ついに米国大統領選の投票当日になりました。
すでに期日前投票が始まっているので、投票自体は開始されているのですが、火曜日が投票日となります。
なぜ、いつも火曜日なのかな?と思っていたら、ちょうどそのようなニュース記事があり、それによると、11月の第一月曜日の翌日って決まっているらしいですね。
いつも11月なので不思議だと思っていたら、11月にする理由もあり、月曜日の翌日にする理由もあるようです。
収穫との兼ね合いとか、月末の翌日にしたくない(いわゆる11月1日の火曜日にはしたくない)との理由で、11月の第一月曜日の翌日って何十年も前から決まっているようです。
日本って変えられない象徴みたいな感じですが、意外と米国も昔から決まっていることを変えたくない部分もあるんだなと思いますね。
けれども、ハイテク企業のように、新たな企業が出てくるわけなので、それこそ温故知新が米国で成り立っているのかなと感心していました。
さて、いよいよ投票日です。
日本だと、たいていの選挙は、翌日の早朝にはおおよその結果が分かっているものですが、米国の大統領選は規模も大きく、不正とかなんやらのいちゃもんなども文化なので、なかなか結果が出ないと思われます。
前回の時も何日かかかっていたので、今回も翌日ってことは無さそうな気がします。
米国株投資家にとっては、これこそ夜も寝れない状況になりそうですね。
■急落から膠着状態
米国市場は先週の木曜日に急落して、その後は膠着状態になっています。
反発して上がりもしないし、続落で下がりもしない状況です。
どちらかというと、リスクオフで少し頭を抑えられているようには見えます。
選挙の結果がある程度確定してこないと、市場としては不安定な状況を嫌いますから、そこが上昇に対するネックになるでしょうね。
世間では、大統領選が終われば上昇するデータがあるとか、大統領選後6ヶ月で何%上昇するとか、過去のデータをもって予想を立てられています。
過去データなのでそれも分からなくないですが、今回の選挙も同じ動きをするかどうか分かりません。
すでに、今年の前半の動き、中盤の動きというのは、過去の大統領選のデータから少し乖離している部分も多いです。
なので予想はあくまで予想、エンタメ程度で受け取っておき、これで全力をかけるというのはちょっと違うような気がします。
上がるか、下がるか、は2つに1つですが、だいたい群衆が思ってもいないような方向に進むものですからね。
■予想なんて当たらない
為替も同じで、どちらに動くなんて、本当に分かりません。
いろんな理由をつけて、予想を立てているのを何度も拝見しますが、これも上がるか、下がるか、であり、株価と違って決算もないので、これこそどっちに行くかなんて見当もつかないです。
なので、為替に関するニュースもエンタメ程度に取っておいた方が良いと思っています。
結局、自分にできることなんて、ポジションをどのくらい持つかの調整レベルであり、どちらかに全振りする方がハイリスクです。
本当に予想が当たるなんて偶然だと思いますし、外れても仕方ないと思っていますから。
(画像はあくまでイメージ画像で適当です。予想でも無ければ、調査結果でもありません。)
そんなわけで、私は何もポジションを動かしません。
大統領選の結果が通過するまで耐えるだけです。
いくら下がってもそのまま放置する予定です。
もしかすると下げ過ぎていたら買うかもしれませんが、それは投票日からの日数も関係しますし、どのくらい下げるかにもよります。
基本的にはまだまだ右肩上がりの状況だと思っていますので、買って、ホールド、これらの戦法があっていると思っています。