いま娘が通っている塾は、一応、定期テスト一週間前になると通常授業が停止となるのですが、ただ、それは努力目標であって、実際のところは、定期テスト前でも不意に通常授業が入っているケースが多くあります。
下手したら、月曜日からテストなのに、木曜まで通常授業が入っていることもあったような記憶です。
形式上、対策授業というのが組み込まれており、テスト一週間前になると通常授業が対策授業に切り替わるのですが、この授業も、一応授業って体になっていますが、内容は自習ということです。
まあ、自習が悪いということではなく、逆にいうとやりたいことできるので、自習の方が助かるってことの方が多いですね。
とはいえ、自習といっても、口に出して言えないですから、暗記もの教科である副教科をそこで勉強するわけにはいきません。
やはり主要5教科中心の自習をそこでやることになります。
それはそれで全く構わないのですが、やはりテスト一週間前で対策授業(自習)に切り替わっているのに、不意に通常授業を入れているという授業スケジュールがあり得ないです。
娘は完全に定期テストモードの頭に切り替わっているので、定期テスト範囲外の通常の勉強なんて全くやる気がなく、授業なんて出る気がさらさらない状態です。
これはちょっと文句を言いたいくらいのスケジュール感なんですよね。
■定期テスト前は集中したい
塾は、入試に向けた学習を進めながらも、やはり高校入試の場合は内申点も重要になりますから、定期テストで手を抜くわけにはいきません。
だから、定期テスト一週間前は通常授業を停止して、対策授業を組み込んでいるのです。
下のクラスの場合は、対策授業で本当に対策の講義をしているようで、決まった教科の勉強をやっているみたいです。
上にクラスになると、自分のやりたい教科の自習をすれば良いということになっていますから、とりあえず行って、少しだけ先生のアドバイスを聞いて、あとはひたすら勉強するのみです。
娘にとって何に腹を立てているのかというと、対策授業週間になっているのに、急にその中に通常授業が入っていることです。
通常授業が入ると、当たり前ですが、小テストの勉強をしなければなりませんし、その後の宿題もあります。
なので、授業に出るだけの時間ではなく、その前後で何時間も時間が奪われます。
それが娘にとっては都合が悪いみたいなのです。
やっぱり自分のスケジュールというものもあるからです。
■通常授業の気分ではない
また、頭が定期テストモードになっていると、そのことだけに集中したいから通常授業の勉強はあまりしたくないみたいです。
簡単にいうとモチベーションが上がらないって感じでしょうね。
なので、通常授業があっても全く出る気がないみたいです。
幸い、病欠の人用のフォロー動画がありますから、それを見れば良いので、通常授業を休んでもそれほど大きな痛手はありません。
一つ痛いとしたら、小テストなどのアウトプットの時間がないので、その部分の勉強と確認ができないくらいでしょうか。
それ以外は特に支障はないと思っています。
とはいえ、私が最もきになるのは、塾のスケジュールの出し方です。
ハッキリ言って、それほど詰め詰めのスケジュールを出しているわけではないんですよね。
■無駄の多い年間スケジュールだから
塾の年間スケジュールって2月頃に出るのですが、それを見ると、意外と多いのが、完全休校日や質問補講日。
これらの日というのは授業が基本的にないので、休みってことなんですよ。
この日を設定しているのであれば、通常授業をもっと上手に組んで欲しいと思います。
何が腹立つのかというと、最初から休日の設定をあらかじめしておいて、それに学校の定期テストの日程を合わせようとするから、不都合が生じるのだと思います。
このような話をすると、塾講師は休みが少ないなどの話が出てくるのですが、まあ、私からすれば、稼ぐために日曜特訓をいれている塾側の問題でしょって言いたくなります。
客観的にみても、もっと上手にスケジュールを組めば、先生の休日は確保できると思いますし、今の稼ぎを維持することだってできると思います。
けれども、休日があれば、そこに授業をいれてお金を取ろうとしている仕組みであるなら、それは根本的な考え方を直さないと、いつまでたっても働く意味での休日は増えないでしょうね。
まあ、受験生にとっては、塾や先生の都合なんてどうでも良いのですが。
塾に通っている人からの意見としては、年間スケジュールありきの定期テスト対策日程を組んでいる限り、このような無茶なスケジュールになると思います。
先生は回数を全うするために何とかやりくりしている気持ちなのだと思いますが、利用者の生徒側の立場からすると、このスケジュールはかなり微妙です。
定期テストに集中できる環境を整えてあげてほしいと願います。