なんでも道しるべ

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夫婦正社員共働きのダブルインカムで、退職金と年金で8,840万円を得る!

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当ブログでは、子育てをしながらも夫婦共働きのダブルインカムを推奨しています。

一番の理由は、家計面におけるメリットが大きいからです。

その分、家事育児なども夫婦で分担しなければなりませんが、有給休暇を上手く取得しながら、近年の高性能電化製品にも手伝ってもらいつつ、協力してやっていけば、どうにでもなるものです。

ここ最近のネット記事などでは、夫婦共に正社員の共働きは老後に笑うという内容が増えています。

片働きでサラリーマンをしていても、昇給は減ってきていますし、増税や公的控除が増える一方ですので、手取り収入が増える余地も減っています。

収入が限られていると、節約しても効果は限定されますし、労力の割には所得が増えないこともあります。

支出を減らすことも大切ですが、収入を増やすこともより大切だと思うわけです。

おそらく数十年後には、片働き家庭と、ダブル正社員の共働き家庭の貯蓄に大きな差が出てくると思います。

貧富の二極化が言われていますが、iDeCoなどの減税制度を使う家庭が増えると、このままいくと三極化(?)していくかなとも。

本日は、まず、夫婦正社員共働きの定年から老後生活での大きな2つの収入について書いてみます。

■退職金は共に貰って2倍分で2,000万円を想定

夫婦共に正社員の場合、子育て期間は厳しいですが、それを産休や育休で乗り越え、正社員として復帰し、そのまま正社員の共働きとして定年まで働くとした場合を考えます。

将来、定年間際の想定なんてできないと思うのが正直なところかもしれませんが、ネットの記事ではその辺りの想定までされています。

定年から老後生活にかけて、収入として考えるのが、「退職金」「年金」です。

「退職金」に関しては日本独特の文化ですが、最近はグローバル化や企業の経営難から縮小や見直しがされているケースも多いと言われます。

けれど、退職金は貰えるとして考えておきたいものです。

我が家も夫婦共に退職金が貰えると思って仕事しています。

女性にとっては、結婚や出産で退職しないで、長年勤めてきた大きなボーナスが退職金だと思います。

それは今後、男性にとっても同じで、夫婦正社員共働きとなると、男性にも仕事以外の家庭をサポートすることも入ってきますから、男性にとっても妻が退職金をもらえるというのは、自分の事のように嬉しいことだと思います。(男性の懐に入れるわけではないですよ)

縮小・見直しがされているといっても、1人1,000万円は見積もっておきたいところです。

それが2人で2倍になりますから、退職金の想定は2,000万円となります。

■夫婦で年金6,000万円以上を想定

続いて、年金です。

年金も徐々に支給開始年齢が上がってくるのが見えていますから、もしかすると70歳にならないともらえないかもしれません。

どうなるか分からないので、とりあえず、現時点の標準の65歳支給開始で考えます。

平均寿命が、男性は81歳、女性は87歳といわれています。

65歳から年金受給するとなると、男性は16年間、女性は22年間となります。

年金受給額は収入によっても異なりますから、何とも言えませんが、15万円ずつ(2人で30万円)と考えておきましょうか。

そうすると、平均的に生涯で受け取る年金は以下のようになります。

男性は、15万円×12ヶ月×16年間=2,880万円

女性は、15万円×12ヶ月×22年間=3,960万円

こう見ると、女性は長生きなので、女性が年金をたくさんもらえますね。

2人で合計すると、6,840万円となります。

15万円というのは余りにもザックリすぎたので、各人で異なるかもしれませんが、それでも7千万円近い年金をもらえることになります。

■夫婦正社員共働きで老後不安を和らげる

退職金が2,000万円で、年金が6,840万円ですから、合計で8,840万円になりました。

ネットでは1億円の老後資金が手に入ると書かれていますが、男性の平均寿命が短いことが抜けていたので、私のザックリ計算では少し低めになりました。

まあ、退職金も年金額も、人によって、職場によって異なりますから何とも言えませんし、専業主婦の場合でも国民年金は第3号被保険者で貰えますから、単純に片働きの場合よりも2倍とは行かないまでも、それに近い程度の老後でもらえるマネー総額の差があると思っています。

確かに夫婦正社員共働きは辛いです。

私も経験していますから分かるのですが、一番辛い時期は、保育園の乳児時期と小学1~2年生の時期です。

乳児の時期は病気に怯えながら毎日過ごしていましたし、小学校行き始めの時期は、放課後の時間の過ごし方に苦労しました。

でも、それを乗り越えて、それなりの年齢・学年になるとかなり楽になっている実感があります。

子どもが小さい時期は、仕事上でもそれなりの年齢と役職になって忙しくなるので、育休や有給休暇の取り難い職場環境になることが多いですが、夫婦の老後のために気にせずに、野次などは無視で行きましょう。

老後を不安に思っている人が8割を超えているというアンケート結果があります。

その不安を少しでも和らげるために、夫婦正社員共働きで勤め上げて、退職金と年金をガッツリ貰ってやりましょう。