朝学って短い時間の割にはかなり効果が高い勉強時間です。
中2の娘は、中学生になってから、朝学を行うようにしています。
朝学といっても、30分程度の時間ではあるのですが、30分であっても机に向かうことは必要です。
朝、机に向かうことによって、昨日で残していたものを補填したり、当日に必要な事を再確認したり、宿題を進めたりなどを行っています。
学校があると朝はバタバタしている人が多いと思いますし、机に向かう時間なんて取れない人がかなりいると思いますが、机に向かう時間をきちんと取ることで、様々なことができます。
また、朝の時間は30分であってもかなり貴重であり、少しでも再確認や物事を進めることができます。
朝学の時間は大切にしたいものです。
■朝の時間は貴重な時間
朝の時間に勉強しようと考えたのは、朝の時間を使って、計算問題や漢字の暗記などを毎日進めると、1週間、1ヶ月を経過したらかなり覚えられているのではないか?と考えたためです。
私自身、子どもの頃は、テスト前に徹夜で暗記したりして、朝の時間に勉強するなんて考えもしなかったです。
やっていた自分が言うべきではないですが、テスト勉強で徹夜することなんて論外であり、テスト前はしっかりと睡眠をとって、テストに挑むことが大切です。
けれども、そうなると、前日に緊張してしまって寝れなくなります。
そのために、朝学をするという習慣があれば、前日はしっかりといつも通りに寝て、当日の朝に起きてから再確認するということができるということです。
娘の場合は、テスト当日は朝ごはんを食べながらも最終チェックをしていますので、朝学を含めると1時間程度は最終確認していることになります。
この1時間という勉強時間が意外と大切で、これをやるか、やらないか、は大きく違ってくると思います。
このようなことを書くと、テスト前だけやれば良いのではないか?という意見が出てくるのですが、それもそんな簡単なことではなく、いつも習慣化していない勉強を急にできるものではないです。
テスト当日は気が張っているので、起きれるかもしれませんが、落ち着いて勉強するのであれば、毎日取り組んでいる方が時間配分もしっかりできます。
そのためにも、毎日取り組みをしていることが重要ですね。
■早寝早起きの習慣
朝学習をすることで、副次的な効果があります。
それが、いわゆる早寝早起きができることです。
当たり前のことですが、早寝早起きは体調を整えるためには重要なことであり、これを崩すと、体調だけでなく、記憶や集中力にも影響を与えます。
したがって、早寝早起きをすることは大切であることは間違いなく、早起きするには、早く寝ないと始まりません。
早く寝るのには何が重要か。
それは早く起きることです。
よくある話ですが、休日などは早く起きないために、夜の寝つきが悪くなり、結局、夜更かしをすることになります。
たとえ数十分の昼寝をするにしても、朝はいつもどおりの時間に起きることが大切です。
娘の場合は、休日は大抵、昼寝をしています。
昼寝といっても、1時間もするわけではないです。
1時間もしてしまったら、夜に寝れなくなるので本末転倒ですから。
長くて30分程度、短い場合は10分程度の昼寝です。
昼寝は社会人でもやって方が良いと言われていますが、午後のパフォーマンスを上げるためには必要なことだとも言えます。
朝学をやるために早く起きることが、結局は早寝を促し、早寝早起きにつながるということです。
■時間に余裕を持つことで行動が変わる
テスト前でない時は、朝は大抵、塾の宿題をやっているか、小テストなどの勉強をしていることが多いです。
テスト前のように気合いが入っていない時は、朝ごはんの時も勉強はしていないです。
けれども、洋画や海外のアニメを観たりして、英語のリスニングの勉強などはやっています。
面白すぎて、朝ごはんが長くなっている時もありますが、まあ、それは英語を聴いているということで、大目にみていますけどね。
朝に時間があると、映画などを観れる時間もありますから、すごく余裕に時間を過ごすことができます。
夜寝るのが遅いと、朝起きるのもギリギリになって、朝ご飯をしっかり取ることもできないと思いますし、ましてはこのような英語のリスニング対策も出来ないと思います。
毎日、数十分のことではあるのですが、これを積み重ねることで、英語の上達にもなっているということです。
朝を制するものは1日を制すると言われています。
私も仕事は午前中にできるだけ片付けるタイプであり、その感覚を子どもにも植え付けているのかもしれません。
時間に余裕があれば、様々なことができます。
朝の時間を有効に使って、1日の対策を取ることができれば、変わることも多いのではないかと思うのです。
最近、朝学は当たり前のようにやっているので、特別感がなかったのですが、普通に考えると、意外と朝に勉強をしてから学校に行っている人は少ないのではないかな?と思い、このような記事を書いてみました。