なんでも道しるべ

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【英語教育連載:第10回】アウトプットのお勧めの方法は?

中学3年、受験生の娘がいます。

英語の実力は、小学生の時に英検2級に合格しています。

中学生のうちに準1級に合格できるように、4技能をレベルアップできるように取り組んでいます。

こんな話をすると、「英語ができる環境の子どもは伸びるよね」とか「どうせ親が英語は得意とか、海外赴任があるとかじゃないのか」と思われるかもしれませんが、私は全く英語ができません。

英語ができないというよりは、英語が嫌いです。

どのくらい苦手かというと、高校の時は赤点を取り10段階で2をとりましたし、大学院入試では英語の点数は最下位でした。

一般的な人に比べると、かなり英語が苦手だったと思います。

そんな親であったとしても、子どもは小学生の時に英検2級のレベルに到達させることができます。

別に、親が英語は不得意でも関係ありません。

幼児教育の英語というのはそういうものだと確信を得ていますし、実際に証明しています。

そんな私が、子どもの英語への取り組みについて、アドバイスをしたいと思います。

本日は、『アウトプットのお勧めの方法』という話です。

実体験を元に書いていきます。

■アウトプットにお勧めは

前回の記事では、「アウトプットの開始時期はお金に余裕があれば小さい時から開始しても良い。ただし、コスパが悪い」という話を書きました。

我が家でも様々なアウトプットをやってきました。

英会話教室に通いましたし、土曜日だけインターナショナルスクールに通わせたり、家庭用教材の週末イベントや電話でのレッスンを受けたり、オンライン英会話やSkypeレッスンにも挑戦しました。

コスパの問題があり、実体験からも、幼少期から開始するのはあまりお勧めしません。

ただ、モチベーションの維持などの理由に、アウトプットの場を子どもに提供するのは良いことだと思います。

そんな中で、これまでの経験でもっとも良いと思えたのは「オンライン英会話」です。

オンライン英会話でも、対象年齢は未就学生でも対応できるところも多いですし、何と言っても料金が安く、コスパに優れています。

未就学生から学生や社会人まで幅広くカバーされていますので、非常にお勧めだと思います。

■メリットとデメリット

オンライン英会話の一番のメリットは料金の安さであることは間違いないですが、レッスンの効率からいってもコスパは最高に良いです。

一度オンライン英会話に慣れてしまうと、通学型の英会話教室には通えないです。

料金は高いですし、移動も面倒、さらにレッスンの効率もオンラインに劣るとなれば、通学型の英会話教室はオンライン英会話に勝てないと思います。

安さに対して使い勝手という面では劣るところはあります。

例えば、困った時やトラブルの時の対応や、英語がまだ話せない場合のやり取りなどです。

オンライン英会話は安いですので、基本的には講師の先生と直接やり取りすることが多いです。

講師は外国人ですので、そのような時の会話も英語になることが多く、英会話が成立し難い人にとっては少々ストレスが溜まるかもしれません。

それも勉強だと割り切ってしまえばその通りかもしれませんが、ほぼ会話が英語だとちょっとしんどいと思います。

ゆえに、未就学生の場合は、親がかなりサポートしてあげなければなりませんね。

でも、子どもの順応性は素晴らしく、すぐに対応できるようになります。

■今のオンライン英会話は使いやすい

アウトプットの仕方は様々な方法がありますが、インターナショナルスクールなどの強制的な英語環境にない場合、通常の生活のプラスアルファとするのなら、オンライン英会話をお勧めします。

一昔前だと、通信速度が遅いとか、回線トラブルとか、時間どおりに始まらないなど、継続するのにストレスが大きかったと思いますが、今は専用アプリがあったり、24時間対応サポートがあったりなど充実されていますから、ほとんど問題は発生しないと思います。

何と言っても時間的拘束が無いことと、コストパフォーマンスに優れていることが、大きなメリットです。

また、家でのオンラインのため、親も近くで観察することができますから、子どもが困った時に対応もできます。

レッスン内容を知ることもできますし、また、オンライン故に無駄な世間話の時間も余り取らず、また、世間話をしても英語での会話なのでレッスンの一つになります。

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インプットがある程度増えてきたら、次はアウトプットの場を考えなくてはいけません。

ネット環境があれば、日本全国どこででも、海外とオンラインで接続できるのは地域格差も生まれにくいツールだと思います。

安く、上手に使いこなして、効率よく英語能力アップにアウトプットを使ってもらいたいと思います。