なんでも道しるべ

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グローバル型の国際分散投信のおすすめ3商品が紹介されていた!選考基準項目と共に!

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東洋経済のネット記事にグローバル型の国際分散投信のおすすめ3商品が紹介されていました。

セゾン投信のホームページでもリンクが貼られており、セゾン投信の商品も1つ入っています。

本日はこの記事の内容を紹介しつつ、私の考えも書いていきたいと思います。

引用記事は、「「投資信託はこの3本が良い」と言える理由、東洋経済オンライン、頼籐太希、2018/9/9」からです。

■投資信託を選ぶ基準は?

記事によると、世界全体の成長を得ながら勝つための投資信託ということで、以下の基準項目をみて3つを選択したということです。

・選ぶ基準項目

  1. 投資対象・地域が世界に分散されている。
  2. 運用コストが低い
  3. 一定以上の成長をしているか
  4. 純資産総額は一定規模以上(少ないと効率よく分散投資できないため)
  5. 運用コストを控除した運用実績が堅調に推移している(リスクに見合ったリターンが得られているか)

これらの基準項目が書かれていましたが、特に数値などはありませんでした。

例えば、コストである信託報酬が1.0%以下や1.5%以下等といった、「つみたてNISA」の選考基準みたいなものがあれば分かりやすいのにと思う人もいるかもしれません。

私自身も数値基準などがあれば分かりやすいのにと思ったことがありましたが、数値というのはあくまで参考指標にすぎないなと思うようになりました。

というのは、数値などで最適解を見つけても、その最適解は現時点のものであり、将来を約束するものではないということです。

また、結局はファンドの運用指針を参考に選ばないと、数値を追いかけてばかりになり、他のファンドが良く見えるになってくるように思えます。

■ファンド選びと資産形成は同じ土俵で考える

今回の3つの商品に入っていますが、例えばバランスファンドというものがあります。

複数の投資先をあるバランス値で平均化するものですが、私はそのファンドには投資していません。

理由は、我が家のアセットアロケーションからは債券への投資がまだ必要でないと判断しているからです。

債券を投資先に含めるメリットは、ローリスク・ローリターンを含めることで、リスクを下げながらもリターンはそこまで大きく下がらないという、相関係数を考慮した考え方に基づきます。

でも、各家庭でリスクの取り方とリスクヘッジの仕方は変わってきて当然です。

それには、各種保険商品や定期貯金なども考慮しなくてはいけないと思えます。

世の中で発信されているリスクとリターンの関係、標準偏差と相関係数の関係は、あくまで投資商品のみだけで計算されているにすぎません。

したがって、それらの最適値が全ての人に当てはまるとは思えないのです。

では、どうしたら良いのか?

本当に最適解を求めたい人は、信用できるFPに全資産を公開して相談することになると思いますが、そこまでは・・・と思うような私のような人は、適当に自分の最適解を探りながら資産形成と運用を楽しんでいくのが良いと思えます。

FPに相談しても結局はその時点であるということです。

仕事やライフプランは変わることがあるので、その時々で相談していたら、相談料だけでコストアップしてしまいそうですよね。(笑)

したがって、ある程度は自分で現時点の最適解を見つけられるようなトレーニングをする必要があると思っています。

そのためには、正しいか正しくないかは置いておいて、まずは自分自身で家計を見直すことからだと思います。

そして、投資できる金額と、投資先、将来的に資産形成や資産運用をどうしたいのか?と考えることだと思います。

考えることや家計見直しをしないで、最初からFPに相談するのはどうかと思います。

「投資は自己責任で」というように、FPも責任を取れないので、改善案や紹介はしてくれますが、最後は自分で考えないといけません。

どちらにしても結局は自分で考えて、結論を出すことになると思います。

■さて、ようやくお勧め投信3つの紹介

前置きがすっかり長くなってしまいました。

本題のグローバル投資をする場合に、おすすめの投資信託3つですが、下記が紹介されていました。

  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天投信投資顧問)
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)(三菱UFJ国際投信)
  • セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信)

選考の大きな要素は運用コストだったそうですが、そのなかで、コストが高いとされているアクティブファンドの「セゾン資産形成の達人ファンド」が選ばれていることには少々驚きました。

もう一つの選考理由としては、米国比率の高い運用になっていないか?という視点も入っているとのことです。

確かに、セゾン資産形成の達人ファンドはアクティブファンドでありますが、米国偏重にならずに世界分散型のアクティブファンドです。

私もこのファンドが好きな理由は、世界分散型のアクティブファンドであるということです。

個人で世界分散に投資をするのは非常に難しいです。

インデックスファンドだと面白くないな・・・と思える人、かといって、自ら世界中の銘柄を個別で投資していくのはちょっとリスクが・・・と思える、そんなわがままな考え方を持っているような私にはピッタリなアクティブファンドだと思っています。

次回はこれら3つのファンドの紹介されていた内容をもう少し掘り下げてみます。