先日、新学年の担任の先生と個人懇談がありました。
中3になり、受験学年ですから、今回の担任の先生とは、これまでの先生と違って深い話をする可能性があります。
まあ、どんな先生かなと見ておく必要があったので、とりあえず行っておきました。
成績が出ているわけではないので、健康面を中心として確認という面談目的だと思います。
あとは、親を見ておきたいというのも先生の本音かと思います。
なので、私は、別に気をつかうわけでもなく、社交辞令的な挨拶をするわけでもなく、本音を言っておきました。
■新担任は異動してきた先生
担任の先生は、今年他の中学校から異動になった先生です。
異動になって急に3年生の生徒を受け持つとは、なかなか大変だなと個人的には思いますが、まあ、先生には先生の事情があるんでしょう。
それに、第一印象としては、数学を担当しているのもあるのかもしれませんが、落ち着いている先生で、理詰めで話ができそうな先生だと感じました。
当たり前ですが、娘のことは全く知らないので、先生としてはこれまでの申し送りや中2までの成績を見ていると思います。
なので、変に構えるのではなく、分かりやすいように、私は勉強中心の子育てしかしていないというのを雰囲気で伝えておきました。
先生からの質問は、最近の様子、勉強の状況、健康面での心配事、という感じでしたが、最近の様子として伝えておいたのが、学年が変わり、新クラスになって、ちょっと気疲れが起きているようだと伝えました。
実際に、夕方、学校から帰宅してきて、昼寝をしていたみたいですから。
健康面に関しては、まあ、大きな病気もしていませんし、特に気にするところはないといったところでしょうか。
結局、勉強面や進路に関する自分の考えを伝えることが大半となってしまいました。
■勉強と進路の話
勉強に関しては、学校の成績はそこそこ取っているけれど(オール5ですし)、塾の模試などでは、ちょっと伸び悩んでいる科目があるということを伝えました。
具体的には、国語が伸び悩んでおり、数学も苦手科目で安定していないと。
私の考えとしては、私立(大学の付属校)の推薦がもらえるのであればそれでも良いが、本人は、公立トップ校を目指しているので、ギリギリまで頑張るでしょう。
下位層で合格するのであれば、その高校には行かさないので、私立の付属校に行って、そのまま大学にエスカレーターで上がってほしいという考えを持っていて、それを娘に伝えている。
今は大学に行く時代になっており、推薦入試も半分くらいまで増えていることあって、高校は通過点となってきているから、大学進学を視野に入れた志望校判断をしていく。
大人は自分の経験や周りの情報から判断できるが、子どもは分からないので、目の前の勉強を頑張るしかない。
私にも目指してほしい考えがあるし、娘も希望があるが、最後は無理をしないで客観的なデータから判断して、先生の意見などを聞いて、進路を決定したい。
このような話をしました。
先生からは、進路決定は12月であること、進学先でも余裕をみて行くのと、ギリギリで入るのとは違うということ、大学全入時代になってきているので進路が多様化していること、目の前の勉強を頑張ることで良いと思う、という感じでしたね。
先生なので当たり前ではあるのですが、まあそれなりに話が通じそうな先生だったので、今のところは良かったかなと思います。
■学校の成績だけでは判断できない
学校の先生って、学校での成績は把握しているけれど、塾の成績や模試テストの結果までは把握されていないですからね。
今の娘の成績だけでは判断が難しいと思います。
中間層などの生徒であれば、学校の定期テストの結果と評定からの内申点で、おそらく受験可能校というのを決定できると思いますが、上位層になると学校のデータだけでは判断できないと私は考えています。
同じ評定5でも学力幅があまりにもありすぎますからね。
今の時代は絶対評価になったことで、評定と偏差値(順位)が一致しなくなってきていると思っています。
学校間の学力差も昔以上に広がっていると思いますから、学校内の成績だけではちょっと判断しづらいと思います。
内申点だけでいうと、上位校で挑戦したい高校をどうぞってなると思いますが、上位校でも学力差が全く違いますし、そもそも受験しに来る学生のレベルが余りにも違いすぎます。
中間層の学生からすると同じに見えるのかもしれませんが、もう全く別次元ですからね。
次に学校に訪問するときは三者懇談でしょうか。
1学期の成績が出た後での懇談なので、また一つ先に進んだ話になると思います。
結局は勉強するしかないんですよね。
5月、6月そして7月上旬まではテスト連発モードですから、対象管理だけはしっかりやって、乗り切ってほしいと思います。