お金持ちになれる人の共通点があるらしい。
そんな、お金持ち会社員の10項目の習慣に関する続きです。本日は6~10項目です。
前半の1~5項目については下記リンクです。
リッチマンになるための10項目!いくつ当てはまりますか?【前半】 - なんでも道しるべ
■「お金持ち会社員」の習慣10項目
おさらいとして、下記が10項目です。
- 自分の収支を把握している
- お金の使い方にメリハリがある
- 費用対効果を常に考える
- 「習慣化」するのがうまい
- 短期で儲けようとしない
- 一つにまとめる
- 周りの人を気にしない
- 本業以外の収入を持つ
- お金のことをタブー視しない
- 「お金のニュース」に関心を持つ
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
それでは前回に引き続き、具体的に記事に書かれている内容と、私の考えを含めて、確認していきたいと思います。
■6.一つにまとめる
カードにしても口座にしても、分散させていると管理がしにくく、まとめることでお得になることは多い。
共働き世帯は、家計の口座を一つにまとめておきたい。別々だとどうしても「隠れたムダ」が生じやすくなるから。
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
前回の記事の1つ目の「自分の収支を把握している」という点で書きましたが、最近、まとめて管理できるようにしています。
ただ、この記事で書いている「共働き世帯は家計の口座を一つにまとめる」は、完璧にできていないです。
日常の生活費は、できるだけ私の口座で管理していますが、妻の口座は私の管理範囲外です。
本当は一緒に管理させてほしいのですが、妻が固く拒否します。
一般的に、貯めているだろうと過信していたら痛い目にあうと言われますが、妻の場合は、本当に貯めているから怖い。
「定期積金」の満期のハガキが家に届くことがあり、それで私に知らせてくるのです。
「え?いつの間に?」と驚かされることがあるが、妻曰く、私に教えるとすぐに投資に回されるから嫌らしいです。
何か急に必要になったときに置いておく資金と言っています。
実際、子どもの入学時期に臨時的に必要な買い物が多かったですが、その費用は妻が全て持ってくれました。
できるだけ運用をして複利の効果を高めたいと私は必死ですが、妻のようにコツコツと貯蓄しておくのも、ある意味必要な行為なのかもしません。
■7.周りの人を気にしない
この指摘は面白いです。考えさせられます。
とくに子供のいる家庭は、子供の同級生や同じマンションの家庭など、周りと自分を比較して、同じかそれ以上のことを子供にしてあげたくなるもの。
でも、それが過剰な消費につながってしまうことは多い。
周りは気にせず「自分たちが目指したい暮らしはどのようなものか」を明確に。
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
当ブログの「子どもへの教育」の記事により、悪影響を与えてるかもしれないと思うと、少し考えさせられますね。
私自身は、様々な情報を参考としていますが、真似をしようと思うことは一切ありません。
実際、「うちはうち、よそはよそ」という考えが基本にあります。
娘には出来る限りのことはしてあげて、選択させてあげたいとは思っていますが、何でもという考えはないです。
ブログの記事でも書いていますが、私の教育方針は「英語教育」です。それは私が苦い経験をしたからです。
逆に英語教育に効果があるものは、できるだけ体験させています。
私立小学校受験に関しても、複数の学校を回って、英語の力が伸びそうな学校を選びました。
当然、それ以外の学校の教育理念や授業の雰囲気も参考にはしていますが、やはり一番は「英語教育」です。
「なんでそんなにお金をかけるの?」と思われるかもしれませんが、ある意味で『周りの人を気にしない』という精神です。
私がやりたいことをやってみるということが、子どもにとってどのような影響を与えるかだと思います。
上手くいくかもしれませんし、失敗するかもしれません。
でもそれは、私が育ってきたように全て公立の学校で教育を受けてきたことと、考え方は一緒です。
全て私立で教育を受けることが特別なのではなく、その選択をしただけだと思っています。
■8.本業以外の収入を持つ
いくら本業にやりがいを持ち、ずっと続けたいと思っていても、今後、何が起こるかわからないのが今の時代。
投資の能力でも、副業でもいいので、「もう一つの収入の柱」を今から意識しておく。
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
前の記事の費用対効果のところで書きましたが、私は「本業以外の」を勘違いをして、難関資格取得を目指したことがあり、挫折しました。
ここに書かれているように、「投資の能力」や「副業」でも良いと、今となっては本当に思います。
特に「投資」は絶大だと感じます。
自分に自己啓発でお金をかけてる分を投資に回すことができれば、複利の効果でリターンが返ってくるかもしれません。
ただそれは、私のような人の選択だろうと思います。
