なんでも道しるべ

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【持たざるリスク】いま買いたいと思っている人は、なぜ4月の調整で買わなかったのですか?

今日の投信の更新は、もしかすると収益率40%台に乗るかもしれません。

昨日は39%でしたので、あと1%なのですが、まだまだS&P500の比率が高いので、指数がプラス0.77%だと、ちょっと届かないかもしれませんが、FANG+がプラス1.77%だったので、これらやNASDAQ100で底上げしてもらえれば、ひょっとしたら40%台に乗るかもと思っています。

収益率40%って一つの区切りだと思っていまして、その理由は、40%だとちょっとはそっとの暴落ではマイ転しないと思っています。

もちろん、FANG+はボラティリティが大きいですし、為替が円高になるとマイナス要素になるので、〇〇ショック級になると40%すら切る可能性もあるのですが、それでも、ちょっと大きな調整くらいだと40%は十分に耐えられる利益率だと思っています。

それが何であっても安心材料であるのは間違いないですね。

とはいえ、40%台に乗ったとしても1日だけかもしれません。

あまりにも最近の上がり方が異常というか、2024年に入り、こんな上昇が訪れるなんて想像もしていなかったです。

分かっていたら先に突っ込んでおくという話になるのですが、分からないがゆえに株の面白さ、株の奥深さがあると思ってはいます。

それにしても、この上昇具合、誰かに説明してほしいくらいです。

たとえAIブームに期待しているからといって、ここまで上げても良いんですかね?

まだ利下げが起きてないんですよ。

いまだ金利5%以上だというのに、株式に資金が流れ込んでいるのが、かなり不思議で仕方ないです。

特に、ビックテック銘柄です。

市場を牽引どころか、他の銘柄をほったらかして勝手に上がっている感すらあります。

これが未来永劫続くわけでもなく、どこかで調整が来ることは来ると思いますし、それが大きいのか、小さな押し目レベルなのか、これこそ誰にも分からないです。

どこかで売りが仕掛けられると思うんですけどね。

■今日40%に乗るのか?

昨日のまだ39%の収益率の結果です。

収益率も収益額も過去最高値です。

上がっているのですから、別に文句はないのですが、ちょっと恐怖を感じているのは、これが急激すぎるからです。

急激な上昇は急激な下落をもたらす、こんなことは相場では常に起きていることです。

だからゆえに、上昇すれば上昇するほど緊張感が増してくるんですよね。

この上昇が信じられない、そんな気分になっています。

■持たざるリスクよりも上昇にビビるくらいで

昨日の米国市場は、市場が開いた時は、前日比プラスマイナスを推移していました。

開いた直後にマイナスに落ちたくらいなので、今日はようやく調整なのかな?と思ったくらいです。

けれども、時間と共にグングンと上昇していって、結局は主要な指数でおおよよ1%前後の結果となりました。

夜中にはかなり大きく上昇していたのですが、このような時には良く起きる「引け前の手仕舞い」に少し押された感じがありました。

あのまま大陽線だったら、それこそちょっとビビるくらいだったのですが、少し売られて終わったので、ある意味、安心と言いますか、いまの相場でもきちんと売る人がいるんだなと思えました。

ここからが勝負と言いますか、大きく上がった次の日が重要です。

強い相場ではない時は、上がっても、翌日に同じだけ下げるというのは、良くあります。

最近のブル相場では、上がっても、上がっても、続くってことが多かったですが、やはり同じだけ下げるというのは良く見る光景です。

今の相場に一喜一憂しないことが大切だと思っています。

というのも、今ここで「持たざるリスク」を認識するのは少し変だということです。

そもそも、これだけ好調だった2024年でも、ほんの2ヶ月前には少し大きめの10%に迫る調整がありました。

持たざるリスクを感じている人は、その調整時に投入できなかった自分のリスク許容度を改めた方が良いってことです。

長期投資であったとしても、株は安く買って高く売ることが原則なので、ここで買う意識を働かせるのは、相場への付き合い方が間違っているとしか思えません。

その意識改善をしてから、実際に投資をして行った方が良いということです。

私なんて逆に、今ここで積立投資金額を絞りに絞って、これ以上は絞れないラインまで絞っています。

新NISAはきちんと積み立てしつつ、絞り切る難しさを感じているくらいです。