以前の記事で、iDeCoを始める決心がついた!話を書きました。
セゾン投信が直販専用であり、他の投信も積立しながら、セゾン投信を非課税で運用するには我が家にとってはiDeCoが一番良いと判断したのです。
セゾン投信は楽天証券のiDeCoしか取り扱っていないので、楽天証券を口座開設している妻にお願いしました。
さっそく楽天証券のiDeCo資料請求を進め、先日、資料類が届きました。
■結局、勤務先に証明書を書いてもらわないといけないなんて・・・
資料請求時に拠出方法を、①銀行口座引き落とし、②給与天引き、の2つから選択できるのですが、②だと会社によっては対応が整っていないケースがあるとのことです。
会社の総務部から愚痴を言われないように(ってか言われる筋合いもないんだが)、①銀行口座引き落としを選択しておきました。
これで、会社の総務部に迷惑かけないで済むかと思っていましたが、資料の中にはこんな書類がありました。
- 事業所登録申請書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書
なんだこれ?
結局は事業所に証明書を発行してもらわないといけないようです。
別紙として、「ご勤務先 ご担当者さまへ 個人型確定拠出年金加入について」という証明書発行のお願い書面が入っていました。
この書面も勤務先に出すようにと書かれています。
この書類には、書き方などが記されています。
いやいや・・・ちょっと待ってくれよ。
iDeCoを広げるのなら、こんな書類は不要にするか、企業への通達をしっかりしてほしいです。
私や妻が働いている会社は、大企業ではないので、もしかしたら、初めての証明書発行になるかもしれません。
そしたら、総務部の担当者は初めて見る書類に驚いて、「なんですか、これ?」みたいな問い合わせが来そうな気がします。
すでに誰かが申請してくれていたら良いのですが、こればかりは、提出してみないと分かりません。
妻の会社に出すわけですが、書類の問い合わせが来ても、妻は何も分からないかも。ま、いいか。
■iDeCoの場合はファンド管理費用1.55%で確定らしい
前々から気になっていたことがあります。
それは、「セゾン資産形成の達人ファンド」をセゾン投信で運用すると、信託報酬等のコストは、1.35±0.2%(税込)と目論見書に書かれています。
この費用は概算であり、±0.2%は変動することがあるので、範囲で書いています。
しかし、楽天証券の「iDeCoでのセゾン資産形成の達人ファンド」では、ファンドの管理費用は、1.55%(含む信託報酬・税込)を商品一覧に書かれています。
- なぜ、iDeCoではコストが±0.2%の幅が無いのか?
- 1.55%は最大であり、実質コストがこれよりも低くても1.55%取られるのか?
これらの疑問がありました。
という訳で、楽天証券の確定拠出年金ダイヤルに電話してみました。
通常、このような相談ダイヤルに休日にかけると、待ち時間が相当あるのですが、一発で担当者までつながりました。
「やはり、iDeCoはまだ認知度が低く、問い合わせも少ないのかな?」と思ってしまいました。
さて、上記の質問をしてみました。
担当者からの回答の概要は、下記のとおりでした。
- iDeCo商品と投資信託商品は違うので、楽天証券のiDeCoでは1.55%コストがかかる。
- この1.55%を日割りして、毎日、基準価額からコストがかかっていく。
なるほど、そうなのかと納得しました。
セゾン投信の直販積立では、セゾン資産形成の達人ファンドの実質コストは、1.35±0.2%なので、最大の1.55%以下となる可能性もあります。
楽天証券のiDeCoの場合は、1.55%で確定のようです。
実際は、その差額コストがでると思いますが、それが、楽天証券の儲けなのか、セゾン投信の儲けなのかは分かりませんがね。
そういえば、セゾン投信の中野社長が、直販で買付をやっていただいている方々が損になる取り組みはしないと言っていました。
DC専用の商品は、通常、安めのコスト設定をするらしく、中野社長もそのような打診を受けたと言っていました。
そのような打診は全て断っているとのことです。
このようなことからも、iDeCoの1.55%のコストは最大なので、直販よりもコスト高ということになります。
まあ、実際は、直販でも実質コストが1.5%前後までかかっているようなので、それほど変わらないという感じではあるのですが。
前から気になっていることが解明し、スッキリしました。