なんでも道しるべ

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【引くか、残るか】リセッション可能性が高くなった相場にどう対応する?

今日は私の頭の中の考えを示します。

忘れもしない7月11日からの米国株下落相場のスタート。

さまざまな売り材料をこなしていって、焼かれるだけ焼かれている状況です。

私自身は90%以上米国投資なので、日本の株式はほとんど持っていませんが、少しだけ日本株も持っています。

基本的には米国のNASDAQ100のチャートで米国市場を見るようにしています。

だからかもしれませんが、株式相場の下落は早く感じていましたし、下落によるダメージも大きいのだと思います。

ハッキリ言って、S&P500中心に投資している人は、まだまだ6%くらいの下落ですから、たとえ円高による為替リスクを食らったとしても、それほど円建て資産は下落していないでしょう。

私の場合、S&P500やVTIのポジションももちろん持っていますが、NASDAQ100やFANG+のポジションも持っていますし、さらに攻めたレバナスやレバファンも持っています。

特に、一番の投資額が大きい商品がレバナスETFです。

これらを総合的に考えると、NASDAQ100のチャートが気になって当然だと思っています。

さて、この暴落相場と言っていいのか、大きな下落相場と言っていいのか、そして、リセッションの可能性が高くなったこの状況下で、どのような動きをすることが長期投資家として最善なのか、それを考えていく必要があると思っています。

投資をしている人が100人いたら100通りの投資方針があると思っています。

だから、他人の方針が自分の方針に合うとは思っていません。

なぜなら、リスク許容度も違いますし、資産規模も家族構成も違います。

それぞれの人にとって一番良い方法は違うということです。

だれもが同じ方法が通用する世界でもないです。

マネーゲームの市場ですからね、勝ったものが勝者であり、負けたものが敗者なんです。

他人の真似をしてはいけないとは言いませんが、参考程度にして、自分の状況に合わせて自分で判断することが大切です。

■自身の問題はレバナスETFのポジション判断だけ

この週末の悩みは、レバナスETFのポジションを一旦解除するかどうかって点です。

実はレバナスは、投資信託で購入していたのですが、今はそれに加えてETFでも保有しており、そのETFは4月の調整局面で買ったものです。

4月は調整もしていましたが、それに加えて、有事の誤報もあり、この時の大きな下落で拾ったものです。

このETFの利益は一時期20%近く乗っていたのですが、今となっては8%程度に減っています。

日本市場のETFなので、月曜日に先週金曜日の米国相場の下落を反映して、さらに下落し、おそらく5%程度になると思っています。

さらに、サンデーダウも下がっているみたいですから、もしかすると、3%台くらいまで下落するかもしれません。

ここで私の判断が必要になってくるときです。

この相場がまだまだ下がると読むのか、ここで一旦下げ止まると読むのか。

下げ止まるのであれば、たとえ3%程度でもプラスなので気分は大丈夫なのですが、ここからもう1段2段下げるのであれば、ここで一旦退避というのも一つの作戦になると思っています。

プラスの含み益とマイナスの含み損では、自分自身の気持ちは全然違いますからね。

とはいえ、ここで一旦退避すると、もう一度同じ金額のポジションを持つには相当な気合がいると思うので、ここで手放すと同じポジションにはならないと思った方が良いかもしれません。

なぜなら、このポジションを構築するときに、誤報による先物ショックをどんどん拾っていった感じだったからです。

マイナスにはなりたくないけれど、かといって、一旦退避もしたくない、そんな気持ちの葛藤がずっとあります。

■持ち続けるか、一旦退避するか

ここからさらなる下落があるのか?ってことの予想が全てなのですが、こればかりは本当に難しいです。

リセッション懸念とっても、リセッションは1年後くらいならないと今がリセッションだったかどうかは判断されません。

株式相場は先行性があるので、先を読んでポジションを持っておく必要があります。

指標でリセッションが確定してからでは遅いんですよね。

もしかすると、リセッションだと確定されたときにはすでに米国株は上昇しているかもしれませんし。

ここから最悪の1か月半になるかもしれません。

9月の雇用統計が発表されて、その後にFOMCですから、それまでは何も金融政策が打てないんですよね。

だから、もう一度失業率が上昇する可能性もありますし、何かさらなる悪い指標が発表される可能性もありますし、要人のコメントもあると思いますし、エヌビディアの決算発表もまだです。

だから、ここでポジションを維持するのなら、これらによって下落する場合に耐えなければなりません。

逆に売ってしまった場合には、買うタイミングを計ることが必要になってきます。

どっちも最悪だなぁって思ってしまうんですよね。

判断が本当に難しいです。