中学1年の娘が受験した、英検準1級の結果が返ってきました。
英検2級は小学校5年の時に合格しました。
準1級となると、学校の英語の先生であってもなかなか合格できないというレベルで有名です。
確かに難しいので、合格となると相当な語彙力と文法力、リスニング力やスピーキング力が必要だと思います。
あとは、「運」も必要ですね。
リーディングやリスニングはマークシートです。
当然、分からない問題もあります。
その時に、運であっても正解を選択できるか否かは、非常に重要なポイントだと思います。
とはいえ、リスニング力とスピーキング力が無いと、合格にはほど遠いですけどね。
■英検準1級の結果
さて、英検準1級の結果ですが、今回もS-CBT受験をしましたので、二次試験まで一気に受験しています。
結果は、残念ながら「不合格」でした。
一次試験はまだまだ合格ラインまで遠いですが、二次試験は惜しいところまでいっています。
詳細は下記のとおりです。
- リーディング 535/750点
- リスニング 495/750点
- ライティング 551/750点
- 一次試験 1581/2250点
- スピーキング 507/750点
準1級の一次試験の合格ラインは1792点なので、あと200点以上足らないことになります。
二次試験の合格ラインは512点ですから、惜しいという感じです。
あと1点あれば合格ラインですし、周りの人の出来具合によれば、これでも合格できていたかもしれません。
■技能別正答数
技能別正答数については下記のとおりとなりました。
- リーディング 16/41
- リスニング 7/29
- ライティング 12/16
- スピーキング 22/38
リスニングの不正解が目立ちますね。
ライティングに関しては12点なので、そこそこかと思っていましたが、スコアが551点と伸びていないことから、周りの受験者の人の方はライティングの成績が良いのだと思います。
準1級の受験者レベルとなると、文章の質が高いのだと思います。
やはり中学生の文章だと各要素で満点は取りづらいのかなと思います。
これらを踏まえて、各技能別の詳細も開示していきます。
■リーディング
各技能別について、要素別の正答数と考察を書いていこうと思います。
まずはリーディングからです。
- 短文の語句空所補充 10/25問
- 長文の語句空所補充 1/6問
- 長文の内容一致選択 5/10問
短文の語句空所補充は、少しだけ問題集をやっていきましたが、まだまだ練習量が足りないので、点数が伸びていません。
ここで半分以上は正解したいところです。
長文問題については、娘は語句空所補充が苦手なようで、いつも点数が低いです。
内容一致選択の方が正答できているのもいつも通りです。
結局、リーディング問題は中学生の文法レベルでは、どうしようも太刀打ちできないので、何とか短文だけでも練習を重ねて、同じ問題が出たら正解できるような力をつけてもらいたいと思います。
■リスニング
続いて、問題のリスニングです。
- 会話の内容一致選択 4/12問
- 文の内容一致選択 1/12問
- リアルライフ形式の内容一致選択 2/5問
Part2の文の内容一致選択は、内容がかなり難しいと娘が言っています。
英語の前に、日本語であっても内容が理解しにくい文面だそうです。
中学生にとっては難しい内容なのだと思いますが、ここも練習するしかありません。
Par1は家ではまあまあ正解できていたのですが、本番になると4問しか正解できていませんでした。
練習の問題集を他にもやりながら実力をつけるしか方法はないかもしれません。
■ライティング
一次試験、最後の技能のライティングです。
- 内容 3/4点
- 構成 3/4点
- 語い 3/4点
- 文法 3/4点
結果のとおり、全て3点で終えました。
以前に比べると点数が2点から3点に上がっているので、徐々にライティングの力はついてきていると思っています。
これはオンラインで英語のレッスンを受けた成果がでているのかもしれまえん。
あとは、どれかの要素で4点満点が取れるかどうかです。
中学レベルの文章だとちょっと幼稚にみられるのかもしれまえんが、減点されないように、スペルミスを無くすとか、文法ルールを間違えないとか、その辺りのネガティブ要素を取り除くしか方法はないと思っています。
これに関しては、最近はZ会のタブレット学習を取り入れていますので、ライティングの実力が付くことを望んでいます。
■スピーキング
そして、二次試験の要素のスピーキングの結果です。
- ナレーション 12/15点
- Q&A 8/20点
- アティチュード 2/3点
この対策はオンライン英会話の英検準1級対策で力をつけてきました。
その成果もあってか、合格ラインまであと一歩まできました。
Q&Aは質問が難解で、回答も悩むので、非常に難しいのですが、ナレーションは自分で組み立てることができるので、12点取れているのは上出来だと思います。
あとは、Q&Aで1点稼げると良いのですが、本当ならアティチュードを満点にして欲しいのです。
おそらく、S-CBTのテープ録音であるデメリットがあるのと、結局、Q&Aで点数が伸びていないので、印象点で2点に留まっているのだと推測されます。
結局、Q&Aで点数が良ければ、アティチュードも3点貰えるというのが、過去の二次試験の傾向です。
■英検合格の目標をもって受験し続けることが大事
英検の受験費用が準1級だと1万円を超えるようになったので、ちょっと受験するのにも日程を考えるようになりました。
まあ、年3回受験できれば良い方かと思いますし、S-CBTのおかげで自由に日程を選べられるようになったのも良かったです。
某英語の先生が言っていましたが、検定は常に受け続けた方が良いということ。
それはその通りだと思います。
やはり目標を持つことは重要だと思います。
目標があることで、意識して取り組むことができますから。
なんとか中学生の間に英検準1級合格を勝ち取ってほしいものです。