早くも11月になりました。
年末も近づいてきて、受験生は追い込みの時期が近づいてきました。
小学6年生、中学3年生、高校3年生、浪人生が本格的に勉強を進める時期です。
この時期にのんびりしている人はいないと思いたいのですが、どこからが真剣で、どこまでが平常なのかは人によって違いますからね。
この際の基準というものは、これまでの自分の過ごし方によって変わってきます。
非受験学年でも1日数時間勉強していた人は、そこが基準となるので、勉強時間をさらに増やさないと気合いが入ったとは思わないでしょう。
逆に、常にダラダラと過ごしてきた人は、1日に勉強時間を取るだけでも自分は勉強しているという意識が高いと思います。
この両者には大きな隔たりがありますが、こればかりは環境が違うので理解し合えることはないと思います。
あくまで自分で自分なりの基準をもって、1日1日を大切に過ごしてほしいものです。
■テスト勉強は何週間前から?
娘の方は中学1年なので、非受験学年ですが、土日は塾の自習室に行くのが習慣になってきました。
これまでは定期テスト前や塾の模試テスト前だけ行っていたのですが、テスト前をいう基準もだんだんと違ってきました。
人によっても違うと思いますが、部活動が停止する1週間前は全員がテスト前という認識があると思いますが、2週間前や3週間前というのはどうでしょう?
え、まだテスト前ではないでしょ?と思う人も多いと思います。
これも人によって基準が異なります。
私と娘の感覚では、3週間前からテスト前の意識になってきています。
当然、3週間前と1週間前では気合いは違いますが、3週間前であったとしてもテスト前の意識で準備を少しずつ始めていきます。
はっきり言って、このくらいから準備しないと、定期テストは間に合わないです。
穴だらけの知識と勉強では、全教科90点以上を死守するのは難しいと思っているからです。
3週間前から徐々にペースを上げていって、1週間前には完全に定期テストモードに入る感じです。
対して、塾の模試テストはそこまで準備しないです。
できないという方が正しいのかもしれませんが、範囲が広いうえに、深いところまで聞かれるので、発想力も必要なため、様々な問題に当たるような準備をしています。
それでも、2週間前からは準備しているような感じです。
■自習室には3年生がいっぱい
定期テスト前も模試テスト前も自習室に行くようになると、結局、ほぼ毎週、自習室に通うようになるんですよね。
学校の定期テストは年間5回、塾の模試テストは年間6回ありますから、毎月、何かしらのテストを受けているような感じですから。
先週末も定期テスト3週間前だったので、自習室に行っていました。
どのくらいの人が自習室に来ているのかな?というのが、私の疑問だったので、娘に聞いてみました。
すると、「だいたい3年生がいっぱい来ていて、たまに同じ学年の子を見かける」という感じだそうです。
やっぱり受験学年の中学3年となると、自習室に籠って勉強ですね。
2学期の定期テストで内申点が決まるので、最後の勝負にかけている人もいるかもしれません。
■受験学年のモチベーション
自習室に行く意味がある点として、周りの雰囲気というのは非常に重要だと思います。
というのは、先ほどの3年生ともなると、問題の解くスピードが非常に速いそうで、娘が「数学の問題を解くスピードがめっちゃ速くて、カリカリやっていた」と言っていました。
それに感化されてか、娘も休憩なしで勉強をしていたそうです。
受験学年と非受験学年のモチベーションの差は大きいでしょうね。
受験生は1分1秒がもったいないので、少しでも早く解きたいと思いますし、そもそも集中力が違うと思いますから。
■自分なりの自習室の使い方を習得することが大事
非受験学年から自習室で勉強する意識というのは大切だと思います。
自習室で集中できるかどうかは人それぞれです。
あんなにシーンとしているところだと、逆に集中できないという人もいるでしょうし。
受験学年になってから、自分が自習室に合っているかどうかから探るのであれば、遅すぎます。
低学年のうちから受験学年のトレーニングを行っておくのは重要です。
あと、自分は1日何時間勉強できるのか、1回で何分集中できるのか、を知るのも必要です。
受験学年になっていきなり8時間も10時間も勉強するのは難しいです。
低学年のうちから徐々に長くしていくことで、10時間勉強が成り立っていくと思います。
1回に集中できる時間も同じことです。
自分の今の立ち位置と目標を明確にすることが第一です。
あと、自習室は気分を変えるのに適しているらしく、娘も同じようなことを言っていました。
1日中家で勉強し続けるのは難しいけれど、家→自習室→家という流れならたくさん勉強できると言っていました。
勉強場所もリフレッシュも重要だということですね。
是非とも、自分なりの自習室での勉強法を見つけて、受験学年に挑んで欲しいと思います。