久しぶりに資産の棚卸をしてみました。
自分で認識しているのは、今年の1月が最も時価総額が大きかったです。
その後、株価が下落しているので、自分の資産も減っています。
こればかりは未来が読めるものではありませんから、分かっていれば売り抜けれますが、そうは行きません。
資産運用をしたことない人はすぐに「その時に売っていたら正解だったの?」という野暮な質問を投げかけてくるのですが、そんな議論全く意味を成しません。
そんな動機的な売買をして儲けられるのなら、すぐに億万長者です。
運良く売買できることがあっても、それは逆に運悪く売買する可能性があるということ。
運用をしたことないド素人はすぐにそんな発想になるので困ったものです。
そんな人は、資産運用は賭け事をしているような捉え方をしているのだろうなと思えてなりません。
日本はもっと金融の教育を充実させるべきです。
頭がカチコチに固まった成人にiDeCoやNISAを教えても何も納得しません。
そのような税金対策の前に、基本中の基本である金融リテラシーを上げるべく、資本社会と資産運用をもっと学校で教えるべきですね。
話がずれてしまいました、自分の時価資産の話に戻します。
■時価資産のアセット比率
久しぶりにポートフォリオと言いますかアセットアロケーションをグラフに入力してみました。
各資産の比率を円グラフにしてみました。
総資産額はそんなに多くなく恥ずかしいので金額は非公開にしておきます。
比率は、円グラフから、おおよそ想像がつくはずです。
グラフをみた直感としては、投資額はまあまあ多いと思っていましたが、まだ総資産の半分をちょっと超えた程度です。
短期投資用とはいえ現金化しているものもありますので、現金と長期預金を合わせると、非リスク資産の方が多いことになりそうです。
もう少しリスク資産の方を高めなくてはいけませんね。
■米国インデックス投資率をもっと上げたい
投資運用しているリスク資産の中身を見ると、ひふみワールドが圧倒的に多いです。
これは分かっていたことなのですが、米国のインデックスファンドやETFが小さすぎるのが問題です。
短期投資用の現金が一時的に現金化されているので、そのように見えるというのもありますが、これが米国ETFに置き換わっても、まだまだ米国向けの投資は比率が比較的小さいです。
ひふみワールドと同じくらいの比率にまで上げるのが自分の希望ですので、徐々にでもインデックスファンドとETFへの投資を増やしていきたいと思います。
現在、インデックスファンドには、毎月5万円と毎日5千円の積立投資をやっています。
商品はそれぞれ異なるのですが、両方とも米国インデックスに該当します。
これが徐々に膨れ上がってくるので、アクティブファンドと同等の比率まで上げていきたいと思います。
ところで、国内個別株と持株会、この2つの取扱いを考えなくてはいけません。
国内個別株は一般NISAで記憶では2013年に購入しているので、来年でロールオーバーをした10年目となります。
できれば、早めに売りたいのですが、非課税期間がもったいないなのでそのまま放置ですが、国内株はあまりにも調子が悪いので、利益が乗っているうちに売却してしまっても良いかなとも考えています。
持株会も同様ですが、こちらはマイナスになっているので、売り時を探しているという状況です。
持株会は税金優遇ではないので、売却してしまっても良いのですがね。
■日本市場の復活はあるのか?
いつもいつも思うのですが、やはり資産運用しているときのインカムというのは非常に重要な要素だということです。
このような利上げ局面や地政学リスクが強いときは、運用資産は目減りしていきます。
けれども、インカムが毎月あることで、さらに新しい資産が投入できるという点は強いです。
減りながらも、少しは補填できているので、減少額はそれほど多くなく抑えられているのかもしれません。
大切なことは日々の節制かと思います。
資産が増えない人はやはり支出が多いんですよね。
資産運用を考える前に、まずは日々の家計を見直す方が先ですね。
今後の方針としては、先ほども書きましたが、米国株のインデックスファンドやETFを拡充していきます。
日本を含めた世界分散投資は、ひふみ投信やひふみワールドのアクティブにお任せしています。
最近は、レオスキャピタルワークスの調子がかなり悪いのですが、これは一時的なものと読んでいます。
日本の新興市場の数値が悪いので、小型グロースの比率が高いひふみ投信への影響が大きくなっているものと思っています。
このような時に、円安のメリットを大きく受ける米国株投資で助かっている面があります。
けれども、ちょっと先ではこの状況が反対になる時が来ると思っています。
いまは岸田ショックが根強いですが、日本は他国と比べて金融緩和をしている国ですから、マネーのサイクルが来る時があるでしょうね。
その時は、今とは逆の現象になるような気がしています。
なので、一喜一憂しないで、しっかりと積立投資を継続します。