なんでも道しるべ

大学受験に向けた子育て教育、子どもの英語力アップ、資産運用のための投資、に関しての道しるべを語っています!

【きっかけは100円から】小学生の時から継続している家庭内マイルールがやりがいになってる話

勉強面で小学生の時から継続していることがあります。

それが100点を取ったら100円をあげるという報酬ルール、中学生になっても続いています。

中学生になったらもう少し金額を上げても良いのではないかとも思えたのですが、特に値上げの話もしてこないので、そのままの金額でやっています。

けれども、小学生の時と中学生の時で大きく違うのが、テストの回数。

小学生の時の方が圧倒的にテストの数が多いのですよね。

小学校では学習した単元毎にテストがあります。

なので、毎週、何らかのテストがあったのです。

けれども、小学生はそんなテスト勉強をあまりやらないと思います。

特に100点を取ったからといって、通知表が良くなるわけではないですし、そもそも通知表も3段階ですし、80点以上を取っていればそれで3はもらえるので、それほど真剣に勉強している人は少ないと思います。

それに、単元毎にテストがあるので、あまり勉強しなくても授業をそれなりに真剣に聞いていれば、高得点は取れますしね。

あとは、テストそのものも難しくないです。

いわゆるカラーテストと呼ばれるもので、基礎基本を中心とした確認プリント程度のテストなので、100点くらいは取れて当たりまえのテストです。

娘の場合、100円が欲しくて必死に勉強していましたが、ケアレスミスさえしなければ100点はそれほど難しくないですね。

けれども、この仕組み、意外と良いかなと思っているんです。

小学生にとって100円は大きいですし、中学生にとって100円はたいしたことないかもしれませんが、金額ではなく、100点で何かをもらえるという仕組み。

これで100点を狙って勉強する癖がついたと思います。

■結果が出ればきっかけは何でも良い

テストごときでお金の報酬は良くないという話をされる人は多いです。

結果に対する報酬はお金ではなく、褒めることだという意見も多いです。

けれども、私は別に何であっても良いと思っている部分があります。

お金であろうが、何かを買ってあげようが、褒めてあげようが、夕食が少し豪華になろうが、結局はテストをどのような気持ちで臨めるかだと思うのです。

仕事をするのは、お金を稼ぐために行っている人がほとんどだと思います。

もちろん、一部は、お金ではなく、やりがいや、生きがい的な人もいると思いますが、基本は生活費や資金を稼ぐために仕事をしていると思います。

仕事も勉強も同じだと思うのです。

やはり、何か報酬がないとやる気が出ないというのが人間だと思いますので、そのきっかけになるようなものであれば、それがお金であっても良いと思っています。

結局は結果が全てです。

勉強している以上、賢くなれば良いので、そのプロセスで利用できるものは利用すべきだということです。

■100点を取る意義は自分で見つけていく

今日の本題は、その報酬であるお金の金額が小学生の時から変わっていないことです。

小学生でも100円でしたし、中学生の今でも100円は変わっていません。

値上げを要求されたことはないですが、100点を取った時はしっかりと100円を要求されます。

けれども、小学生と中学生の100点の価値ってかなり違うんですよね。

中学生ってなかなか100点は取れないですし、定期テストで100点なんてほぼ無理です。

なので、100点を取れる機会が一気に減っています。

ゆえに、100点の価値が違うので、値上げを要求してきてもおかしくないと思うのですが、娘にとっては100点で100円というので問題ないみたいです。

おそらく、100点を取る理由がお金ではないからです。

■親がきっかけを与えることが重要

小学生の時は100円を欲しさに勉強していたと思いますが、中学生になったら100円欲しさに一生懸命勉強しているとは思えません。

もちろんお金なので100円は欲しいと思いますが、難易度を考えると値上げを要求してもおかしくないからです。

100点で100円は決まりだからもらうけれど、やはり100点は取りたいから狙いに行く、そんな感じだと思います。

なかなか難しい発想だと思いますが、100円を狙うのは、親のためではなく、お金のためでもなく、自分のためだということです。

勉強って結局は自分の将来のためにやっています。

親は世間体なども気にするかもしれませんが、それだけだと長続きしません。

本人が勉強したいという気持ちにならないと継続性はないのです。

それのきっかけになったという点では、小学生の段階での100点取ったら100円という仕組みは良かったのかなと思っています。

勉強のきっかけなんて何でも良いのです。

自分のやりたいこと、将来の夢、何かで感化されたこと、親を喜ばすため、そして、お金のため。

小さいことかもしれませんが、それらをきっかけにして、あとは自分自身で勉強する意義を固めていけば良いのです。

逆言うと、親の役割はそれらのきっかけを与えてあげること。

別にお金に拘わる必要もないですし、他のきっかけを与えてあげても良いと思いますが、何かのきっかけを与えてあげることは親の役割としては重要かと思います。