最近、書籍の紹介記事を書いていないと思い、今日は本の紹介をしたいと思います。
今日紹介するのは、青汁王子こと三崎優太氏が書かれた「時を稼ぐ男 新時代の時間とお金の法則」という書籍です。
タイトルからは、投資の本?開業の本?と思われるかもしれません。
実際に、事業家の本であるので、そのとおりではあるのですが、私はあえて、教育の目線でこの本を紹介したいと思います。
内容は子ども向けではないですが、大学生、もしくは、頭の良い高校生であれば、読むべき本かもしれません。
親が子どもに教育したい内容ではあるのですが、なかなか自分からこの内容を話すのは難しいです。
三崎氏の経験談と成功した経営者の考えが詰まっている本なので、誰かに教えてもらうのではなく、自ら読んだ方が身になると思います。
逆に、中学生以下の子どもに対して、親が子育てで考えるべきことを考える一つの手助けともなりえます。
■良いこと悪いことをさらけ出している本
私は、三崎優太氏はYouTubeチャンネルで知りました。
青汁王子という愛称で呼ばれており、青汁で大金持ちになったという歴史があります。
なぜ青汁で大金持ちになれるのか?
それがこの本に書いています。
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もちろん、経営者として、事業家としての目線で書いていますから、単に青汁がラッキーで売れたというわけではないです。
それなりに理由がありますし、そのための努力する部分も書かれています。
三崎氏の書籍をそのまま鵜呑みにしても良いと思えるのが、YouTubeで常に正直な思いを話しているからです。
生配信を含めて、自分の考えや進め方をしっかりと話されているので、書籍の内容も嘘ではないと感じています。
事実、過去なんて自由に脚色して書くことができるので、適当に装飾して書いても良い訳です。
三崎氏も全てが全て事実の流れを書いてるかは分かりませんが、少なからず、嘘ではないというのはYouTubeのチャンネルを見ていると感じ取れます。
ゆえに、書いている内容を素直に見ることができるのです。
■若い時に気づいて欲しい内容
大学生や高校生に読んでほしい、子どもの子育ての参考になると考えているのは、若い時は恐れずに挑戦するべきだと指南しているからです。
また、お金をかければ成功するのではなく、お金をかけずにビジネスを始めることを推奨されている上に、成功するのに必要なのは皆が考えるところと別にあるというのも言われています。
私自身も今の年齢になって、まさしくその通りだと思える部分が多数にあり、これを自分よりも若い三崎氏が20代早々に実行していることに驚いたのと、成功者は着眼点が違うなと感心しました。
また、この書籍の良い所は、成功体験だけを書かれているのではなく、失敗談も、それも十分にあり得る失敗談であり、誰しも遭遇しそうな失敗が書かれていることです。
世の中お金だけではないというのは、お金を持っていない人がいうセリフではありますが、巨額な財産を持つ三崎氏がお金だけではない部分を別の視点で解説してくれています。
それも自分の体験談をもとに書かれており、世の中の金持ちの嫌な部分も言及されているということです。
このような点は実体験していない親ではなかなか教育が難しいものであり、子どもが直接書籍を読むか、親が自ら読んで教えるかというのは良いと感じています。
■投資本ではなく教育本として
今回、投資本としての紹介ではなく、教育本として紹介した理由としては、何よりも若い時から失敗を恐れずに努力するという姿がこの本には書かれているという点です。
現代では、リスクを恐れて、リスクを回避する動きが多いように感じます。
リスクを取らないとリターンが取れないです。
それは投資では当たり前のように言われていますが、子どもの成長過程でも同じだと思っています。
リスクを取らないと、教育面においても成功は無いと思います。
また、自分のやりたいこと、好きなことに、注力すべきだということです。
人と同じことをやっていても成功者にはなれないです。
成功者は少しでも人と違うことをやっています。
当たり前ですが、人と同じことをやっていては、大勢の人から抜け出すことなんてできないからです。
これは社会人やビジネスにおいて言われてることでありますが、別に子育て、教育でも同じだと私は思っています。
具体例を挙げるのであれば、中高生の部活動です。
やりたいのであればやれば良いのですが、やりたくないのであれば、辞めれば良いのです。
それでも、周りがやっているから、中学生になれば部活をやるものだ、一度始めたものを投げさせない、部活動と学業は両立するもの、みたいな訳の分からない理由付けをしたものが多いです。
これについても、自分が進むべき道に必要かどうかで判断したら良いと思いますし、もしくは、好きであれば継続すれば良いのです。
嫌なのにやり続けるほど無駄なことはありません。
時間は有限であることを教えるのも親の役目だと思います。