中1の娘が、中学校の1学期中間テストを終えました。
中学生になっての最初の定期テストであり、今後、大学受験まで続く6年間の定期テスト初回を終えたことになります。
これからも学校の定期テストを中心とした生活が6年間続きます。
途中で嫌になることもあるかもしれないですが、ここで逃げ出してしまうと未来は寂しいものになります。
時間を上手く使って、6年間で自分の納得のいくパフォーマンスを発揮しなければなりません。
その上で、高校受験や大学受験に向けての対策も必要です。
中学生・高校生が一番忙しく、大変な時期であることは間違いないと思います。
大人になった人のほとんどが体験していることですが、そのなかで遊びや青春もありますから、切替が一番大切かもしれません。
今回、塾に通いながら、中学の定期テスト対策をやった感想を、親目線で書きたいと思います。
私も勉強方法などはYouTubeなどを通じて学んできました。
とても参考にさせてもらいましたし、その分、これはなかなか難しいなと思うこともありました。
■定期テスト対策を終えての感想(列挙)
定期テスト対策の第一の方法は、与えられた問題集(ワーク)を3周するということです。
これが最も点が取れる方法だと言われており、世の中の学生は1回やってテスト本番になる人が多いと言われています。
私も学生時代はそうだったかもしれません。
また、定期テストあるあるとしては、まとめノートの作成です。
テスト勉強といえば、まとめノートの作成をやりたがる生徒が多く、私もそんなことをやった経験もあります。
まとめノートが一番やってはいけないテスト勉強法だと言われており、まとめノートを作るくらいなら、授業中にもっと集中してノートをとるべきだと言われており、問題演習をさくさん解いたほうが実力はつくと言われています。
それらの基本常識はすべて分かったうえで、今回の定期テスト対策をやりました。
それを終えて、直感的に思った感想です。
- 与えられた全てのワークや問題集を3周解くのは時間的にかなり無理がある。
- 1回目に解いて正解した問題を2回目、3回目やるほどの時間が無い。
- 塾からの定期テスト対策問題集のボリュームが多すぎる。
- 全て教材の1周目が一番大変で、時間がどんどん過ぎる。
- 学校の先生は、塾から過去問が配布されていることを知っており、とても気にされている。
- 最後、結局は教科書とノート(授業中に配布されたプリント)の勉強が最も大切なので、ワーク類はどんどん早く回すべき。
- テスト前日は新たな勉強はできないと思うべき。これまでの復習をやるだけで精一杯。
- 漢字や単語を覚えるのを最後に残してしまうと焦る。
- 市販の教科書ワークは全部やる時間がなかったので、実力ワークのページだけに留まった。
- スタサプの講義なんて聞いてる時間は無い。確認テスト(スマホで)をすきま時間にやるくらいで良いし。
総合的に言えることは、与えられた&準備したワークの数が多かったということです。
■最終日は見直しに徹する
全教科、全問題集をすべてやり尽くすには時間が余りにも足りませんでした。
初見で解いて、正解した問題を再度解く時間は無かったのですが、結局、複数のワークをやっていると同類の問題は何度も当たりますし、塾で予備テストなどをやりますから、何度も何度も同じ問題をやっていることに変わりないかもしれません。
それでも、最終日には、これまで間違った問題を再度解き直し、夜には3度目の解き直しまでやりました。
そのため、最終日は時間が無くなっていったのですが、結局、最後は授業で使用したプリントや教科書も見直しをする必要がありました。
これらを全てやり切るのは相当大変でしたが、自分が中学時代の時に比べると、勉強の質と量が全く違ったと思います。
これだけの質をこなせば、それなりの点数は取れるような気がします。
■1週間前では無理、2週間前でも大変
中学校に進学する際に、教科書準拠の教科書ワークを購入しました。
また、小学生の時から継続している、スタディサプリも年払いで続けています。
これら2つは定期テストに有効かと思っていましたが、必ずしもメイン教材ではないと感じました。
とはいえ、基礎基本を見返すには、スタサプや教科書ワークは重要なので、持っていて損はないですが、高得点を狙いに行く場合、これらの教材をメインで使っているとちょっとしんどいかもしれません。
というのは、基本~標準的な問題はこれらで網羅されているのですが、応用~発展問題となると少し見劣りする感じがします。
過去問を見ていると、もちろん基本的な問題は出題されているのですが、ちょっと応用的な問題も出ています。
80点以上を狙う場合には、基礎は徹底したうえで、発展的な問題にも正解しなければなりません。
そのために有効なのは、やはり塾で配布されるワークや過去問を結集した問題集だと思うのです。
その分、やり切るのには時間を要します。
1週間では全く間に合わず、今回2週間前から開始しましたが余裕では無かったです。
一応、及第点の準備ができましたが、満足のいく準備をするためには、3週間前や1ヵ月前から少しずつテスト範囲を予想して準備していくべきかと思いました。
最初にやっつけてしまう必要があるのは、漢字と単語です。
この2つを後に回せば回すほど、直前のテスト対策が総崩れする可能性が高いと感じました。