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「映画」と「集中力」の絶妙な関係・・・お盆休みのちょっとしたエピソード

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昨日、「オーシャンズ8」の映画を英語で観るという娘の話を書きました。

子どもの英語能力は、私が思っている以上に順調に向上しているようですが、要は集中できる環境を与えることを、私がよく考えてあげる必要があることだと思っています。

「オーシャンズ8」を英語字幕で観てきた!娘は英語を聞き取れたのかな? - なんでも道しるべ

『英語』と『集中力』。いざ考えると当たり前の関係のように思えて、意外と関係性を意識していなかったことかもしれませんが、『勉強』と『集中力』というと、当たり前の関係のように思えます。

その当たり前の関係が、子どもにとってはなかなか身に付けにくい関係なのかな?と思ったエピソードを本日紹介したいと思います。

■親戚の子が映画館には行きたくないと言い出した・・・

8月の盆休みとなると、親戚同士で遊ぶことが多くなります。

私もこの盆休み期間中は、娘と同年代の親戚の子を連れて、いろいろと遊びました。

ただ、小学生でも難しいなと思えるのが、学校や地域が違うと、子どもの興味・関心が異なるということです。

娘は私立小学校で、親戚の子は公立小学校ですが、私自身、娘の学校の友達を一緒に遊びに連れて行っても、遊ぶ内容にそれほど苦労しないです。

でも、たまにしか会わない親戚の子の場合、何に興味があって、何が好きなのかが全く分かりませんでした。

娘も親戚の子とは普段遊ばないので、何が好きで、嫌いで、何に興味があるのかを手探りしているようにも思えます。

子どもは、大人ほど忖度しないので、適度に好きなもので遊んでいますが、親であり、親戚の大人である私にとっては、興味のあることをさせてあげようと思うと、自分の子よりも気を使うのが多くて疲れるのも事実です。

今回書きたかったエピソードとは、娘がオーシャンズ8の映画が楽しかったこともあり、さらに、夏休みはたくさん映画があるので、他の映画も観に行こうかと誘ってみました。

娘は当然ながら行きたそうで、「未来のミライ」や「インクレディブル・ファミリー」や「コード・ブルー」など観たい映画がたくさんあるようです。

けれど、親戚の子に聞いたら、『行きたくない』とのこと。あまり映画は好きではないようです。

『映画そのものが好きではないのかな?』と思っていたら、家でDVDの映画は観るとのことなのです。

映画が好きでは無いのではなく、映画館があまり好きではないとのこと。その時は、なぜか良く分かりませんでした。

以前に、娘の学校の友達とは映画に行ったことがあって、その時は「ボスベイビー」でしたが、楽しそうに見ていたのにと思ったのです。

でも、家でDVDの映画を観ていると、その理由はなんとなく分かりました。

■映画館で観るのは苦痛?

映画館に行くのは嫌だということだったので、レンタルDVDを観ようということになり、好きなDVDを借りて家で観ることにしました。

別に映画が嫌いじゃないんだなと思っていたのですが、家でDVDの映画を観ていると、娘との違いが良く分かりました。

初めての映画を観ると、映画が好きな人ならそうだと思いますが、じーっと、席を立たずに観ていると思います。

実際、娘は一つの映画が終わるまで、ソファーから離れずに、ジッと観ていました。

けれど、親戚の子は、同じ場所に10分も居られないのです。

椅子に座ったり、ソファーに座ったり、床に座ったり、立ってみたり、他の遊びをしながら観たりと、ほとんど同じ場所に居ませんでした。

それを見て、「なるほど!」と思いました。

映画館で1時間半~2時間を席に座って観ることが苦痛だから嫌なのだなと感じたのです。

そういえば、私自身も小学生の頃に、映画館に行くようなことはあまり無かったような感じがします。観たとしても、春休みの「ドラえもん」くらいでしょうか。

確かに、小学生や中学生の頃は映画を長時間観るのがあまり嬉しくなく、家でゆっくり観る方が好きだったような気もしてきました。

■映画館で映画を観れることで集中力を測れるかも?

私の過去を思い返すと、親戚の子の方が私に似ていて、娘のように、席から動かずにジッと観ている方が変なような気もします。

けれど、娘の学校の友達も映画館に行くことは拒みませんでしたし、映画を集中して観ていました。

これが、私立小学校に受験をした子どもの差なのかな?と思ったのです。

以前の記事で、「机に座って勉強できる子」を幼児期に育て、それを受験という名のもとで判別しているということを書いたことがありますが、まさしく、映画館で映画を観られるかも一つの指標なのかもしれません。

小学生の子どもにとっては、2時間弱の映画で、席から動いたら駄目だというのは、確かに苦痛なのか知れませんね。

『勉強』『集中力』という関係は非常に大切なことです。

私立小学校は幼児期に受験をするという少し特別なことをするのかもしれませんが、この受験という行事によって、集中力が自然と身に付くのだと思います。

小学校の授業は決して特別なものではなく、文部科学省のカリキュラムに沿っているので、大きく変わらないです。

ただし、その授業を受ける子どもの姿勢が、学校によって変わってくると思います。

集中力がある子を集めてする授業の方が、学習効果は全く異なってくるのだと思います。

昨日の記事で書いたように、集中できる環境であるのか、ないのかによって、英語リスクニング力は全く異なってくるのですからね。

お盆休みのちょっとしたエピソードの紹介でした。