能力が高い人は、「副業」で本業以外の収入をドンドン増やせると思います。
しかし、「副業」は会社によっては、居心地が悪くなるので要注意です。
就業規則に副業禁止と書かれてなくても、副業していることが周知されたら、副業に妬む人が必ず現れます。
副業はこっそりすることがベストです。
以前に、ある記事で見たことがあります。
副業がバレる一番の原因は「自分の『口』と『行動』」だそうです。
税金などでバレると思われがちですが、その点はきちんと処理していれば、意外にバレないそうです。
一番は収入が増えて、嬉しくなって羽振りが良くなったり、親しい人に副業のことを話してしまうことがきっかけだそうです。
どれだけ親しくても副業は口外しないことです。
■9.お金のことをタブー視しない
「お金のことを話すのは不作法」という意識が日本人の中にはある。
だが、夫婦間はもちろんのこと、子供との間でもお金のことをタブー視せずに話し合う習慣は必須だ。
教育費に関してしっかり子供と話し合えば、奨学金に安易に頼って将来子供を苦しめることもなくなる。
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
とても大切なことだと思います。
この話し合いには、きちんとリスクまで話し合うことが必須だと感じます。
貯金は「元本割れが無いから安心」と言われますが、インフレリスクがあります。
話し合うには、お互いにそれなりの知識が必要となりますが、それは家庭の誰かがやれば良いと思います。
我が家でも私以外には投資に関心がありません。
ただ、妻にはリスクの話はきちんとしています。
したがって、元本割れする可能性も、その影響を減らすドルコスト平均法という手法も説明します。
さらに、為替の話やNYダウの話、インデックスファンドとアクティブファンドの話もします。
どこまで通じているかは不明ですが、リスクを家庭内で共有して運用しなければ、何かあったときに損切りさせられてしまうからです。
リーマンショックのような世界的な暴落があったとしても、運用を続けるためには、家族の認識と支えが必要です。
もう一点、この記事には非常に良い点が書かれています。それは「奨学金」の話です。
私自身も奨学金を借りています。そして現時点でも返済しています。毎月、数万です。
奨学金制度そのものに反対ではないですが、奨学金を借りて、子どもが返済するのはあまり賢い選択だとは思えません。
親からしたら、特に大学費用は高すぎるのかもしれませんが、高いのではあれば、行かないのも選択の一つです。
「みんなが大学に行っているから」「最近は大学くらいは卒業しておかないと」「勉強したいと言ってるから自己責任」なんて考えは良くないです。
私の考えは、娘がその年齢になったら、家庭収入を公開しようと考えています。
そして、大学費用がどれだけの割合を示しているかを説明する予定です。
というのは、大学は学費だけでなく、それ以外の付随的な費用が必要になり、また高価だからです。(例えば留学など)
今でも、娘には私立小学校の学費はざっくりと説明しています。
そして、公立小学校に行ったら、そんなに学費がかからないことも説明しています。
なぜ教えているかというと、毎日の学校生活を精一杯活動してほしいからです。
学費が分かっていると、授業も集中すると思いますし、一つひとつの活動に積極的になると思っているからです。
実際はどうか分かりませんが、効果が出ることを期待しています。
■10.「お金のニュース」に関心をもつ
うまく活用すれば大きなメリットが得られる制度が続々生まれている。これらを利用しない手はない。
日々、ニュースに関心を持ち、情報にアンテナを張っておこう。
今、どんなことが起こっているかをざっくり把握しておけば、「手を出してはいけないもの」くらいはわかるだろう。
(引用:「将来、お金に困る人vs.困らない人」10の違い、THE21編集部、2016/9/24より抜粋)
この項目に関しては、まずは「少額で良いので『投資』してみる」に尽きると思います。
私自身も最初は、20代前半に20万円の株式投資からスタートしました。
何も分からずに、個別株を購入して、上がったら売るという、単なる投機的な投資をしたものです。
そんな投機であっても、実際にお金を使って投資しているとニュースにとても関心を持ちます。
最初は国内株式で良いと思います。
その後、範囲を広げて、米国、先進国、新興国を投資幅を広げていければ良いのではないでしょうか。
そして、今は、NISA制度やiDeCo制度があります。
自分で株を売買することに躊躇する人でも、積立感覚で、投資信託で運用できるわけです。
それも毎月のように手数料が安くなるニュースが出ています。
これほどまでに、投資を後押ししてくれる状況は驚きです。
『うまい話には裏がある』そう思って、NISAやiDeCoをやらない人もいるかもしれません。
そういうときには、このようなブログやネット情報を収集して、納得してから始めることができるのも、近年のネット社会です。
資金を守ることをも重要ですが、育てることも重要です。
当ブログの情報が少しでも参考になってくれればと思っています。