一昨日の稲妻並みの爆上げを受けて、投資信託の収益も爆上げしました。
とはいっても、2週間前ほどに付けた、過去最高益の更新までには至りませんでした。
おそらく、為替がその時からは若干円高になっていることや、ビックテック銘柄中心に爆上げしていましたので、小型株を含むVTIの上げ幅はそこまで大きくなかったのだと思います。
一番の原因はおそらく円高ですね。
昨日の米国相場は、一昨日の爆上げから利益確定売りが出てくるかな?と心配していましたが、意外と大きな売りもなく、安定した感じで終始動いていました。
一昨日のような大きな爆上げの余韻もないですし、それを受けての利確の売りもないので、完全に様子見相場みたいな感じです。
というのは、金曜日の今日の夜が一ヶ月に一度の雇用統計の発表の日です。
今週は何かと雇用関係の指標が発表されており、その結果や景況指数の結果を受けて、水曜日の米国市場は爆上げしたわけです。
おそらく、今日の雇用統計もある程度は織り込まれていると思います。
注意したいのは、サプライズ発表ということです。
例えば、失業率が予想よりも大幅に上がってしまうとリセッション懸念になりますし、大幅に下がってしまうと利下げ後退懸念になってしまうわけです。
すでにある程度は織り込まれているという想定からも、一番都合が良いのが予想よりも一致すること、もしくは、大きく外れないこと、新規雇用者数や平均時給などのデータと相殺されるのが良いと思っています。
株価がここからさらに爆上げするには、ソフトランディングを匂わす指標結果で、利下げができるようなデータであること。
この好都合な結果が出れば、AIバブルを思わせるような爆上げを演出してくれると思っています。
まあ、都合よく希望的観測でいるよりは、少し警戒しつつ、動きがなければ安堵というのが良いと思いますけどね。
■ゴールデンウイークを超える1日分の上昇
昨日の投信の収益結果です。
投信も結構大きく上げました。
1日でおおよそ20万円くらい上昇したことになります。
他に保有しているレバナスETFも大きく上げたので、投資ポジションを合わせると、1日でかなり上げてくれました。
ゴールデンウイークの時に3日分で大きく上げましたが、今回は1日分としてはゴールデンウイークよりも大きく上げた結果になりました。
とはいえ、投信の収益額は、まだ過去最高値にはなっていません。
それは円高になっているからだと推測しています。
これから先、米国が利下げをしていると、なんだかんだ円高になっていくと思っています。
米国株価が上昇しても、為替の下落で相殺されてしまいますから、ここからはどれだけ円安をキープできるか、米国株投資家としてはそこが気がかりとなります。
■リセッション?ソフトランディング?
昨日の米国相場はヨコヨコでした。
一昨日の爆上げの影響から、少しは利確が入るかもと警戒していましたが、日中もあまり値動きがなく、方向性に欠けるような相場でした。
まあ、1ヶ月に一度の大きな指標発表の前日なので、こればかりは仕方ないかなと思います。
下がらなかっただけでも良いと思わないといけませんね。
今年に入ってもう6月なので、あと半月ちょっとで半年経過です。
1月~3月はそれなりに順風満帆に上昇してきました。
年明けが下がったので、新NISAからスタートした人は最初から焦った人もいるみたいですが、それでも3月までは何もなく上昇一辺倒だった記憶があります。
4月に入り、ちょっと押し目が押し目でなくなるような下落が起きました。
これまで何度も押し目は数営業日で戻していたので、今回もすぐに戻るかな?と思っていたら二段下げが起きたような感じです。
有事関係の混乱もありましたから、先物を含めて、相場が右往左往したのが4月です。
5月はその戻りで、それも急激に回復していったので、4月の下げで手放してしまった人の後悔が多かったように思えます。
その流れで、エヌビディアの好決算、株価もかなり戻ってきて、6月に入り、ボラティリティがある程度高いなと思いながらも、ハイテク指数は最高値更新が起きています。
ここから、業績相場から金融相場になるのかどうか。
それは、過去の歴史のようにリセッションが起きてしまうのか、それとも今回はソフトランディングで終えるのか、そこが大きな焦点になります。
利下げ開始のタイミング、そして大統領選、2024年後半も忙しくなりそうな予感しかありません。