日々の値動きを、ザックリと一気にチェックするためのツールが欲しいと思っていました。
数年前までは、個別銘柄を直接売買していたので、SBI証券で一括管理していました。
最近は、複数の証券会社や直販投信を使っていますので、特定の証券会社での一括管理が出来なくなってしまいました。
何か良いツールが無いかな?と思っていたら、良いものがあったので、紹介したいと思います。
■保有している商品群
現状、私が使っている証券会社や直販投信は下記のとおりです。
- SBI証券
- カブドットコム証券
- 楽天証券
- セゾン投信
- レオス・キャピタルワークス
- 野村證券持株会
SBI証券では、「国内株式の個別銘柄」と、従来NISAで買付した「米国ETF」があります。
カブドットコム証券では、趣味で保有しているフリーETFの「SPDR S&P500」があります。
楽天証券では、つみたてNISAで積立を考えている「iFree S&P500インデックス」「楽天・全米株式インデックス・ファンド」「ひふみプラス」があります。
セゾン投信では、すでに積立中止しているが保有している「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と、iDeCoに積立を替えようと考えている「セゾン資産形成の達人ファンド」があります。
レオス・キャピタルワークスでは、つみたてNISAに替えようとしている「ひふみ投信」があります。
野村証券持株会では、勤めている会社の「持株会の銘柄」があります。
■モーニングスターのアプリ
これらの株価や基準価額を一気に見れるものが無いものか?と探していたら、便利なものがありました。
モーニングスターのスマートフォンアプリ「株・投信情報」です。
このアプリには、「ウォッチリスト機能」というものがあり、株の銘柄、投資信託の商品、指数などを自分用に登録することができます。
これを使えば、一気に確認できると思い、ウォッチリストに上記のものを登録してみました。
これまで、証券会社にログインしたり、直販投信はそのホームページをアクセスしていましたが、これでかなりの数の銘柄とファンドの時価が確認できるので便利でした。
せっかくなので、ウォッチリストに、為替と日米の株式指数も一緒に登録してみました。
■ちょっと難点
このモーニングスターのスマートフォンアプリで、一つ欲しいと思ったのは、米国ETFも登録できたら使いやすいのにと感じました。
話はそれますが、SBI証券の外国株式を取引する「外貨建商品取引サイト」は、何故か独立していて、非常に使い難い印象です。
まず、SBI証券にログインして、外国株式のアイコンから「外貨建商品取引サイト」を立ち上げなくてはならず、二重に入っていくのが面倒です。
始めから、SBI証券のポートフォリオに米国ETFも一緒に表示されていると特に不満もないのですが、ここには表示されないです。
また、さらに惜しいなと思えるのが、SBIグループの「SBI住信ネット銀行」内でも、SBI証券と連携されていて、「SBI証券保有資産評価」という項目があり証券の残高が表示されます。
しかし、そこでも、米国ETFは残高には組み込まれず、国内株式のみの残高になっています。
SBI証券にお願いするとしたら、外国株式関連もポートフォリオで一緒に表示してほしいです。
話は戻して、モーニングスターのスマートフォンアプリでも米国ETFは検索対象外ですし、もちろん登録もできません。
米国ETFを直接買い付けている人が少ないから、需要が少ないのが現状なのかもしれませんがね。
当ブログで紹介しているように、投資信託でもバンガードの米国ETFを扱うようになりましたし、S&P500インデックスはすでに複数の商品が出ています。
このままだと、今後も米国ETFの扱いは無さそうな気がしますが、需要が出てきたら対応してもらえるようになるのかな…
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■ファンドの総口数を確認するときは直接確認が必要
このアプリを使っても、結局は証券会社や直販投信にログインしなくてはいけないのが、資産棚卸をするときです。
私は、現時点では1カ月に1回程度は資産の棚卸をして、投資資産と非リスク資産の棚卸をしています。
1カ月の騰落で、資産がどの程度変化したかを確認するためです。
あとは、定期的に積立しているので、きちんと資産が増えているかを確認するためでもあります。
投信への積立の場合は、約定日の基準価額によって口数が変わってきますので、それはログインして総口数を確認するしかありません。
この棚卸のときは、複数の証券会社や直販投信にログインするのが面倒ではあるのですが、仕方ありませんね。
積立を中止している商品は口数の変化がありませんので、その時の基準価額を確認するだけで良いので、このアプリを使える利点でもあります。
■ポートフォリオ機能は使えるか?
モーニングスターのホームページを見ていると、「ポートフォリオ機能」というものがあるようです。
ユーザー登録をしないと使えないそうですが、これにより登録した名称の損益が一気に確認できるということ。
また、一番便利だと思ったのが、「積立プラン」を登録することで、追加登録することなく、毎月自動登録してくれるらしいです。
これも米国ETFが登録できないので、すべてが管理できずに、う~ん…と思うかもしれませんが。
やってみないと分からないので、一度、ユーザー登録をしてみようかと考えています。
「iDeCo」と「つみたてNISA」を開始して、積立商品群がきちんと固まってきたら、ユーザー登録して、積立資産の管理ができるかどうかをチェックしてみます。
そこまでは、まずはこのアプリに慣れてみて、基準価額の一括確認がどこまで便利なのかを見極めてからですね。