小学6年の娘は、英検に引き続き、漢検の受験もやりました。
英語は先取り学習をしていますから準1級ですが、漢検は小学6年のレベルなので5級となります。
漢検は毎年、その学年の漢字の確認のために受験していますが、今年は中学受験もあり、コロナもあったのでどうしようかと迷いましたが、やはり漢字は非常に大切なので、小学生の最終学年として小学校で習う漢字を確認する意味で受験しました。
けれども、今回は一点違う受験でした。
それはCBT受験をしたということです。
これまでは一斉に受けるペーパーでの試験を受けていましたが、今年はコロナで中止の懸念もありますし、今後のためにはコンピューターを使った試験に慣れるうえでもCBT受験を体験しておくのは重要と考えたためです。
漢検のCBT試験の結果は1週間で返ってきました。
一応、10日前後で郵送されると書いていましたが、驚きの1週間後でした。早いですね。
■漢検5級の結果
早速ですが、漢検5級のCBT試験の結果は「192点」(満点200点)でした。
2週間程度は勉強していきましたが、4問間違いでなかなかの点数だったようです。
間違った箇所は、音訓、筆順、書き取りで、特に音訓はよく分からないと言っていたので、結果としては順当だったのかもしれません。
まあ、小学生段階の漢字の復習としては、良かったのではないでしょうか。
これで、漢字に関しては、とりあえずは心配せずに中学校に進学できそうです。
■塾の模試対策にもピッタリ
なぜ娘の漢字を心配しているかというと、馬渕教室の公開テストで毎回必ず何問かは間違うからです。
基礎知識の漢字に関する問題である、漢字の書き、読み、部首、画数、筆順、対義語、類義語、同音異義語、同訓異字、ことわざ、慣用句などで点を落としてしまうと非常に勿体ないです。
ここで数問間違えるだけで、文章問題の文学的文章や説明的文章に入る段階で、例えば満点90点スタートなどになってしまいます。
これを対策しなければと考えてきて、6年の間は漢字の取り組みをしてきました。
これまでブログでも紹介してきましたが、小学生の漢字や中学受験の漢字なども取り組んできました。
小学校でも漢字50問テストなども実施されるので、そこでも満点狙いで勉強してきました。
今回、漢検の5級に取り組みましたが、これまでの積み重ねがあったので2週間足らずで十分に対応可能だったように思えます。
■漢検の出題範囲は広い
娘は馬渕教室に通っていますが、2ヵ月に1回実施される公開テストの国語の対策には苦労していました。
文章問題は様々な問題数に当たるしか方法はないのですが、漢字関係の対策もなかなか対策が難しかったのです。
塾で配られるテキストには大量の漢字や周辺知識が載っていますが、練習問題数が少ないのでアウトプットが少なく、定着がなかなかできません。
テキストを眺めていても覚えられないわけですからね。
何かよい方法はないかな?と思っていたのですが、今回、漢検の勉強をして、これは非常に良いと思いました。
漢検5級の出題内容は、通常の漢字の読み書きに加えて、部首、部首名、筆順、総画数、送りかな、音訓、四字熟語、対義語、類義語、熟語の並び替え、熟語の意味、同音異義、同訓異字などバラエティーに富んだ問題数になっています。
これ10回分以上の過去問をやれば、かなりの問題数をこなすことができます。
今回は、漢検対策なので、出る順のテキストと過去問13回分のテキストの両方をやりましたが、これをしっかり取り組んでおくことで、塾の定期テスト対策にもなると感じました。
実際、公開テストの過去問をやっても、これまでは何問か間違っていたのですが、漢検受験の後は満点になりました。
■小学生と中学生の漢検の違い
漢検の受験級は、小学生の場合、各学年が上がるごとに受験級を上げていき、学年で習う漢字の確認ができます。
10級が小学1年で、5級が小学6年なので、これで漢字の定着確認には非常に良い使い方だと思います。
合格率も70%以上なので、小学生で受ける人はきちんと勉強して受けている感じがするので、漢字の学習ツールとしては好都合だと思います。
中学生からは、4級と3級を受けることになります。
特に受験学年みたいな区分けがないので、4級で中学校在学程度、3級で中学校卒業程度という言い方をしています。
5級の1026字から、4級は1339字、3級は1623字と一気に増える上に、出題内容も高度になってくるので、合格率も50%程度まで落ちます。
小学校の時は任意受験だったのですが、中学校にあると強制的な感じになると思いますし、高校受験対策で受ける人も増えるので、合格率も下がってくるのかもしれませんね。
それでも、中学校で漢検の対策をすることは漢字の勉強にはとても良いと思われます。
そして、CBT受験の場合は5級までは2,000円、4級からでも2,500円なので、英検に比べるとそれほど大きな出費もないので、気軽に受験できると思います。
引き続き、漢字勉強として漢検対策は続けたいと思います。
(画像をクリックするとアマゾンのページに移動します)
(画像をクリックするとアマゾンのページに移動します)