先週末、馬渕教室の公開テストを中学1年の娘が受けました。
今回のテストからは中学2年のクラス分けに使われるということで、気合いが入っているというか、緊張していたようでした。
結果はまだ返ってきていませんが、自己採点結果から、ザックリした親目線の感想と、今後の自学自習で取り組むべき内容を考えました。
偏差値がまだ分かりませんから、あくまで自分自身が点数を上げるために必要なことです。
教科毎に書いていきたいと思います。
本日は「英語」です。
■2021年度から学習指導要領改革
英語は2021年度から学習指導要領が変更されたので、それに伴い、中学3年間で覚えるべき単語数が一気に増えました。
ゆとり世代(2010年)までは900単語で良かったのですが、今では小学校の600単語と中学校で習う単語を合わせて2400単語と言われています。
2020年までは高校3年までに3000単語だったらしいので、シスタン2000やターゲット1900は中学までの1000単語にプラス2000単語で良かったわけですが、これからの中学生は高校進学までに2400単語習うのですから、数の桁が違います。
明らかに英語の能力を上げようとしているのが良く分かります。
とはいえ、学校では(特に小学校では)先生のレベルが低いので、たとえ600単語を習っていても、学生の頭には全く残っていないでしょう。
けれども、無情にも高校入試はやってくるので、知らない、覚えていないではな話になりません。
そんな事情が今回の公開テストには現れていたように思えます。
■自己採点結果は4点アップ
まず、自己採点結果としては、91点で、3問間違いでした。
前回の第3回では87点でしたから、前回に比べて点数は上がりました。
対策をして功を奏したのが「発音」の問題です。
発音記号をしらない娘なのですが、前回のテストで発音の問題で何問か間違っていました。
そこで、関先生が執筆されている問題集をメルカリで調達し、この夏休みに1周解きました。
すると、今回の発音の問題は5問ありましたが、全問正解でした。
ここまで急に正答率が上がるとは思ってはいませんでしたが、さすが中学生、飲み込みが速いです。
3問間違いの内容としては、惜しいものもありました。
Do疑問文なのにbe動詞で答えていたり、和訳で単語を一つ見逃していたりと、ちょっとしたミスも見られました。
もう少し点数を上げられる余地はありそうな気もしました。
■今回は平均点が下がると予想
ところで、今回の本題としては、出題の傾向が明らかに変わりました。
1問目に長文が出て、和訳や英訳や並び替えなど、出題形式としては同じなのですが、解答に英単語を直接記入するパターンが明らかに増えました。
これまでなら、語彙から選ぶ問題が多かったので、解答としては記号が多かったのですが、今回は単語を記入させる問題が増えました。
これはおそらく、昨年までよりも平均点が下がると予想されます。
読んだり、選んだりするのなら、何となく分かるけど、直接単語を書けと言われたら、書けない学生は大勢いると思います。
とはいえ、大阪府の中学生は英検2級や準1級を目指して勉強していますから、できない子は点数が取れず、できる子は高得点となる可能性があると考えられます。
前回の第3回までは平均点より上の点数の人数が多かったので、歪な得点分布になっていましたから、今回のこの形式により、正規分布に近い分布になると予想します。
それにより、平均値が下がり、得点に対する偏差値も上がると思います。
■こんなテストに対応するために必要なこと
英語は91点取れていますから、ここで特別な勉強は必要ないと思っています。
これまでどおり、オンライン英会話のカランメソッドと、Z会Asteriaを続けておけば、それなりの力はついてきていると判断しています。
ただ、英語のスペリングで落とさないように、毎回の単語テストでしっかりとスペルを覚えていくという地道な勉強は大事なことかと思います。
カランメソッドでもディクテーションがありますし、Z会Asteriaでもライティングがありますから、そのようなところで、しっかりとスペルをチェックしていくことが、今後のテストで点数を落とさないコツだと考えています。
それにしても、今回の英語レベルが上がったのは凄く驚きました。
このようなテストだと、学校の定期テスト勉強程度だと全く歯が立たないと思います。
90点前後の点数が取れているうちに、油断しないように英語のレベルアップをすることが、この成績を維持する秘訣なような気がしています。
引き続き、私も気合いを入れて、見守りながら働きかけをしていこうかと思います。