楽天証券に「つみたてNISA」開設の申込手続きを開始しました。
2018年から開始する「つみたてNISA」ですが、手続きと開設に時間がかかるようなので、1月からすぐに開始できなさそうです。
このギリギリの時期まで「つみたてNISA」口座の開設を止めていた理由は、楽天証券で「楽天カード」を使っての投信の買い付けが、本当にできるかどうがを見極めたかったからです。
少し慎重すぎるとも思えますが、焦っても仕方ないので、念には念をということで、楽天カード経由での投信買付のテストをしていました。
■楽天証券の投信買付方法
楽天証券の投信の買い付け方法は4つあります。
- 楽天証券口座からの積立
- 楽天銀行からの積立
- 楽天カードからの積立
- 金融機関からの積立
我が家の給振用のメインバンクから入金する手間を考えると、楽天証券口座からの積立は入金作業があり、めんどくさいので却下です。
楽天証券口座への入金は、手数料がかかるのか、もしかしたら無料のルートがあるのか、調べてないので分かりませんが、手数料無料のルートがあったとしても、毎月のことなので、面倒なことは極力避けた方が無難です。
楽天銀行は口座をもっていないので、候補から外れました。
一番、都合が良いのは、「金融機関からの積立」で、指定の金融機関口座から積立代金を毎月自動で引き落として、投信積立を行ってくれるサービスです。
引き落としの手数料は無料なので、非常に便利です。
若干難点なのが、「積立指定日」が原則毎月7日か24日の選択である点です。
それぞれの積立指定日の口座引き落とし日からの流れは下記のとおりです。
7日を積立指定日にした場合は、口座引き落とし日が27日で、翌月7日の買付
24日を積立指定日にした場合は、口座引き落とし日が14日で、当月24日の買付
積立日が選べないというのが、難点ではありますが、そもそも積立指定日を決めれるといっても、何日にするのがベストなのかと考えるのも悩みとして大変です。解がないですし。
それに、選べたとしても、実際にその月の最高値で積立してしまったら、かなり悔やまれることも想像されます。
まあ、何十年もの長期での積立においては、微々たる差ではあり、気にしなくて良いのですが。
■金融機関からの積立に我が家のメインバンクが使えない…
「金融機関からの積立」は、メインバンクからの自動引き落としで手間いらずなので楽ですが、我が家にとっては大きな問題があります。
それが、サービス可能な金融機関一覧に、我が家のメインバンクが入っていなかったのです。
利用可能な銀行としては、下記のとおりです。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- ゆうちょ銀行
- 住信SBIネット銀行
- ジャパンネット銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
- ソニー銀行
- じぶん銀行
- 新生銀行
- 信用金庫(一部は利用不可)
- 地方銀行
我が家のメインバンクが入ってないのは残念です。
ここで挫けず、他の手が無いか?と考えたのが、「楽天カードからの積立」です。
「楽天カードからの積立」は、楽天カードを通じて、銀行口座から積立代金を自動で引き落として、投信積立を行うサービスです。
楽天カードは妻が持っていましたので、使えるのでは?と思い、テストしてみました。
楽天カードの引落口座は、我が家のメインバンクでも問題なく引き落とせているので、上記の「金融機関からの積立」よりも金融機関の幅が広がると思います。
■楽天カードの引落口座ならメインバンクも可能だった
といっても、本当に大丈夫なのか?と不安だったので、まずは今年中にテストをしようと思い、実践してみました。
先走って、「つみたてNISA」口座を開設してしまうと、実際は引落不可だった場合に、面倒なことになりそうだったので、まずはテスト決行です。
「楽天カードからの積立」の場合、先ほどの「金融機関からの積立」よりもさらに積立指定日が狭まり、選択の余地なく、指定日が1つしかありません。
- 口座引き落とし日が27日で、翌月12日の買付
さらに、投信の積立申込を毎月11日の3営業日前までに行っておかないと、その月の27日からの引落が始まらないという、とても気の長い話なのです。
実際、11月初旬から1カ月半かけて、このテストを実施しました。
下記の3つの投信について、各10,000円ずつやってみました。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- iFree S&P500インデックス
- ひふみプラス
テストの結果、27日にしっかりと引き落とされていましたし、その後、楽天証券の口座に買付余力として反映されて、12日に投信を買付されていました。
これで問題なく、「楽天カードからの積立」ができそうだと認識しましたので、ようやく「つみたてNISA」口座の開設に進んだということです。
2ヶ月ほど開始が遅れそうですが、これで「つみたてNISA」をつかって、給与天引きのように、楽に積立をしていく方法ができたと思います。
積立投信を続けるコツは、いかに手間をなくすことかと思っています。
実際に直販投信で積立をやっていた「ひふみ投信」や「セゾン投信」は、我が家のメインバンクでの引落が可能だったので、とても楽に積立ができています。
今後、この2つの直販投信は、それぞれ、「ひふみ投信」は楽天証券のつみたてNISAの「ひふみプラス」で、「セゾン投信」は楽天証券のiDeCoの商品に替えて、非課税枠で継続できるようにに手続きを進めています。
最初の手続きや設定は苦労しますが、手間なく積立できるシステムを作ることが、継続的な積立のコツであると思っています。