに薄いことと、②カラーであることを重視して選びました。
■①総復習なのに薄い
春休みは短いので、冊子が薄いことは重要だと考えています。
終わりが見えないとやる気が出てこないですし、春休み中に終わらなかったら、結局は総復習になりません。
年度が替わって、前の学年の勉強をするわけないですから、ページ数が少なく、春休み中に終えることができるのがとても重要だと思います。
実際に、選んだ問題集のページ数は48ページで、ちょうど春休みに終わらせることができる量です。
■②カラーとページの構成が良い
②カラーであることというのは、最近の問題集はほとんどカラーなのですが、色づかいが微妙に違います。
勉強が楽しくなるような色づかいというのでしょうか。
そんな上手な構成がこの本にはあると思っています。
おそらく、1ページに詰め込み過ぎてないということだと思います。
カラーで綺麗なうえに、適度にやれば1ページが終わるという感じです。
そんなバランスが取れているのも、この問題集の良い点です。
視覚に関する感覚的なものは、実際に手にとってみないと分からないものです。
いつもはアマゾンで買い物するのが多い私ですが、総復習の問題中だけは、本屋でいろんな問題集を見比べます。
やはり、①ページ数、②カラーで勉強しやすそう、という点に着目して選んでいます。
■③習った漢字総まとめプリント
最後に、③1年間の漢字のプリントが付いているということですが、「習った漢字総まとめ」というプリントが付属しています。
漢字は正月前後に漢検に向けて勉強をしましたが、やはり漢字は常にやっておかないと忘れるものです。
4年生に、1~3年生の漢字を持ち込まないためにも、ここでもう一度復習しておくことが重要だと私は思っています。
実は、今年は他の問題集とかなり迷ったのですが、「ページ数」と「習った漢字を全て総まとめしてくれるプリント」の有無で、この学研の問題集を選びました。
毎年、各社の問題集を見比べますが、やっぱり学研の問題集は私の基準にピッタリな感じがします。
■勉強は未来に繰り越さない
最近、職場で思うことは、『勉強を未来に繰り越すことは良くない』と感じます。
職場には、様々な学歴と経験の人達が一緒に仕事をしています。
「こんなことは常識だろ?」と思うのですが、心の中ではそう思っておいて『常識』という言葉は口には出さず、「勉強した方がいいよ」と言ってあげます。
結局は、どこで勉強するかだと思います。
学生の間に勉強から逃げても、仕事をしていると知らないでは済まされません。
特に、みんなが知っていることを知らない等といった、専門性でない一般的な常識を知らないと非常に恥ずかしいです。
小学生には小学生の勉強、同じように、中学・高校・大学というように、それぞれの過程で勉強することが決まっています。
分からないからとほっておいても、学年は上がれますし、定期テストや入試でも満点でなくても通過できますので、社会人になることは可能です。
専門的な知識は知らなくても全く問題ないですが、一般的な常識を知らないと仕事に差支えます。
小学生の勉強を繰り越すことは可能ですが、高学年・中学・高校へとどんどん溜まっていくことになります。
最終的には社会人生活にまで繰り越している人を見かけます。
いつかどこかで皆と同じ勉強はしないと話についていけませんから、結局は勉強から逃げることはできないのです。
私自身は小学生のころはこれほど勉強していなかったような気がしますが、現代はツールが発達していますからね。
何もしていないと能力格差は広がっていくばかりです。