昨日の夜の投資信託の収益更新では、不思議なことがありました。
米国CPIの結果が落ち込んだこともあり、早期の利下げ期待から一気に円高に行っていたので、収益は前日比マイナスになると思っていたのですが、結果を見ると、若干の微増という内容でした。
投資信託口座のポートフォリオの大半を占めているのが、S&P500、全米株式、そして、FANG+です。
どれも指数は上がったものの、為替によって、下落していたのですが、なぜか投資信託口座の収益が上がっていました。
それは何故か?
理由は、おそらく、レバナスとレバファンの存在だと思います。
細かい計算まではしていませんが、レベレッジ系は為替ヘッジが掛かっています。
そして、一昨日の米国市場は大きく値上がりして、為替ヘッジの無いファンドは大きな円高進行により下落したわけですが、レバナスとレバファンは2倍ですから大きく上がっています。
これらの商品を持っていたために、収益額が微増だったということでしょうね。
■レバレッジ系もいい仕事してます
なぜか微増した収益の結果は下記のとおりです。
このようなことがあると、レバレッジ系の商品も捨てたものでは無いですよね。
今は円安進行が凄まじいので、為替ヘッジのかかっていないノーマル型が下手にヘッジコストをかけてレバレッジ系を買うよりも良いという判断をしている人が多いのではないでしょうか。
最近は、レバレッジをかけるよりも、ノーマル型でも十分に収益が出せるので、レバナスは一時期よりも人気が減ったと言われています。
とはいえ、昨日のような円高進行があると、やっぱりレバナスやレバファンを持っててよかったと思える瞬間がありますね。
運用するファンドは、できるだけ少ない商品数に絞った方が、シンプルで良いと思うのですが、やはり様々なケースに応じるためには、様々な商品を持つのは良いと思います。
今回のケースは、米国株上昇、円高進行、というもので、それに対し、株式に投資をするという意味では、ノーマルNASDAQ100もレバナスも同じ投資対象に投じていることになりますが、それでも、為替ヘッジ有り無しでここまで結果が変わるのであれば、コア・サテライト戦略ではないですが、今回のようなレバナスやレバファンを一定量持っておくのもリスクヘッジという意味で必要な気がします。
現在でも、レバナスとレバファンには積立投資を継続していますが、今後も積立をやっていって、このようなケースでも収益が上げられるようなポートフォリオを組みたいと思います。
■指数は下がったがヒートマップはグリーン強し
フォロースルーデーが発生した翌日の相場ですが、少し連続上昇の期待はしていましたが、やはり利確売りに押されたのか、若干下がってきました。
利確を入れるのは仕方ないですし、フォロースルーデー後でもダマシがあるみたいなので、しっかりと利益を確保するというのも一つの戦略です。
けれども、私の場合、一旦売却してしまうと、次に買うタイミングを逃すような気がしています。
予想どおりに株価が下落するかどうかなんて分からないからです。
分からないなら持ち続ける。それしか方法は無いかなと思いますね。
今日の夜は、あまり大きな指標発表はありませんが、耐久財受注の発表が予定されています。
昨日の指標発表でもあまり大きなボラティリティは発生しなかったので、今日もそれほど大きなブレがない限り、影響は少ないかなと思っています。
それよりも、今週末最後の取引ですからね。
来週に向けた相場状況を作るためにも、水曜日に続く上昇を見せてほしいと思います。
昨日のヒートマップも観ましたが、それほど、悪いマップでは無いですね。
銘柄毎に物色されている感じがして、指数がマイナスになった割には、グリーンのプラスの銘柄が多かったように見えました。
まだまだレバナスETFの含み益を積み重ねたいので、もう一段の上昇をお願いしたいところです。