なんでも道しるべ

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中学生になるとストレス増加や病む人が続出⁉その理由を考えてみたら…

娘がもうすぐ中学生になります。

いま最も悩ましいことが、部活に入るかどうかです。

以前の記事で、運動部より文化部の方が良い的な記事を書いたと思いますが、今は、そもそも部活に入る必要があるのか?とも思えています。

■部活への所属が自由になった

私が中学生の時代、20年以上前ですが、その時は部活への所属は必須でした。

運動部と文化部のどちらかに所属する必要があり、部活を辞める場合は、運動部に所属していたら文化部、文化部に所属していたら運動部に変える必要があったくらいです。

私は運動部に所属していましたし、部活はまあまあ楽しかったのですが、今思うと、大人になって何かの役に立っているのか?と思うとちょっと疑問です。

先輩後輩関係、礼儀、仲間交流など、部活を推奨する人たちはそれなりの意味を並べますが、これらは部活でないと学べないことなのか、部活に所属することで失うものはないのか、と思えてなりません。

さらに、学校の先生においても、部活動問題と称する課題があり、手当てが出ないとか、責任問題とか様々な問題があります。

けれども、日本という社会は、過去の流れをなかなか変えることができない文化なので、その世代の人たちが自分たちの意思で変えていかなければ動かせないでしょう。

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今は部活への所属は必須ではないようで、自由だと聞いています。

でも、親世代(私も含めて)は、中学生=部活という先入観が非常に強いのも事実です。

私自身も、自分の考えを改めるように、様々な情報を取るようにしています。

部活をするメリット、デメリット、など。

やはり、部活によって青春が崩されて、さらに自分が本当にやりたいことができずに、悩んでいる人が多くいるのが分かります。

私も部活に入ることが絶対と思っていた自分の考えを直さなくてはいけませんね。

■中学生になると病む原因5つ

部活に入るメリットは、個々が理解しているので、ここでは語りませんが、デメリットを中心に考えていこうと思います。

まず、中学生になると、急に生活スタイルが崩れて、病んでしまう人が多くなるそうです。

その理由として私が思っているのが、

  1. 中学生になると急に勉強が難しくなる。
  2. 英語という教科が増える。
  3. 定期テストが入ってきて、通知書や内申書に影響してくる。
  4. 本格的な部活が始まる。
  5. 塾に通うことが多くなる。

挙げた中で、1.に関しては、小学校と中学校では勉強のレベルが3倍違うと言われています。

さらに、高校になると中学生の5倍は難しくなると言われており、大学受験は小学校レベルの15倍ということになりますね。

小学生のころは、学校の授業を聞いて、宿題をきちんとやっていれば、単元別のカラーテストでは満点や90点以上は楽々取れていた子も多いはずです。

けれども、中学生になると、そうは簡単にいかず、理解するのが難しくなります。

その上、2.で書いたように、英語という新たな教科が増えます。

学習指導要領が改訂されて小学校でも英語の授業は始まっていますが、小学校の英語は勉強ではなく、単なる導入に過ぎません。

あの程度の勉強内容で実力もつくわけもなく、テストすら解けないです。

中学生になって本格的に英語が始まるのは、昔も今も変わらないです。

■中学校の勉強は甘くない

勉強が難しくなるため、5.に書いたように塾に通う子が増えます。

中1の時でも約半数の生徒が塾に通い始めますし、中3になると約8割の生徒が塾に通うと言われています。

塾に通わなくても進研ゼミやZ会などの通信教材を使う家庭も多いと思います。

私はスタディサプリを推奨しますが、これらを導入しなければならないのは、中学校の勉強が難しくなるからです。

そして、中学生や親の悩みの種になるのが、3.で書いた定期テストと内申書です。

公立高校に進学する場合は、地域差はありますが、中1の成績から入るところもあります。

そうなると、中1の最初の定期テストからしっかりと対策をしなければなりません。

ゆえに、塾に通いだすという生徒が増えるのは仕方ないと思います。

■中学生活は甘くない

これらの挙げただけでも、小学校からの違いは大きく前途多難なのですが、そこに、4.の部活が入るのです。

実際、小学校のうちから部活がある所もありますが、小学生の段階は毎日ではありません。

娘が通っている学校では週1回の練習に過ぎないです。

それが、中学校になると、特に運動部の場合は毎日の活動になります。

また、大会などもありますし、部活が人生という生徒も増えてきますから、生半可な気持ちで入部すると痛い目にあうわけです。

そして、中学生になると、塾の時間も遅くなります。

基本的には19:00~22:00の間で、小学生の時よりも2倍程度の時間のところが多いのではないでしょうか。

部活によって放課後の時間も少なくなるのに、そこに夜になると長くなった塾の時間が待っています。

これで、ストレスが貯まらない中学生がいるとは思えません。

授業、部活、塾、と3か所も場所移動しなければならないのにも関わらず、そこに、定期テストや模試なども含まれてくるわけですから、中学生は本当に忙しいです。

今は大学に進学する人が増えており、中高一貫も注目され、6年間の勉強が大切になっています。

部活に所属することが本当に必要なことなのか、もう一度考える必要がありそうです。