なんでも道しるべ

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【教育費をコストダウンしたい】高額な塾費用を出すことに躊躇すると勉強熱まで削減してしまう?

塾って意外と費用がかかるんですよね。

それでも、塾に通わせる意味を考えると、結局は学歴が就職や社会人になってからものを言うからです。

抜きん出たスポーツ・芸術・芸能の能力がない限り、一般的な社会人になる場合には、統計的には生涯年収と学歴は正の相関があります。

もちろん、特異点はありますから、学歴と年収が一致していない事例はあります。

けれども、特異点はほぼ見られないから特異点であって、学歴と年収には相関があるというのを皆が薄々分かっているから、勉強するべき、一つでも賢い大学に行きたいと思うわけです。

そうなると、他人と同じ暮らしをしていたら、人より先に出ることはできません。

それは、勉強だけでなく、先ほどのスポーツ・芸術・芸能の能力が高い人も同じです。

もちろん、先天的で能力が高い人もいますから、同じ努力をしても同じ結果になるかどうかは分かりません。

けれども、少なからず努力しない限り、結果が付いてこないです。

自分は能力が低いと自覚している人は、他人よりもより大きな努力をしないと、他人よりも前に出ることはできないです。

勉強に限って書くと、学校の授業だけで、他人よりも前に出ることは難しいです。

だから、塾に通ったり、通信教育を活用したり、参考書を購入したりして、人よりも努力しようとするわけですね。

けれども、塾の費用ってかなり高額です。

費用が高いがゆえに、ここまでお金をかけても・・・って思ってしまいます。

それは、結果がすぐに見えないからです。

人間は結果が見えにくいものには投資をするのを躊躇する傾向にあります。

たとえ、損をする場合でも、即座に結果が出るものの方が投資をしようという気になります。

教育ってお金がかかるうえに、長期間の戦いであり、さらに望んだどおりの結果が出ない可能性もあります。

ゆえに、高額な費用がかかる塾を敬遠することが起きるんですよね。

■教育費用のコストダウンは良い結果を生まない!?

塾に通わずに、独学で参考書勉強して、難関大学に合格した人は数多くいます。

数多くとはいえ、割合でいうと、1%も満たないと思います。

注目されるし、ピックアップされるので、結構いると勘違いしてしまうのですが、本当に少ないと思います。

これを、子ども自身や親の目線で、自分たちにも出来るかもという錯覚に陥ることになるのですが、普通に考えて、そのようなことを考えている時点でまず無理です。

そのような自学自習で成果を出している人は、そのような選択肢を考えずに、努力しています。

言い換えると、できるかな?とか、いけるかな?とか、そんなことを考えている暇もなく、がむしゃらに走った結果が、そうなったというだけです。

私自身、世間でいう、難関大学ではありませんが、普通の感覚では、中学の成績や高校のレベルからいうと、到達できない大学に進学しました。

と言っても、独学で勉強しようとか、自学自習で十分だなんて考えてもなかったです。

ただ単に、家にお金が無くて、勉強する方法が分からずに、学校の先生だけを頼りに、何となく自分で信じる方向に進んだら、そのような結果が得られたというわけです。

見方をかえると、運もあったと思います。

結果というのはそんなものです。

後からはストーリーを立てることができますが、実際に走っている人は、そんなことを考えて走っているわけではないということです。

何が言いたいのか、それは、コストダウンを考えて、塾を敬遠している時点で負けということです。

■費用削減は気持ちまでも削減してしまう!?

もちろん、塾の費用を削減できるのであれば、安く学費を抑えられた方が良いに決まっています。

けれども、それを悩んでいる時点で、実は、塾費用をかけることができるお金を持っているということです。

それを躊躇して、費用削減に走ってしまうと、自分の望んでいる結果には追い付かないと思えるからです。

そのようなコストダウンの考えには、他の子はもっと安い費用で、こんな大学に進学しているではないか、という憧れがあります。

だから、自分も、自分の子も、ここまで費用をかけなくても、希望する大学へ進学できるんではないか、と考えるということです。

その考えは甘いです。

本当に費用をかけずに、自学自習で、自分の強い意志で勉強してきた子達は、かけることが出来る費用がないから、がむしゃらに努力した結果だからです。

費用をかけないで勉強しようと思ったのではなく、かけれる費用がないから、仕方なく独学している環境だからです。

結果は同じではないか?と思う人もいるでしょうが、この違いには、実は大きな差があります。

そもそも、自らコストダウンした人はそんなに努力はしません。

状況においてどうしてもコストがかけれない人は、相当な努力をするからです。

■第三者からアドバイスを受けられる環境

教育費は安いに越したことはないのですが、コストダウンを考えると、痛い結果になることが多いです。

ありったけのお金を投入することが正義ではないですが、ちょっとしたコストダウンの考えが、後から大きな落胆な結果を生むことが多いです。

塾に通うことを推奨しているわけではなく、第三者にアドバイスをもらえる環境を作っていることが、結果として、良い方向性を生むことが多いからです。

字数が増えてしまったので、後日に続きを書きたいと思いますが、意外と、親子の歪みって大きいんですよね。