なんでも道しるべ

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【学校課題による弊害】まとめプリントに精を出す娘。A評価以上を狙う意味は無くないかな?

中学校って内申点があるので、学校の授業をないがしろにはできないのですが、上手に付き合うコツというのは大切かもしれません。

宿題や課題に関しても、全てに全力でいくと、時間がいくらあっても足りないのも事実で、合格点の少し上を狙うくらいで私は十分だと思っているのですが、どうも娘はそのさじ加減が難しいようです。

何でも一生懸命になるのは良い事なのですが、時間は全人類共通であるので、その限られた時間を上手に使うかどうかは本人次第なところがあります。

そのような意味で賢い人間というのは、上手く時間を使っていますし、クオリティーも合格点レベル、そして、他人に力を借りれるところは躊躇なくお願いするというのもあります。

そのような時間の使い方というのは、受験の面でも大切ですし、社会においても重要なことだと思っています。

他人が望むような出来栄えと同時にスピードも大切、そんな要求に答えていくのを学生の段階で少しずつ身に付けていくことが必要だと思うのです。

加えて、自分自身の能力アップも欠かせないでしょうね。

同じ出来栄えでも能力の高い人と低い人だと、かかっている時間が異なる訳です。

短時間で合格レベルのクオリティーを提供できるのは能力が高い証拠です。

■課題にA評価以上を狙う意味はある?

最近あった出来事ですが、理科の授業プリントのスペースに、自分自身で習ったこと、勉強したことをまとめていくという課題というか、宿題が出ていました。

今もその課題は継続中で、授業毎に授業プリントに自習をしていかなければなりません。

自習をすること自体は悪いことではないのですが、その課題を仕上げるのに時間がかかりすぎています。

それが毎回の授業の度なので、量も多くなってきていますから、その分、時間もかかってくるということです。

娘の性格上、きっちり仕上げたいタイプでもあり、成績で良い評価が欲しいタイプでもあり、それが今回の課題に出ている感じがします。

定期テスト時にプリントのファイルを提出し、先日返ってきたのですが、評価はA+ということで、娘はご満悦でしたが、私からすると、もう少し手を抜いてもいいんじゃないか?と思えてなりません。

Bまで評価を落とせとはいいませんが、+を取らなくても、A評価で十分なような気もします。

まあ、これにA+を狙ってしまうのが娘の性格なのですが。

■まとめ課題の量が多すぎるのは勘弁

課題は課題ではありますが、私の感覚では、このようなまとめの課題で授業毎はちょっと勘弁してほしいところがありますね。

確かに、自分で調べて、自分で考えるということも学習においては必要なことでありますが、ちょっと量が多いというか、1回の授業程度で習う量というのはたいしたことではないので、スペースが埋められないということが起きています。

結局は理解もしていない内容をどこからか引っ張ってきて、それを書き込むという事になっています。

課題を出すにしても、重要な単元や範囲だけに絞って、やってほしいものだと思います。

それに、定期テストにおいても、まとめノートは意味が無いのと同じように、宿題や課題であったとしても、まとめプリントにそれほど意味が感じられません。

そうであるなら、その単元の問題集を解かせるなどの課題の方が、確実に理解とアウトプットをしていくと思うのです。

このような学習の仕方は、先生の色が出るので、学校によっても変わってくると思います。

仕方ないことではあるので、生徒自身が時間配分をしっかりするのと同時に、親からもアドバイスをしていくべき事柄のような気がします。

■勉強は時間が一番、効率が二番

少し脱線しますが、大学受験においても、教育系ユーチューバーの方々は、学校の授業を優先するか、入試勉強を優先するかは、どちらかを選択した方が良いと言います。

それは、大学受験の勉強は莫大な量なので、学校の授業に力を注ぐことは物理的に難しいからです。

まあ、前提としては、スタートが遅くて、偏差値の高い大学を狙っている人であり、場合によっては、赤点を取らないくらいまで定期テスト勉強を捨てる覚悟も必要といいます。

そのくらい、時間と勉強というのはバランスが難しいということです。

勉強は時間が一番とは言いますが、次に効率を考えなくてはいけません。

机に向かって時間をかけて勉強していても、一向に成績が伸びない人は、やり方か効率が悪いということになります。

そういう意味では、先ほどの学校の課題というのは、そこそこの評価をもらえる程度で終えておくというのが、最も効率の良い方法だということです。

勉強は芸術では無いので、ノートやプリントのまとめに時間をかけて、奇麗なものを仕上げたとしても、それが頭に残る訳ではありません。

白黒でも、汚くても、何度も問題を解いて、アウトプットしている人の方が、実はテストの点数が良かったりするものなのですから。