当ブログでは、主にマネー投資と子供への投資の記事を書いています。
資産運用と教育は、どちらか一方だけでは片手落ちだと思っており、子どもや孫の世代に何を残せるのか?と考えた時には、両方をバランスよく進めることが必要かと考えています。
であれば、両方を融合した金融教育も必要であると思います。
現時点で、子どもは小学3年ですが、どの時点でどの程度の金融教育をするかどうかで、こどもの将来の金銭感覚が変わってくるかもしれません。
少し心当たりがありそうな、そんな記事を見かけましたので紹介いたします。
■マネーリテラシー
子どもは思考パターンや行動パターンの多くを自分の親を見て学びます。
親のマネーリテラシーも子どもに引き継がれる可能性が高いと考えられます。
たとえば親がレジでお金を放り投げれば、子供もそうしていんだと思うかもしれない。
100円ショップで必要のないものをあれこれ買えば、子供も100円ショップとはそういう行為が許されるところだと感じるかもしれない。
「お金がないからムリ」という口癖の親を見ていれば、「お金がないと何もできない」という固定観念になってしまうかもしれない。
一方、おつりをしっかり確認する親の姿、お金を丁寧に渡す親の姿、ガラクタを買い込んで家にしまっておくようなことをしない親の生活スタイルを見て育てば、子どもも親のようにする可能性は高いでしょう。
もちろん、親のお金の使い方に疑問を持つなど反面教師にして改善するケースもあります。
実家が貧しくてそれを発奮材料にする人もいますので、それがすべてではないと思いますが。
そしてお金持ちの多くは、親から「ウチにはお金がない」などとは言われたことがないそうです。
また、成功している私の周囲の起業家に聞くと、「子どもの頃からほしいものは何でも買ってもらった」と言います。
それを聞くと「それではわがままになる」と受け止めるのが一般的だと思いますが、一方でお金で我慢するとか、お金で制約されるという意識を持たないで挑戦できるマインドの醸成に貢献したのではないかと捉えることができます。
(引用:親の間違った金銭感覚が子どもに及ぼす影響、All About マネー、2017/12/25から抜粋)
今はまだ子どもに、お金に関する教育を全くしていません。
私が株を買っていることは知っていますが、そもそも株って何なのかも分かっていないと思います。
この記事のなかで『ガラクタを買い込んで』と書いていますが、少し近いかも知れませんが、私が家で常に言っているのは、家の中のモノを減らすという意識です。
- 家の中にモノが増えると空間が減ります。
- モノが増えると、必要なものが埋もれて見つからなくなります。
- 同じ類のモノが増えると、一つひとつを大切に扱わなくなります。
- モノが増えると、掃除に時間がかかります。
これらの理由で、家にモノが増えるのは大反対なのです。
したがって、必要なものだけを購入するという意識は、子どもには伝わっているかもしれません。
■本を買ってあげることは多い
お金を貯金することを教えることはとても楽だと思います。
子どもにとっても、欲しい時にお金がないと買えないから、貯めておこうという意識は教えなくても芽生えるようです。
別に教えたわけではないですが、小遣いは財布の中で貯めているようです。
小遣いをあげてもあげなくても、何かが欲しい時にはねだってきて買ってあげるので、娘には小遣いの意味は無いかも知れません。
ただ、子どもにとっては大好きなガチャガチャをやりたい!と言ってきても(私には何が面白いのか分からない)、私は一切お金は出さないので、その時は自分の小遣いを使っているようです。
逆に、本を買ってほしいと言ってくると、かなりの確率で買ってあげます。
何でも買うわけではありませんが、家に読んでいない本が無くなったら買ってあげるようにしています。
一応の基準としては、学校の図書室で置いていない本や置いていても予約が多い本を買ってあげるようにしています。
特に、新しい本などは学校ではまだ入っていないので、買ってあげることが多いかもしれません。
最近気になっているのが、家の中に本が増えたことです。
年末に本棚を片付けて、必要な本を整頓できるようにしようと考えています。
■「モノポリー」ボードゲーム
子どもに投資の概念を教えるのに一番良いと私が思っているのが、「モノポリー」というボードゲームです。
私自身も子供の時にやっていましたが、その時はこのゲームの面白さがあまり分かりませんでした。
少し投資の概念が分かったときに、このゲームの面白さが分かってくると思うのですが、このゲームは不動産投資的な要素が強いかな?と感じます。
小学3年には少し早いかなとも思っていますが、年末年始の時間が取れるこの時期に、家族でやってみようかとも考えています。
■ショッピングモールでの出来事
この記事の趣旨とは少し違ってくるかもしれませんが、先日、ショッピングモールのフードコートで、昼ご飯を食べました。
ショッピングモールで昼ご飯を食べたのは実に久々でした。
ちょうどクリスマスシーズンで、賑わっていたこともあり、娘が「KFC」を食べたいと言いました。
いつもだったら、一緒に買いに行ってあげるのですが、良い機会だと思い、一人で買いに行かせました。
「自分が食べれそうなものを、何でも良いから買ってきていい。間違って高いのを買ってきても、何も言わないから」と行かせました。
自分でメニューを見て、注文をして買ってくるというのは初めてだったので、とても緊張している様子でした。
買い物を終えるまで、2回ほど帰ってきました。
1度目は、カウンターの上のパネルしか見ずに、「どこにメニューがあるの?」と帰ってきました。
2度目は、カウンターの横のおすすめボードしか見ずに、「いっぱい入った、高いのしかなかった…」と帰ってきました。
注文のカウンターの上にメニューがあるからと教え、3度目のトライでようやく買い物を終えてきました。
結局は、650円程度のセットを買ってきました。
寒いこの時期なのに、少し汗をかいていたので、笑いました。
買いに行っている間、妻とは「3,000円くらいのファミリーセットを買ってきたら、どうしようか(笑)」と言っていました。
小学3年にもなると、食べる量と値段の感覚は分かるようで、上手に買ってきてました。
これで自信をもって、買い物やお金の価値に少しでも興味をもってもらえればと思います。