塾は早くも新学年になっており、2月から中3のカリキュラムに突入しています。
通常の授業は5教科受けているので、週4日通塾しているのですが、さらに追加で日曜特訓も受けているので、週5日通塾していることになります。
大学受験に向けた勉強って、授業をたくさん受けるよりも、参考書や配信動画で効率よく受ける方が良いと言われていますが、高校受験の場合は難しいですね。
なぜなら、大学受験は全国大会なので、参考書が非常に充実しています。
また、配信動画も豊富で、有名な予備校先生も担当しているので、時間と場所に限らず授業を受けることができます。
なので、決まったスケジュールで通塾するよりも、参考書を中心に勉強して、どうしても分からない単元はWeb配信動画を観る方が良いということです。
では、これが高校受験に当てはまるかというと、そう甘くはないのです。
中学の勉強内容も当然参考書は販売されていますが、それはあくまで、標準的な基礎問題や応用問題になってしまいます。
また大学受験の高校内容ほど、参考書で販売できる量が少ないですし、競争も働かないので、充実しているとは言い難いと思います。
もちろん、良い参考書はあるのですが、それはあくまでも、自分の基礎力や応用力を高めるためであって、高校受験用という訳ではないんですよね。
高校受験ってかなり特殊だと思っており、都道府県や地域で受験のルールや配点も違います。
さらに内申点もあります。
トップ校の場合は癖の強い問題が多く、それを分析しているのが地域の学習塾になるのです。
なので、なかなか塾なしで、自学自習で、勉強するのは難しいかなと思っています。
さらに、高校生と中学生では、勉強に対する習慣やモチベーションも違ってきます。
高校生くらいになると、自我がしっかりとしてきて、自分の将来も考えるようになりますから、勉強して大学に進学したいと考えると、自分なりに努力しようとします。
中学生の場合は、まだまだ義務教育なので、やらされている感が強いというのも特徴だと思います。
でもまあ、通塾は良いのですが、結構、足元を見られていると言いますか、なかなか難しいですね。
■通塾が週5
娘の通っている塾では、中学2年の途中から日曜特訓という授業があります。
毎週ではないのですが、月に2回ほどの設定で、少しレベルの高い問題などを扱った授業です。
トップ校独自問題を分析して、入試に対応できるように徐々に難しい問題をやっているのだろうなと思っています。
このような地域性の高い問題集は一般販売ではないですから、このような地域密着の塾に通わざるをえないです。
通塾することは良いのですが、この日曜特訓がある週は5日間塾に通っていることになります。
私の親目線で見ていると、それが少し気になりますね。
授業を受けている間は学力がほどんど上がっておらず、自分で復習や自学自習をして身に付けることで学力が上がるという認識なので、ここまで授業日数が多いと、大丈夫なのかな?とちょっと不安に思います。
といっても、他に選択肢は無いですし、結局、このような勉強に付いていった者が成績上位で、入試で合格を手に入れるので、仕方ない部分はあるかなと思っています。
■与えられたものから得られるもの
中学生の段階って、「与えられたものをこなしていく」という感じにならざるを得ないのでしょうかね。
娘を見ているとそんな感じがします。
定期テストに向けた勉強では自分で少しは考えて、何を、いつまでに、それだけ勉強するかなどを思考して、実行するようにしているみたいですが、高校受験向けとなるとほぼ皆無です。
大学受験の場合は、1年や2年や、現役でも長い人は3年のスパンで学習計画を立てます。
それを中学生に求めても無駄なのだろうなと思っています。
まずは、塾から与えられたものをこなすことで、自分の勉強のスタイルというのを身に付けていくことなのかなと考えていますが、ここが一番難しいところで、高校生になっても与えられないとできないって生徒も一定数いるようです。
そうならないように、自分で考えるようにさせないとダメですね。
■勉強方法は自分で身に付ける
最近、日々の勉強内容に関しては、ほぼほぼ言わないようにしています。
昨日何やっていて、今日何してて、明日は何する予定なのか、それらを聞かないようにしています。
言いたい時は、本人から言ってきますからね。
言ってくる時は、たいてい何か困り事があった時ではあるのですが。
週によっては5日間も通塾しているので、宿題だけでも結構いっぱいいっぱいな感じもしていますが、その合間をぬって、定期テストの勉強や国語克服の勉強をしているみたいです。
高校受験は地域性があって特殊なので、中学生の間は通塾が多くなるのは仕方ないかなと思っています。
まあ、塾の収益のための授業ってことも当然ありますけどね。
そこは仕方ないですかね。(笑)