注目されるにはギャップが大切というツイートをしたのですが、結局何が言いたかったのかについて、この記事では具体的に書きたいと思います。
ツイートでは、「東大女子のへそ出しファッション」、「FXや投資を真剣に考えてる子が意外とかわいい」、
「見た目は子供、頭脳は大人だからコナンは25年以上も人気」「ツンデレの灰原も」という例えを出しましたが、共通点は分かりますか？
実はこの共通点こそが大事なのではないか？と私は感じています。
人というのは先入観や偏見をもって相手を見ます。
初対面の印象は大切と言われますが、もちろんそれは大切です。
けれども、それは火傷をしなかっただけで、将来にわたっての印象深さにはなりません。
簡単にいうと、興味深い人にはならないのです。
他人から、興味深い奴だなと注目されるには、その人のギャップが大切です。
持ってた印象と違う、意外とこんな面もあるんだな、そう思わせることが興味を持ってもらって、常に意識されるという大切なことだと思うのです。
もちろん、誰も持っていない、特技や技能を持っている人は別です。
それだけで十分に注目されますから。
けれども、大多数の人は凡人程度の特徴しかないので、それを注目してもらうには、組み合わせるか、ギャップを作るしかありません。
■注目されやすい人の共通点は頭の賢さ
さて、冒頭に記載した例の共通点に関してです。
私が常々感じているのが、頭が賢い人はギャップが作りやすく、組み合わせもしやすいということです。
先ほどの共通点は全て、頭が賢い人の行動にあります。
賢い人に対する他人の見方が既に偏見を持っていることが多く、その場合に、思いと違った行動をしていると、そのギャップに魅力を感じます。
それがその人に対する興味となり、ゆえに、注目される存在になりやすいということです。
抜きに出た特技や技能を持っている人は、その技能だけでも十分に戦えます。
俗にいうプロフェッショナルの方々です。
とはいえ、それらのプロフェッショナルであっても、容姿が良ければ、その組み合わせで注目されるのも事実なので、結局はギャップと組み合わせは、どの状況であっても同じなのかもしれません。
ただ、容姿に関しては、自分の努力ではどうしようもできないので、自分が頑張って何とかなるというと、頭の良さ、賢さ、学力というものになると考えます。
■頭の良さは盗めない
頭が賢いというものにおいて、ギャップや組合せとは別のメリットがあります。
それが盗まれないということです。
人の頭の良さは、他人には盗めません。
運動能力が盗めないのと同じように、頭の良さも盗むことができないのです。
これは、財産が盗まれてしまう価値であるのとは違って、その人にとっては非常に大切なものとなり得ます。
運動などの技能は先天的なものや素質が必要となることがありますが、頭の良さは努力で十分に挽回できるので、たとえ両親の学歴が低くても、本人が高いというのは普通に起きることです。
脳科学的には遺伝も少なからずあるような研究発表もされていますが、基本的には後天的な努力が重要視されていますから、頭の良さは誰でも十分に備えることができるということです
■語学は組み合わせがしやすいツール
私が個人的に頭の良さで組合せやすいと思っているものがあります。
それが語学で、特に英語です。
英語は翻訳機があるからこれからは必要ないという人もいますが、私はそうは思っていなく、コミュニケーションツールとして語学は必須であるからゆえに、語学、特に英語をやる価値が十分にあると思っています。
なぜなら、言葉の表現というのは旬があるからです。
流行語というものがあるように、日本語であっても、英語であっても、使われる言葉には旬があります。
それを知れるのは、その言葉を話すことが出来る人達です。
これが、語学を勉強する価値であり、翻訳ソフトなどでは対応できないものです。
翻訳機に頼っていると、いつまでも古い表現、今は使っていない言い方をしてしまうことがあります。
またそれに気づかないわけです。
結局、何をやるにも、人とのつながりが重要なわけですから、コミュニケーションを取るため、自分を発信するためには語学は必要というわけです。
社会で注目され、自分の成果を出していくには、凡人にとってはギャップと組み合わせが大切です。
その為には勉強をすること、語学をすることが、最も成果が出やすく、コスパが良いです。
子どもの時には感じられないことなので、それを知っている親がしっかりと子どもに伝授してあげなくてはいけません。
逆に言うと、それに気づいてしまった時には、ちょっと遅いということです。
気付いてからだと取り返しがつかないかというと、そうではなく、どの年齢でも十分に対応はできると思いますが、若い時の方が様々な点でメリットが大きいです。
できるだけ、頭が柔らかく、吸収しやすく、時間がたっぷり取れる学生時代に取り組むべきものだと考えます。
