ひさびさに資産運用や投資について書いていこうかと思います。
私自身、投資の骨組みが出来てきたので、最近は投資に関する記事が一気に減りました。
インデックスファンド中心に積立投資をして、アクティブファンドもスパイス的に加えていく、短期投資はETFを使って小遣い稼ぎとニュースへの関心度を高めるに行い、少しだけ売買をしておく。
まあ、そんな感じです。
投資そのものは20年くらいやっていますが、結局はインデックスファンドが一番好適だということは言えると思います。
もちろん時期的にアクティブファンドが買ったり、決算書やチャートが見れる人は個別投資が醍醐味はあったりすると思いますが、素人の投資家であれば、インデックスファンドで資産形成するのが一番心は穏やかに生活できます。
資産形成はストレスなく進めることが一番です。
株のチャートや決算書の勉強をするつもりのない人は、インデックスファンドを積み立てる設定をして、あとは働いで稼ぐ、それしかないですね。
それでも、年間数%の利益が乗れば良いと思った方がいいです。
時には50%乗る年もありますが、それは稀で、マイナス20%以上の年もありますから、一喜一憂しないで、積立していくのがベターだと思います。
思いっきり稼ぎたい人は、自分でリスクをとって、バシバシ投資をして下さい。
■今から投資を始める人は要注意
ところで、最近は円安が話題となっており、さらに貯蓄から投資へということで、資産運用が流行になりつつあります。
日本株式には将来が見込めないから、成長国であるアメリカに投資したいと考える人も多いでしょう。
事実、過去の実績がそれを物語っていますからね。
けれども、今から一から投資を始める人は要注意ですよ。
なぜなら、円安で円の価値が下がっています。
さらに、アメリカは金融引き締めで下落基調です。
今から始める人は一気に投資金額を上げるのでなく、徐々に積立しないと大きな怪我をすることになるかもしれません。
もちろん、さらに円安が進んで、米国株も復調する可能性がゼロではないので、今に投資して、数ヵ月後や数年後に一気に資産が増加している可能性も捨てきれないです。
どっちに行くかなんて誰にも分らないです。
■iDeCoを節税だけで利用しているも要注意
日本人の貯蓄率って50%以上あると言われいます。
対して、米国人は20%程度、欧州人は30%程度です。
これも平均値のマジックがありますから、日本人の50%以上というのも、多く見積もられ過ぎです。
実際には9割くらいの人間が、ほとんど投資をしていないと推測できます。
やっている人の資産が大きいので、平均値を引き上げているだけです。
また、iDeCoやNISAも流行っていますが、iDeCoをやっていても、ほとんど貯蓄している人が多いみたいです。
そのような人は投資をやっているのではなく、節税をしているだけです。
政府も投資を推進するのなら、iDeCoの商品から預金を無くすべきだと思いますが、iDeCoの目的が老後資金であるのなら、投資やあろうが、預金であろうが、国としてはどちらでも良いのかもしれませんね。
ただ、中途半端にすると後で自分が痛い目にあうかもしれないと考えておいた方が良いです。
というのは、法律は頭の良い東大卒業した官僚が作っているからです。
■財務省は優秀な東大卒が考えている
今は老後資金のために節税を許していますが、いつ引き出し時に税金を書けるようになるか分かりません。
そうなると、税金を繰り延べするだけで、節税にならない可能性だってあるわけです。
なので、中途半端に節税のための預金をするのではく、しっかりと投資をして資産を増やしておかないと、法律に右往左往することがあるかもしれないということです。
政府や財務省はいかに国民から税金を取るかしか考えていないです。
さらに、お金を回す方法を何とか考えています。
したがって、お金を持っている人からお金を巻き上げることしか頭にないのです。
日本は国がどんどん衰弱していくことが目に見えています。
少子高齢化の課題を解決できないので、あとは、国民がみんなで負担しなければならない未来がくるということです。
■将来は何が起きるか分からないからこそ現金は危険
個人的な考えとしては、いかにリスクがあっても、日本円で持っておく方がリスクは高いと感じています。
投資をして、世界中の株や通貨に分散しておかないと、日本円の価値がさらに下がる可能性は十分にあり得るわけです。
実際にそうなってからだと遅いです。
今の円安も1年前に比べるとかなり進行しているので、海外投資をしている人は円安効果で株が下がっていてもトントンになっています。
けれども、いまから始めると、もし日銀が金融引き締めを実行したら、円高になりますから、資産が目減りしていきます。
先が読めないからこそ、徐々に投資はしておくべきなのです。
リスクばかりを恐れて動けない日本人が多いから、企業は良くならないし、ゾンビのような会社が増えていく社会ができてしまっています。
自分の資産は自分で守らないといけないので、預金やタンス預金なんてしている人は、日本円の価値が下がっていく円安リスクに思いっきり打撃を食らっていることになります。