なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに不定期に更新!?)

【最近流行りの】カブアンドとフィナンシェのトークンを斬ってみた

最近、SNSで知ったのが、株がもらえるカブアンドってものです。

あの金配りで有名な前澤さんが立ち上げるサービスらしいのですが、いままでのサービズだと利用に応じてポイント還元というのが多かったと思いますが、そのポイントに対して株をあげるというものらしいのです。

例えば、電気とガスとか、これらをカブアンドに切り替えることで、利用料金に応じた株をもらえるってことなんです。

なぜ株なのか?って話なのですが、先日、ホリエモンを対談をやっていたので、それを見ていたのですが、株だと将来的に上昇する可能性があるから、ポイントだと増えないでしょ?って話だったようで、ついにここまで来たかと思いましたね。

結論から、私の意見を申し上げると、私は利用しません。

ただ、否定はしませんよ。

なので、利用する人は利用すれば良いと思っています。

私は利用しないというだけです。

なぜ利用しないのか、私の考えを示しておこうと思います。

■株に対する嫌悪感が減っている

そもそも、なんでこんなサービズが今になって始まったのか?と思ったのですが、おそらくですが、日本人が株投資に関してハードルが下がってきたからだと思いますよ。

最近は、iDeCoやNISA、クレカ積立など、様々な投資方法が出てきて、さらに若い人だと、これわの投資をやっている人が多いです。

そして、クレカ積立のポイント還元なんて、かなりの人が興味があり、ポイント合戦みたいになっていますし、投資も一昔前のような日本の個別株ではなく、インデックス投資が流行っているので、日本株だけでなく、世界株への投資にも興味が出てきている人が増えており、このような株をもらえるサービスには抵抗が減っていると思われます。

おそらく、昔だったら、こんな株がもらえるサービスなんて怪しいって思われていたと思いますが、今だったら、え?株がもらえるの?いいやん!ってなる人が多いのでしょうね。

私も一瞬は、面白いサービスだなと思いましたね。

けどですね、このようなサービスはどうなのかな?と思いますね。

もちろん、どうせ、電気やガスや携帯料金というのは発生するので、どうせならカブアンドに変えても問題ないと思いますが、このようなサービスを受けるには、何かしらの欠点があるのではないか?と思わなくてはいけません。

いわゆる、楽天経済圏のように、楽天で固めてしまうと、楽天が少し改悪したとしても、面倒くさいから変えないという流れになります。

それがこれらに当てはまってきますし、さらに他ならポイントがもらえるのに、本当にカブアンドの株で良いのか?って話にもなるんです。

聞こえの良い未公開株という言い方をしていますが、株式上場する気はあるのか?って話ですよ。

それなら、ポイントでもらっておいて、それこそポイント投資をした方が、米国株や世界株に投資できますからね。

カブアンドを利用して、そのカブアンドの株を持つってことは、自分自身が働いていて給与をもらっている会社の持株会にはいるようなものです。

それって、リスクが集中していませんか?って思いますね。

■相手側はさらにメリットがある

私が感じるのは、このようなサービスって利用者が得するように見せかけて、結局は創業者や経営者が一番儲かるって仕組みなんですよね。

商売なので当たり前と言えば当たり前なのですが、これらの人たちを儲けさせるために、こちらがわざわざ移転手続きなどをしてあげる必要がありますか?って思いますけどね。

なにかキャンペーンがあれば別ですけどね。

まあ私の場合はキャンペーンがあったとしても、そんな未熟なサービスに最初から手を出すことなんてリスクしかないと思っています。

株がもらえる以上に、利用に対するリスクを抱えるのが嫌ですけどね。

自分に何か得なことをあると感じたときには、相手にはどんな得があるのかな?と考える癖をつけた方が良いと思っています。

以前から、フィナンシェのトークンというのが流行っているのですが、これはクラウドファンディングの見返りにトークンという名の価格が上下するものが手に入るのです。

これって、こっちは応援すると同時に価格が上がるかもしれないトークンを貰えるという画期的で良い商品のように感じますが、それ以上に発行側にはさらなる価値があるんですよね。

一つは、株式を吐き出さなくても良いということです。

投資をしてもらったら普通は株を放出しなければなりません。

けれども、クラウドファンディングであれば、株を渡さなくて良いので、経営者からしたらかなり嬉しいのです。

二つ目としては、トークンを渡しておくだけで納得してくれるという点です。

これまでのクラウドファンディングであれば、何かの特典を渡す必要があり、それらの準備にもお金と手間がかかりますが、このトークンであれば、電子的な特典なので、企業はほとんど面倒な準備などが不要になります。

これらが発行者側にはメリットなんです。

そして、このトークンは売却できるので、利用者はお金がもらえる可能性があるわけですが、けれども、そもそも応援する必要があったのか?って話ですし、さらに手数料をフィナンシェに取られますし、なんか、楽しそうだからやってみたという感じで、お金を失ったということになりかねません。

なので、これらのようなうまい話には、何か裏があるのでは?って考えた方が良いってことです。

こららのサービスを利用するのであれば、自分の想いとリスク許容度、何がしたいのか、そこをしっかりと吟味して、購入したり、切り替えたりした方が良いってことです。