米国は祝日だったみたいですが、株式市場の取引はあったみたいです。
一方で、債券市場は休場ということで、それが株式取引での薄商いにつながっているようです。
市場が閑散としていると上昇しやすいというのが相場の常で、その影響もあってか、主要指数は軒並み上昇という感じの1日でした。
このような相場では、次の日が大切だと個人的には思っています。
たいてい、妙な取引日の翌日って、大きな下落を伴うというのが私の感覚で、上昇を継続するにはそれなりの材料が必要になってきますが、薄商いでの上昇はあまり好ましくないというのが私の感覚です。
上昇日が継続すると、一旦は休息するような取引日が必要になります。
そのような時に、マイナス0.5%以内での下落であれば、それほど大きな問題ではないと思っています。
連続上昇なんていつまでも続くわけがありません。
どこかでガス抜きが必要なので、その下落日に2%を超えるような大きな下落ではなく、0.5%以内の小さな下落であれば、引き続き好調さは継続できると思っています。
加えて、下髭なんてあれば最高ですし、引け直前に上昇していって終わるというのも良いですよね。
そのようなガス抜きの下落って少しずつでもある方が健全な相場なんだと思います。
だからこそ、そろそろ下落がきそうだから売っておこう、なんて考えない方が良いです。
今のポジションを売却して、その売却分を全て即日買い戻せるのであれば、それはなかなかの強者ですが、普通はたとえ下がったとしても全買戻しなんて難しいですし、さらに下がると思って、一気に買戻しなんて判断はかなり難しいです。
逆に、上昇なんてしたら、目も当てられませんし、機会損失が甚だしいですからね。
このような上昇相場では指をくわえて見ている方が良いと思っています。
とはいえ、7月上旬からの大調整が来るかもしれないリスクもあります。
あの時は、ここまで上昇するものなのか?
ちょっと上昇スピードが早すぎないか?
このように思ったものです。
そのような時には一旦売却する商品などを決めておくのが良いかなと思いますね。
■今日の投信の更新は二日分
昨日は、日本も祝日だったので、投資信託の更新はありませんでした。
なので、今日の15日火曜日に金曜日と月曜日の分で更新されることになります。
米国市場は悪くない相場でしたし、ドル円も円安方向に進んでいるので、今日の更新は楽しみになります。
といっても、一喜一憂しないで、上昇しても冷静に受け止め、下落しても冷静に受け止めるべきかと思っています。
まあ、7月、8月の下落は、あまりにも急なスピードでの調整だったので、なかなか対処が難しかったですが、あのような相場では手放す人が出てきますから、そのような事態になる前に、少しは手を打つことは覚えた方が良いかなと思っています。
長期投資だから何もしないというのも大切ですが、それはそれでメンタルが削られるので、何か対処しておくのも必要かと思いますね。
■アナリスト予想って控えめが良い
今日はニューヨーク連銀の製造業景況指数が発表されます。
これはこれで動きそうな気配ですし、銀行の決算発表も終盤になってきましたので、これらの発表の影響も受けそうです。
銀行が終われば、ハイテク銘柄の発表早い勢が決算発表をしていきます。
今回の決算は全体的に悪くないのでは?という雰囲気が浸透しているようですが、こればかりは蓋を開けてみないと分かりません。
ただ、アナリストの予想って、少し控えめ気味に出すらしく、予想よりも少し良いという決算内容が最も好ましいみたいですね。
たしかに、受益者に株投資を促すなら、超絶決算を予想して、予想を下回って売り状態になるよりも、控えめの予想で、予想を上回った決算の方が良いですよね。
続々と決算発表が行われていくので、ちょっと楽しみですね。
やっぱり米国銘柄っていいですよね、決算はワクワクしますし。
日本企業の銘柄だと全然ワクワクしないのは私だけでしょうか?