今週はボラティリティの大きい週だったように感じます。
週明けの月曜日にエヌビディア主導の大きな下げがありましたが、翌日の火曜日にはその分を取り返しました。
水曜日と木曜日は良い感じでヨコヨコしながら移動平均線に近づいていきましたが、金曜日に再びその分を低下させたような感じで終わっています。
このような週は当然あると思いますが、投資をやっている身からすると、方向性に欠けているので、どうしようか?と迷ってしまう週であったような気がします。
投資信託の収益に関しては、それなりに積み上がりしましたし、エヌビディアが崩れた時は、このまま調整に入るのかな?って思いましたが、そこも踏み留まりましたから、底堅い感じも受けています。
逆に言うと、追撃入金するタイミングがないとも言えるんですけどね。
米国では大統領選挙がようやく本格化してきたような討論会もあり、ここからは選挙を睨んだ相場にもなりそうな気がします。
夏枯れ相場や例年9月の下落相場もありますから、しっかりと強い心でポジションを持っておく必要があると思っています。
年末ラリーに向けて、仕込み時になるかもしれませんからね。
とはいえ、このような予想を様々なところで同じことを言っているので、こんな時って予想どおりにならないってことも多いんですよね。
意外と、9月の調整がないまま、ヨコヨコや少々の上昇を続けるかもしれません。
投資タイミングが無いってことも十分にあり得る話なので、機会損失だけには注意したいものです。
けれども、ここからの一括投資も危険といえば危険です。
各主要指数は史上最高値を何度も更新していますし、為替も歴史的な円安状態になっています。
介入もほのめかされていますから、この状態で一括投資をすると、急な円高や株価下落に見舞われる可能性もありますから、十分に注意して追撃投資していきましょう。
■投資はガチホ力
毎日更新の投資信託の収益ですが、昨日はしっかりと上がっていました。
とはいえ、金曜日の米国相場は下落しましたので、月曜日の収益は落ちます。
日々の上下に一喜一憂しても仕方ないのですが、せっかくの収益額の節目ですからね、このラインはキープしたいところですが、ちょっと微妙な感じがします。
再び二百万円台に戻るかもしれません。
収益額や収益率をそのままキープしたいという想いが、握力、ガチホ力になると私は思っています。
毎日、ブログの記事で取り上げているのも、自分のガチホ力を上げる意味も強いのです。
人間って弱い生き物ですからね。
少しでも不安になってしまうと、今の収益を維持したいから利確したいという魔が差します。
それが危険であり、一度売却してしまうと、売却慣れをしてしまうので、ホールド力が付かなくなります。
スイングトレードよりもバイアンドホールドの方が長期投資は良いというのはデータで出ていますし、シミュレーション結果でもそのようになっています。
なので、いかに売らないで、バイアンドホールドができるかどうか、そこが重要かと思っています。
■PCEデフレーターの次は雇用統計
金曜日の米国相場は、週末&月末、加えて、今年半期の最終日というのもあってか、売り圧力が強かった気がします。
大注目であったPCEデフレーターは予想や予想よりも下の数値になっていたので、指標結果からすると買い優勢だと思っていました。
市場が開いた直後は機嫌よく上がっていたのですが、大きな売りが入った直後は、それを反発するくらいの買いは続かなかったです。
これが週末、月末、半期末の相場なのかと感じたくらいです。
インフレ指標は明らかに減速しているような感じなので、ここからは雇用統計がどうなるかという関心に変わるような気がします。
来週の金曜日は雇用統計ですし、木曜日は独立記念日で祝日なので、来週の相場は少し薄くなるような気もしますね。
あと、気になっているのが、ドル円の為替介入です。
週半ばに160円を超えましたが、日本の当局は為替介入してきませんでした。
米国に監視リストに入れられましたし、イエレンさんから何度も釘を刺されているので、今の時点で介入するのは難しいのかもしれません。
急激に165円まで上がるとかになると、介入が実行されるかもしれまませんが、このまま徐々に上がるような状況であれば、難しいでしょうね。
私は今でも独立記念日の祝日を狙っているような気がしていますが。
米国投資をしている以上、為替からは逃げられません。
為替が怖いからといって、日本株に投資しようなんて思いませんから、ここから先も為替と上手に付き合っていくしかないんですよね。
為替介入が無いと、すでに180円とか200円とかになっているかもしれないと思うと、それもゾッとします。