なんでも道しるべ

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この時代、塾選びも大変です…「塾の形態」と「選び方」

新型コロナウイルスによる自粛が続いていますが、負けずに前を向いて進んでいくしかありません。

こういう状況だからこそ、これまで何気にやっていたことを見直すチャンスです。

周囲を見てみると、この見直しチャンスでも全く動じずに同じことをやっているのは、やはり「役所」です。

これだけ接触の機会を減らせと言いながらも、例年と同じことを繰り返しています。

役所発行の通信物や手続き系なんて最たるものです。

感染リスク排除と共に、ムダも省いて欲しいものですが、これが見直しになると自分の仕事が減る上に、職務やポストが必要でなくなるのでしょうか?

「何をやっているのか(怒)」と言いたくなるものです。

まあ、そんなところに怒ってもムダなので、流れに任せておきましょう。

税金のムダ遣いですが。

■塾の形態もさまざまですが

前回に引き続き、入塾について書きたいと思います。

小学6年の娘が馬渕教室の入室テストを受けてみた - なんでも道しるべ

今日は塾選びについてです。

私が子供の頃は塾の種類も限られていましたが、最近は様々な塾の形態があります。

細かく分ければかなりの種類になると思いますが、ここではざっくりと分類してみます。

  1. 大手チェーン×集団授業
  2. 地元密着型×集団授業
  3. 大手チェーン×個別指導
  4. 個人経営×個別指導
  5. 家庭教師系

おおよそ、この5分類に入ってくることが多いでしょう。

子どもの性格にもよりますが、まずは、「集団授業型」が良いのか、「個別指導型」が良いのかを見極めなくてはいけません。

私もどちらにしようかとかなり迷いました。

親の希望と子どもの性格を考えないといけないからです。

■迷った場合は子どもの学力で決める

迷った場合は、一般的には、子どもの学力で決めると良いそうです。

学校の成績がクラスの平均より上位の場合は「集団授業型」を選択し、平均より下位の場合は「個別指導型」を選ぶと良いそうです。

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でも、あくまで一般的に決める場合です。

子どもの性格によっては、集団授業には馴染めない子もいると思いますし、個別指導型だと競争が少なく伸びない子もいると思います。

また、学力向上面においても、集団授業で揉まれた方が伸びる子もいれば、下がる子もいますし、個別指導で伸びる子もいれば、伸びが乏しい子もいると思いますので。

ただ、一般的といっても、学校の集団授業で成績が平均より上位ということは、集団授業でも成果が出る可能性が高いということです。

逆に、集団で成績が伸びない子は、個別指導で弱点を克服していく方が良いということです。

■大手チェーンか地元密着型か

大手チェーンの塾にしようか、地元密着型や個人経営の塾にしようかと迷います。

大手チェーンの塾は広告や宣伝が上手なので、いかにも成績が著しく向上するかのように錯覚しますが、それはあくでも一部の生徒です。

母体が大きいので、そのような宣伝できる生徒が含まれてくる可能性が高い訳です。

では、地元密着型が良いかというと、それも良し悪しで、大手のように淘汰される可能性が低いゆえに、学校の延長になるような塾の場合は、通塾しても成績は伸びません。

特に地元密着型は同じ中学の生徒が多くなる傾向にあり、学校と同じ雰囲気になることもあるそうです。

地元密着型が良い理由の一つに、受験のコネがあると言っている人もいました。

本当に学力的にヤバいと思う親は、地元密着型がコネを使うのも一つかもしれません。

けれど、総合的に言えることは、結局は本人のやる気一つです。

どの塾の実績をみても、多かれ少なかれトップ校や難関校の合格者はいます。

したがって、どんな環境下でもやる子はやるし、やらない子はやらないのです。

とはいっても、何も考えずに塾選びをしているようでは、親としては問題です。

子どもの性格を考えて、その子にできるだけあった塾を選びたいものです。

■塾の費用も気になる

塾選びの基準の一つに費用があります。

私もそこは気になるので、問い合わせの際には費用を出してもらうように言っています。

塾もその系統の質問が多いのか、しっかりと資料を作っているところが多いです。

特に、月謝だけでなく、講習会や模試などを含めた年間費用を算出してくれている塾もあります。

私自身も複数の塾の費用を見比べました。

大手チェーン、地元密着型、個別指導塾のそれぞれの塾費用を見比べました。

3年間の総額もざっくりと計算してみましたが、3年間でおよそ130~150万程度かかります。

高い塾と安い塾の差は、3年間でおよそ20万程でした。

この20万円を安いと見るか、高いと見るかですが、年間でおよそ7万程度ですね。

月平均で約5,000~6,000円の差という感じでしょうか。

この差であれば、金額よりも塾のスタイルと内容で選択した方が賢明ではないかと思います。

■塾費用を抑えたい場合は・・・

本当に塾費用を抑えたい場合は、中学3年生に入塾する方がよいですね。

中学2年生までは通信教材や市販教材で勉強して、中学3年生になったら塾に通うという方法です。

それは意味があるのか?という疑問に思う人もいるかもしれませんが、費用を重視するのであれば、全く問題ないと思います。

その訳は次回の記事で書きたいと思います。

塾費用を抑えた代わりに、子どもは家庭でしっかりと勉強しなくてはなりません。

当たり前ですが、費用が抑えられている分は自力で勝負するしかありません。

それが出来ない子は塾に行くしか方法はないと思います。