なんでも道しるべ

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天皇賞・秋の193億円の関心力がこっちの世界にきたら、って思う。

f:id:anyguidepost:20171030122228j:plain今日は全く違う市場から、国民意識について考えてみたいです。

国民の「つみたてNISA」の意識は低いけど、「天皇賞・秋」への意識は高いと思われる事象の記事を抜粋してみました。

■天皇賞・秋は193億円!

昨日、2017年10月29日に行われた「天皇賞・秋」の売上は、なんと193億円だそうです。

天皇賞・秋の売り上げは193億6967万7100円
(引用:台風の大雨で入場者減も売り上げは微増/天皇賞・秋、極ウマ、2017年10月29日から抜粋)

1レースで193億円ですか。凄い金額が動くのですね。競馬でそんなに大きなマネーが動いているとは知りませんでした。

私は競馬には現時点では興味がないのですが、国民の関心力が高いのが裏付けされている数字なのではと感じました。

「キタサンブラック」と「北島三郎オーナー」の名前は、ラジオの競馬予想で良く聞く名前なので、関心が低くても覚えてしまいました。

あと2レースしか走らないと聞きました。有終の美は「有馬記念」だそうですね。

競馬には興味なかったのですが、キタサンブラックには関心がでてきました。

年末の「有馬記念」は見てみようかな。たぶん、馬券は買わないと思いますけど。

■つみたてNISAの認知度は17.3%(但し、証券保有者のなかで)

さて、競馬とは縁が遠い存在のような「つみたてNISA」についてです。

国民の関心は低いのが、つみたてNISAの意識が低いことから良く分かります。

日本証券業協会が2017年10月17日に発表した「個人投資家の証券投資に関する意識調査」
・つみたてNISAを「利用したい」と考えている人の割合は全体で13.6%。
・つみたてNISAの「名称」の認知度は17.3%。
・「(2018年1月から)導入予定であること」を知っていると答えた人は7.9%。
・「年間40万円までの積み立て投資が可能であること」への認知が7.6%、「非課税期間が20年間であること」が7.5%、「現行のNISAと併用できないこと」6.9%。
・「いずれも知らなかった」人の割合は全体で74.1%。年代が高くなるほど「知らない」人の割合は増え、70代以上では81.7%。
・つみたてNISA、「是非利用したい」と考えている人は全体で4.2%、「利用したい」が9.4%で、あわせて13.6%が「利用したい」。
・年代別にみると、20~30代で24.7%、40代では16.9%、50代は12.8%、60~64歳は11.7%、65~69歳が9.2%、70代以上では8.0%。年代が低いほど利用意向が高かった。
調査は20歳以上の証券保有者を対象に、2017年7月6~10日にインターネットを通じて行った。有効回答は5073人だった。
(引用:「つみたてNISA」認知度、伸び悩み 個人投資家でも17.3%、J-CAST会社ウォッチ、017年10月24日から抜粋)

この調査、証券保有者にしたものです。

証券保有者でも「つみたてNISA」の“名称”を知っているのが、たったの17.3%ですよ。

投資が生活に根付いている人でも、関心が低い人などはNISA制度そのものを知らないようですね。

なぜNISA制度を知らないのかは事情がいろいろあると思いますが、証券保有者でも意識が低いのは周知方法に問題があるような気がしてなりません。

さらに、2018年から導入されるされることを知っている人が一桁台とは低すぎです。

当ブログでも「つみたてNISA」と連呼している記事を多く書いています。少しでも周知に貢献できたらと思っています。

年間40万円迄であること、非課税期間が20年などの条件については、そもそも知らないのに条件を知っているわけがなく、同じように一桁なのは仕方ないと思います。

一つ、嬉しい内容としては、「利用したい」と考えている人が、20~30代で24.7%と数値は低いですが、年代別で最も高かったということ。

若い人に投資をやってもらって、信託報酬が安くなれば、私は嬉しいです。

さらに、私の子供・孫世代に投資が根付いてもらうことが、少子化で社会保障費用が圧迫されている現状からの救世主になると個人的に思っています。

■競馬の関心度を少しでもこっちの世界に!

何度も言って申し訳ないですが、そうは言っても、この調査は証券保有者対象です。

証券になんて興味・関心が全くない人をすべて対象にしたら、目も当てられない数値になるのでは?と考えます。

なぜ、競馬売上とNISA調査を一緒の記事に書いたかというと、結局、株式投資を競馬と同じ土俵と考えている人が多いからです。

株式投資もマネーゲーム化しているところはあります。

実際、チャールズ・エリス氏の書籍「敗者のゲーム」の中にも「マネーゲーム」という言葉がでてきます。

www.anyguidepost.com

株式投資にお金が関わっている以上、それは仕方のないことです。

私も3年ほど前までは、競馬などと同じような売買をしていたと思います。とても反省すべきことだと思っています。

様々な情報や本を読んで、今では、インデックスファンドとアクティブファンドに任せることにしています。

ド素人であり、サラリーマンで日々の仕事に追われ、家庭では家族サービスもしたいし、子供への投資にも関心がある私には、会社を一つ一つ調べる余裕なんてありません。

なので、手数料の安いインデックスファンドを探して投資し、私の代わりにアクティブに投資するのはプロにお任せすることにしました。

そのために、アクティブファンドに1.0~1.5%の手数料がかかることに、それほど敬遠しないです。

そら、安い方が良いに決まっているので、投資する人が増えてほしい気持ちはあります。

今回は、インデックスファンド vs アクティブファンドの話はしませんが、投資も競馬と同じくらい関心をもってほしいなと思いました。

世の中、スターがいると、その市場が活発になるものですが、投資の世界にスターはいるのかな?

そもそも日本人は、お金儲け=汚いこと、という認識がどこかにありますからね。

でも何で競馬はそんなに盛り上がるのかな? 同じお金儲けなのに・・・