なんでも道しるべ

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【エヌビディアの好決算】これがAIブームの力なのか…これからAIバブルになるのか?

本当にAIバブルは来るのか?そして弾けるのか?

このような話題が出るほどの市場環境になってきましたね。

今の市場では過去に相関があった各指数やデータの相関性から逸脱が起きると、すべてAIブームだと言われるようになってきました。

過去のチャートはあくまで過去なので、それが現代にも通用するのかって話にはなりますが、過去のデータなどを無視するわけにはいきません。

だからこそ、AI関係銘柄に注目が浴びるんですよね。

マグニフィセントセブンという大型ビックテックがありますが、これらに共通するのはAI需要と今後の見通しです。

テスラでさえ、自動車会社と思われていましたが、AIに先行投資をしているということですから、今後の市場はAIと共に暴騰して散っていきそうな気がします。

今の株価と1995年~2000年のITバブルとなぞる人が多いです。

確かにまだまだ実態が一般化していないAIにどこまで期待するのか?って私も思いますが、けれども、それを否定したからといって、株式投資にはマイナスになります。

今は期待が高過ぎるからいつかは暴落や大きな調整が来ると言っても、これは来る来る詐欺になっており、いつ調整が来るの?って話になるわけです。

株高かなと思いながらも付いて行くしか儲ける方法は無いんですよね。

さて、2月21日の米国の引け後、日本時間では22日の早朝ですが、エヌビディアの決算が発表され、予想を上回る内容だったということで、引け後のアフター時間外取引で暴騰しています。

これで、また、市場や株価にはAIバブルの話が持ち切りになりそうですね。

我々投資家としはどうしたら良いのか?

■上がっても下がってもどちらでも良い戦略を

今回のエヌビディアの決算、皆さんはどのような予想をしていましたか?

私が知る限り、エヌビディアの決算が良好な決算になると思っていた人よりも、悪い決算になると思っていた方が多かったように思えます。

悪いと言っても、予想を下回るという意味だけでなく、予想を上回ったとしても期待を下回るというのも含まれます。

そのように考えていた人が実は結構多かったという事実です。

私は、悪くなると予想している人が多い時ほど、株価は上がる可能性があると思っていたので、別にポジションは何も触っていませんでした。

積立は継続していましたが、決算発表前に買い増しも逃げもしていなかったということです。

別に自分の予想が当たったことを誇りたいというわけではありませんが、投資って何があっても狼狽せずに、じっとしておく方が良いと改めて思いました。

バイアンドホールドやジャストキープバイイングって言葉あがりますが、これって、買ってからは何も考えずに放置しろと思っている人が多いと思いますが、私はそうだとは思っていません。

ホールドすることもキープすることも実はしっかりと考えがあって、その行動をするべきだと思うのです。

何も考えずに日々を過ごしていると、ニュースで株価暴落の煽りなどを見てしまったり、株価暴騰の祭りニュースを見てしまったりすると、その瞬間に狼狽して、売却や買い増しを考えてしまいます。

そんなことは考える必要なんて無いんですよね。

日々の積立設定や自分のポートフォリオを考えておけば、それを愚直にやっていって、あとはニュースを見ながら強い意志を確認するだけなんです。

何も考えていない人ほど怖いですよ。

■AIバブルに乗って資産爆増

これからの予想ですが、あくまで個人的な予想にすぎませんが、2月アノマリーの下落は一旦終息しそうな気がします。

もう月末ですからね、今週はエヌビディアの決算祭りが開催されますが、来週に調整が来なければ、次は上がるフェーズになるかもしれません。

そうなると、次のアノマリーはセルインメイになるってことです。

相場の格言で言われている5月の調整が起きるかどうかって話になります。

これはあくまでアノマリーなので、ここには、AIブームなのかAIバブルなのかという影響と、利下げの政策状況、CPIと雇用統計の結果など、気にするポイントは様々あると思いますが、まずはアノマリー的には3月、4月は上がり調子になると考えた方が自然だと思います。

悪い景気になると、アノマリーなんて関係なく調整に入りますが、今のFRBには利下げというカードがありますからね。

多少景気が悪いデータがでても、利下げでカバーできる状況は十分にあると思っています。

なぜなら、AIはプラス要素ですからね、そのプラス要素に市況と政策が加わっていくだけですから。

それにしても、AIバブルって本当にきて、いつか弾けるんですかね?

もし本当にバブル化すると、バイアンドホールド勢は、ジェットコースターのような人生を送る可能性があるということです。

バブルになっているかもしれないと感じた時には、上手に利確をしていかないと、市場と心中することになりますからね。

いまはまだまだそのような状況ではないと思いますが、これが投資をやっている者が日々勉強する必要がある内容だと思ってまず。

自分の資産ですからね、増えても、減っても、自己責任であり、自分の資産です。

相場をしっかりと見る力が富裕層ではない資産形成層が持つべき力だと思いますよ。