なんでも道しるべ

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【下がった時に買う】ポジションを持つことの重要性と下落時の買い向かいについて

今回は投資についてのちょっとした考えをシェアしたいと思います。特に、下落時にどうやって買い向かうか、そしてポジションを持つことの重要性についてです。

最近、米国相場が7月11日に今年3回目の大きな下落を経験しましたね。今年はブル相場が続いている中での下落ということで、特に注目されました。今回の下落では、主要指数だけでなく、これまで市場を牽引してきたビッグテック企業も大きく値を下げました。これによってセクターローテーションが起きたと言われています。翌日には指数が少し上昇しましたが、ビッグテックは続落したままでした。

「買いたい!」と思っていても買えない理由

このような状況で「買いたい!買いたい!」と言っている人が意外と下落時に買えないという話をよく耳にします。これは、待機資金を持ち続けることで、下落時に買う行為に心理的なハードルが生じるからです。常に買っていないと、下落時に一気に買うのは難しく感じますよね。逆に、積立投資などで少額でも定期的に買っていると、下落時にその金額を少し増やすだけで良いので、心理的な壁が少なくなります。

実際、私もテスラ株を例にとってみると、4月に大きく下げた時に少し買ってみたんです。それが、先日の下げを含めても70%の利益を出しているんですよ。下がった時に買うのは勇気がいりますが、ブル相場であればこの方法は効果的です。ただし、これはあくまでブル相場だからこそ有効な方法です。ベア相場では、下落時に買い続けるのは底が見えないので注意が必要です。

ポジションを持つことで見える世界

そして、もう一つ重要なポイントは、ポジションを持っているかどうかです。ポジションがゼロの状態でチャートを眺めても、自分の資産が増減していないので、感じ方が小さいですよね。しかし、少しでもポジションを持っていると、値動きによって自分の資産も増減するので、チャートの見方が大きく変わります。これは、投資行動に対する感情的な関与が高まり、市場の動向に対する関心が深まるからです。

例えば、定期的に少額を積立投資していると、下落時にその金額を増やすだけで良いので、心理的な負担が軽減されます。これによって、下落時にも自然に買い増しができるようになります。積立投資は、ドルコスト平均法の利点を活かし、購入価格を平均化することでリスクを分散させることができます。また、定期的な投資行動が習慣化することで、長期的な視点で市場を見ることができるようになります。

実際の投資行動を習慣化する方法

待機資金を持ち続けるよりも、少しずつでもポジションを持っておくことが、下落時に買い向かうための大きな助けになります。投資初心者の方でも、少額から始めることで市場にエントリーしやすくなりますし、分散投資を行うことでリスクを分散させることもできます。

そして、定期的な見直しを行い、市場の状況に応じて適切にポートフォリオを調整することが重要です。市場の動向を常にモニタリングし、適切なタイミングでの買い増しや利益確定を行うことで、長期的な資産形成を実現することができます。

最後に、ポジションを持つことでチャートの見方が変わるという話に戻りますが、これは本当に重要です。ポジションを持っていると、自分の資産が実際に値動きによって増減するため、チャートを見る際の感情的な関与が高まります。これによって、市場の動向に対する理解が深まり、より正確な投資判断ができるようになります。

結論として、欲しい商品をポートフォリオに少しでも入れておくことが、下落時に買い向かうための重要なステップです。ポジションを持つことで、値動きによる資産の増減を実感し、チャートの見方が変わります。これにより、下落時にも冷静に買い増しを行うことができ、長期的な資産形成をサポートします。投資を始める際には、少額から始めて定期的に投資を行うことで、心理的な負担を軽減し、効果的な投資を実現しましょう。