中学生になると、学校の定期テストが最重要になってきます。
小学校でも単元毎のテストがありますが、小学校と中学校では重要性が全く異なります。
単なる単元復習テストという位置づけではなく、内申点が定期テストの点数で決まるので、これに向けて勉強しなければ何にもなりません。
高校受験をする人の場合、ほぼ半分が決まるテストが定期テストですから、定期テストで良い点数を取ることが絶対条件になります。
定期テストに向けて必要な準備は、問題集を準備することです。
最適な問題集を準備しなければ、何も武器を持たずに戦いに行くようなものなのですから。
■定期テスト対策で「まとめノート」は愚策
中学校でもワークという名の問題集を配られると聞いていたのですが、娘の学校では、現状は配られていないです。
このまま配られずに進んでいくのか、定期テスト前になると配られるのか分かりませんが、学校からワークが配られたとしても、あくまでも定期テスト前の宿題のツールに過ぎませんから、これだけで定期テスト対策はできないです。
そもそも、学校の定期テスト対策で、「まとめノート」を作ろうとする人が多いと聞きます。
私自身も、子どもの頃を思い出すと、そんなこともしていたような気もしなくもないですが、勉強方法としては「まとめノート」は厳禁です。
「まとめノート」を作ったところで、何の役にも立ちませんし、コスパが悪すぎます。
点数を稼ぐには、問題集を解きまくって、アウトプットして知識を増やしていくのがベストです。
■教科書準拠ワークを購入する
家庭として準備したのが、以前の記事でも書きましたが、「教科書ワーク」と「教科書ぴったりトレーニング」です。
主要5教科は、書店で本人に見比べてもらって、まとめシートが付いているという理由が第一で、「教科書ワーク」にしました。
実技教科は、教科書ワークは完全な教科書準拠では無いので、学校の教科書を参考にしている教科に関しては「教科書ぴったりトレーニング」にしました。
これを定期テストまでに3周まわすのが目標です。
1周解いて、直し、2周目を解いて、直し、そして3周目をやる感じです。
3周目をやれば、そこそこワーク内容は100点取れるでしょう。
これで、定期テストとしては、80点以上は取れると思っています。
あと20点分は何を勉強して取っていくのか、それが問題です。
■スタサプの確認テストで基礎固め
一つの方法は、スタサプの確認テストをやるということです。
スタサプも需要の問題からなのか、2021年度からは共通と教科書準拠の動画しかアップされていません。(21年4月13日現在)
これまでは応用もありましたので、21年度も期待していたのですが、現状はアップされていないです。
20年度までの旧課程であれば、3教科(数学、英語、国語)はアップされているので、それをやるということです。
共通(基礎)の部分は完璧にして当たり前です。
残り20点分を稼ぐのであれば、応用問題も正解できるようにしておかなければなりません。
■塾でも定期テスト対策
娘は馬渕教室に通っていますが、塾も定期テストの重要性が良く分かっています。
ですから、定期テスト対策用の教材を購入させられます。
主要5教科に加え、実技教科も購入させられます。
実際は、定期テスト前に授業をストップして、定期テスト対策を実施するということですから、ワークが必要だということです。
主要5教科では、英語と国語はワークが1冊ずつで、数学と理科と社会はワークが2冊ずつです。
どんな問題集なのかは手元に無いので分かりませんが、結構、本格的に準備をさせてもらえるのだなという印象です。
■親はしっかりと買え与えるのが仕事
家で購入した「教科書ワーク」、スタディサプリの「確認テスト」、そして、塾の「ワーク」があります。
武器は揃いました。
あとは本人がどこまで真剣に問題集に取り組めるかで勝負が決まると思います。
できれば、どのワークも3周は解いて欲しいのですが、おそらく時間が足りずに、いくつかは1~2回程度しか解けないと予想しています。
それでも、結構重複している問題があると思いますから、この3つをやるだけで基本問題は3回解いたことになると思われます。
定期テスト対策が中学生活の軸なので、ここでどれだけ勉強するかで、高校受験の結果は半分決まりますし、それと同時に志望校も決まります。
そして、中学や高校受験だけの問題ではなく、大学受験に向けた基礎作りにもなりますから、しっかりと対策することが必要です。
親としては、お金はかかりますが、全部そろえても、数万円程度でしれています。
個別学習教室や家庭教師をつけることに比べれば問題集なんて安いものなので、ここはケチらずにしっかりと与えてあげるべきかと思っています。