なんでも道しるべ

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私が現在積立をしているインデックスファンドから見える4つのキーワードとは?

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昨日の記事で、「eMAXIS Slim先進国株式インデックスファンド」が約0.1%の安い信託報酬であったとしても、自分が考える投資先に合わない場合は買わないかなという話を書きました。

0.1%の信託報酬はかなり安いです。

100万円を預けたとして、年間1,000円で運用してくれるかけですから、課税口座で下手に売買手数料を取られるよりも、お安く運用できるわけです。

私がポートフォリオで組んでいるインデックスファンドから、私がどこに濃淡を付けて投資しているかが分かってきます。

本日は、ポートフォリオ(インデックスファンド)から見える私の狙いの紹介から、ファンド選びは自己責任であり難しいという話です。

■私が積立している「インデックスファンド」は6つ

私が毎日または毎月積立している「インデックスファンド」および「インデックス指標ファンド」は下記のとおりです。

  • 楽天VTI <楽天・全米株式インデックス・ファンド>
  • iFree S&P500 <iFree S&P500インデックス>
  • eMAXIS Slim 全世界(除く日本) <eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)>
  • EXE-iつみたて新興国株 <EXE-iつみたて新興国株ファンド>
  • EXE-iグローバル中小型株 <EXE-iグローバル中小型株式ファンド>
  • 楽天VYM <楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド>

厳密には、「EXE-iグローバル中小型株式ファンド」と「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド」は、インデックス指標で運用していますが、インデックスファンドには分類されていません。

おそらく、特化したインデックス指標だということからだと思います。したがって、「つみたてNISA」においてもインデックスファンドのラインナップに入っていません。

私にとっては、アクティブファンドでないといことから、これらの2ファンドもインデックスファンドと分類して考えています。

■「米国」「日本以外」「新興国」「中小型」がキーワード

これら6つのインデックスファンドから見えることです。

  1. 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と「iFree S&P500インデックス」に投資していることから、世界中のなかで米国に特化した投資をしているということ。
  2. 「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」からは、日本はインデックスでは投資せずに、アクティブファンドに任せるということ。
  3. 「EXE-iつみたて新興国株ファンド」から、先進国より新興国に重点を置いた投資をしていくということ。
  4. 「EXE-iグローバル中小型株式ファンド」から、世界中の大型株よりも中小型株式のインデックスに投資をしていくということ。
  5. 「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド」から、米国の投資先のなかでも、高配当のバリュー株に投資をしていくということ。

これらの5つの考え方からまとめると、インデックス指標において、「米国」「日本以外」「新興国」「中小型」という4つのキーワードが出てきます。

私がこれから何十年という長期投資を考えた時に、現時点において、この4つの方針が良いと思っているのです。

ただ、『現時点において』です。

投資は長期間にわたって運用していかなくてはなりません。

今はこの4つのキーワードで良いと思っていますが、世界情勢が変わると、少しずつ微修正が必要なのだと思うからです。

しかし、これらを「つみたてNISA」を使った20年間投資や、「NISA」を使った最長10年間投資を考えた場合に、微修正をしながらも、現時点で積立投資をしているものはできる限り保有し続けたいと思っています。

自分が信じて投資先に選んだものは、たとえ株式市場が調整期間に入ったとしても、信念が変わることなく続けることができます。

おそらく、誰かに勧められて始めた投資だと、期待だけが先行し、結果が伴ってこないと続けられないでしょう。

私自身も様々な人の書籍・ブログ・ニュースを見ながら、自分の感覚にあった投資先・投資法を模索しています。

■ほったらかしで有名な「全世界株式インデックス」でも十分迷う

例えば、全世界株式インデックスファンドの例示として挙げてみます。

一番のほったらかし投資で、世界経済の成長に投資するのであれば、バンガードETFの「VT」(全世界株式)に投資すれば最も気楽なのかもしれません。

2017年に「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」が商品化されて、これはバンガードのVTを買い付けるという投資信託なので、最も効率よく積立・分散投資ができるファンドです。

また、VTと同じベンチマークに合せる形で商品化したものが、EXE-iからも商品化されており、「EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」がそれに当たります。

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の信託報酬0.2396%より、「EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」なら0.150%で運用してもらえます。

バンガード社のVTが余りにも有名なので、楽天・バンガード・ファンドを積立する人が多いかもしれませんが、EXE-iもなかなか良いと思います。

ただ、この違いは信託報酬の差だけであって、実質コストは1年経ってみないと分かりません。もっと言うと、数年運用してみないと分からないかもしれません。

楽天・バンガード・ファンドの場合は、バンガード社VTのETFを一つだけ買い付けて運用していますが、EXE-iは3つのETF(シュワブ×1、SPDR×2)を組み合わせて運用しています。

このように、例として全世界株式のインデックスファンドの話をしましたが、断片的な情報は様々なところから入手できますが、結局は何が良いのかは自分で決めるしかありません。

一番ほったらかしで有名な全世界株式でも迷うほどの商品が出ているわけですから、ファンドの選択であったとしても、何が正解なんてあるわけないです。

投資運用の最終責任は自分なので、自分が信じる道を進むまでです。

■こんな記事も書いてます

積立しているファンドをまとめると、こんな感じでした。

アクティブファンドも入れて、自分が期待できる、興味がある分野への投資が継続ができます。