なんでも道しるべ

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【円高でフラストレーション】米国株投資での為替リスクとの向き合い方

米国株に投資している皆さん、最近の為替の動きでちょっとモヤモヤしている方も多いんじゃないでしょうか?米国株が順調に上がっているのに、円高が進むせいで基準価額が思ったほど上がらない、あるいは逆に下がってしまうこともありますよね。こんな状況だと、「もう為替のことを考えると、投資できない…」なんて思うこともあるかもしれません。

為替リスクにどう向き合うか

実際、為替は株と違ってゼロサムゲームと言われています。誰かが得をすれば、誰かが損をするという構図で、短期的には投機的な動きに振り回されることも多いです。だからこそ、「為替のことを気にしない方がいいのかな?」と考えるのも自然な流れです。

確かに、為替を気にしすぎると、せっかくの買い時を逃してしまうことがあります。私たちが投資している米国株の価値は、長期的に見れば経済の成長によって上がっていくことが多いので、短期的な為替の動きで投資判断を左右されるのは少しもったいないかもしれません。

為替リスクを無視する戦略のメリット

まず、為替リスクを無視することで、投資判断がシンプルになります。為替がどうなるかをいちいち考えずに、米国株の価値にだけ集中できるから、判断がブレにくいんです。特に、株価が下がった時にはすぐに「今が買い時だ」と判断して投資を行うことができるので、機会損失を防ぐことができます。

また、長期的には米国株の成長が為替の影響を吸収してくれることも期待できます。例えば、長い目で見れば、米国の経済成長や企業の成績が良ければ、その成長が株価に反映され、為替の変動によるマイナス効果を相殺できる可能性があるんです。

為替を無視するリスク

しかし、為替リスクを完全に無視するのは少し危険です。長期投資であっても、為替の影響は無視できないですし、特に円高が続くと、せっかく米国株が上がっても思ったほどのリターンが得られないことがあります。また、為替リスクを分散するために、投資先を米国だけでなく他の地域や資産クラスにも分散させることも検討する価値があります。

さらに、為替リスクを減らすために、為替ヘッジ付きの投資信託やETFを使うことも一つの選択肢です。ヘッジにはコストがかかるため、その分リターンが減る可能性がありますが、為替リスクが大きく心配な方には有効な手段かもしれません。

投資のゴールに向かうために

最終的には、投資の目的や期間に応じて、自分に合った戦略を選ぶことが大切です。為替の動きに惑わされず、長期的な資産形成を目指すのであれば、米国株の成長に信頼を置き、積極的に投資を続けるのが良いかもしれません。

また、投資は継続的に市場の状況をフォローし、柔軟に戦略を調整することが重要です。今は米国株が強いですが、将来的にはどうなるかわかりません。為替リスクやその他のリスクも含め、全体的なバランスを見ながら、計画的な投資を続けることが大事です。

結局のところ、為替リスクを完全に無視するのではなく、認識した上で、長期的な視点で米国株の成長性に投資することが賢明なアプローチです。短期的な為替変動に一喜一憂せず、米国株の価値そのものにフォーカスしていくことで、資産形成を続けていきましょう。

今後もマーケットの動きや経済のファンダメンタルズをしっかりと見極めながら、自分の投資スタイルに合った戦略を実行していくことで、長期的に安定したリターンを目指すことができると思います。

為替リスクは避けられないものですが、適切に対処することで、長期的な投資の成功に繋がるはずです。焦らず、計画的に投資を続けていきましょう。